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ーぜんこぱす視点ー
「ステージは,成程…学校と。」
「私の能力が最大限生きる場所だ。ランダムとはいえやはり私に運も味方している。」
腹立つ奴だ。その顔面,どうしてやろう。
そう思った一瞬__
そう音がした。ぽれは嫌でも察してしまう。
嗚呼。今ぽれのまわりは燃やされているのだと。そしてぽれも直に燃やされる。
「油断しすぎだろ白熊サン♪」
間髪入れずにエルフが攻撃を仕掛けて来る。ぽれは咄嗟に避け,廊下を走りながら弾を装弾する。これはぽれ専用の特注品だ。
バンッ そう音を鳴らし銃を発砲する。
エルフには当たっていた。片足に傷,いや。傷よりも相当なものだが…怪我を負っていた。チャンスだ。ぽれは更に走り距離を稼ぐ。
_____だがエルフの走力に人間如きじゃ撒くことなど不可能である。それを表すように目の前にはエルフが佇んでいた。
足も再生しておりまるで効いてない。
弾切れ。万事尽きた。エルフは窓に寄りかかるぽれの周りに炎を発生させながら近付いてくる。
熱い、あついあついあついあついあついあついあついあついあついあついあつい__”
残りの体力を振り絞り,ぽれは一か八かで窓に飛び込む。外に出なければ。本能的にそう感じた為だ。
でも人間の様な種族が窓から落ちて無事なわけが無い,
が_何故か奇跡的に着地は出来た。足は恐らく折れただろうと分かるが,そんなの気にしていたら今にも死んでしまう。逃げなければ。
足を引きずりながら逃げるぽれを嘲笑いながらエルフは言う。
「能力まだ使ってないけど,使わないで勝てると思ってるかな?白熊サン♪♪」
そうしてすぐさま炎が周りに発生する。
その思考の一瞬の隙さえ逃す事のないエルフは何処から持ち出したか分からないパイプでぽれの頭を殴り掛かる。
もうぽれは瀕死で,負けている様なものだった。
「選べ,死か絶対服従か。どちらだ。」
絶対服従_
それは名前通り死闘に負けた相手に服従するのだ。それは奴隷などでは片付けられない。勝手に死ぬ事さえ許されない,物のような。そんな扱いを受ける。エルフであれば余計だ。
そんな奴に服従するのだけは嫌だった。ラテさんにした事も,レイマリさんにした事も。全部忘れては居ない。こんなクズ野郎に殺されるのは不本意だが,絶対服従するくらいなら自ら死ぬさ。
「ぽれは,死を選ぶ」
掠れた声。エルフに届いているのかも分からない。最後見たのはエルフが微笑しぽれの胸部にナイフ…?不明だが刃物を突き刺した光景だった。
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ーエルフ視点ー
「よっわ♪」
これだから人間や珍獣は,絶対服従をすれば生きられるものを。
さて,生徒手帳に死闘の終了を記録してステージを出ようとした
その時_________
「舐め過ぎでしょ。ステージを出る,死闘が終わるその時まで油断すんなよ♪♪」
は?誰の声だ。私が困惑を隠せないで居るとそこに見えた人…は間違いなく
「な,んで…」
私はパニックに陥る。言語すらまともに発する事が出来ない。そんな。
“人間が生き返るなんて”そんな訳ない。
「神葬ノ槍”_。」
そんなよく分からない事を言うと思えば、放心状態の私に白熊は”光る槍”を突き刺す。
私は油断していた為胴体に槍が貫通する。
痛い。とんでもなく。
だが再生出来るからなんとも___
「何,で”!!?何で再生,しないッの!”“」
私の貫かれた胴体は再生すること無く血が止まらない。何故だ。エルフには長けた再生があるのだぞ。何故だ。
「いや~,エルフ如きに負けるなんてこいつもまだまだだな…”」
此奴も?いや,負けたのはお前のはずだ何故別人のように…
「俺を出させた事を褒めてやる。そして冥土の土産に教えてやる。俺,そしてぽれの能力は」
だ。
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はい終わり!!この物語はぜんさん無双系と言うか。圧倒的な強者でありたかったのでね!!能力は神々に愛させてもらいました。
勿論,神々とは多種多様な種類で,その中に”創造神”もあります。え?どこかで聞いたことあるって?
補足しておくとこの物語では創造神とは,想像や想いを馳せる事で願いが叶う。つまりその結末が創造されるという事です。
いやー伏線とか作るの苦手なので全部成り行きですがとりあえずは続けれそうです!
ではでは!
👋🏻