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黒尾鉄朗体調不良
最初は、少し頭が痛い程度だった
本当に少し頭痛があって、少し身体がだるい程度だった
朝、起きてみたら頭に少しだけ衝撃が走った
鈍痛だった
今日は休日、と言っても部活がある
致し方ないことだ、俺たちはゴミ捨て場の決戦を実現するために頑張っているから
ハードな練習
でも仲間達と楽しみながらする練習
そして、最高学年、主将と言う肩書きのせいで休めなくなってしまった練習
そんな練習を初めて、「休んでしまおう、」と考えた
でも、俺の中にあるプライドが許さなかった
俺の家族構成は父親、祖母、祖父、俺の4人
父親は遅くまで仕事で話す時間はあまりない
祖母と祖父はいつも二人でいて、仲がいい
つまり、俺が相談する人なんて、必然的に居ない
だからだろう、俺は甘えるという動作をいつからか、忘れていた
勿論チームメイトを信頼していない訳ではない
研磨や、やっくん、海達は信頼しているし、何より仲のいい同級生と可愛い後輩だ
だが、相談できる人間と、信頼できる人間は同一ではない
そうして、いつしか俺の心の拠り所は無くなった
朝ごはんを軽く食べ、頭痛薬を飲んで音駒高校体育館に向かう
主将だから、一番に着いていないといけない
そう、思っているから走っていく
走ったせいで頭痛が悪化しようとも、そこは踏ん張るしかない
そうして、体育館にいつも通り1番に着いた
そして、ボールの個数確認、用具の点検、スクイズの確認をしてコートの準備に取り掛かった
いつものルーティン
だけど、いつもより少し、時間がかかってしまった
なぜ、かは考えないことにして、
俺がコート準備をしていると1年の芝山、犬岡、リエーフが来た
芝山「え、黒尾さんもう来てたんですか!?すみません、、遅くなって」
黒尾「え?なんで芝山が謝るのよ、俺がしたくてしてるんだから気にしないで」
犬岡「いや、芝山の言う通りっす、1年である俺らが先に来て準備するのが当たり前、」
黒尾「、、そういう、1年だから、3年だから、とか音駒にはさ、必要ないんでない?」
灰羽「そ、うっすね、、黒尾さんがそう言うなら、、でも、俺に手伝わせてください!」
黒尾「はいはい、ほら準備して手伝えー」
1年「っ、はい!」
そんなこんなで1年と準備をしていたら3年と2年が一斉に来た
夜久「お、1年に紛れて3年発見」
海「黒尾は相変わらず早いな」
山本「ぬぉ!黒尾さんが早く来てるんだったら俺も早く来ればよかった」
黒尾「いいんだよ、山本、、、ッ」
今確かに俺の頭に微かな痛みが迸った
孤爪「どうしたの、クロ」
黒尾「あぁ、いや、なんでもない 」
研磨に訝しげな目で見られた。
流石は幼なじみと言うべきか、鋭い観察眼である
そうこうしているうちにネットを立て終えて、練習が始まる。
そうして、俺は後悔することになる。
あの時、休んでいれば良かったな、と、
コメント
3件
寺島あおいです🤍読ませていただきました。 「相談できる人間と、信頼できる人間は同一ではない」——この一文にグッときました。黒尾さんの“主将”としての責任感と、誰にも甘えられない孤独がひしひしと伝わってきます。研磨に気づかれるシーン、幼なじみだからこその鋭さで、ここからどうなるんだろう…と続きが気になります。体調を押してまで練習に行く選択の先にある“後悔”、どんな形で訪れるのか、そっと見守りたい気持ちです🌷
#ご本人様とは一切関係ありません
うみしお
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桜空

954
#ハイキュー
猫宮 恋琉
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