冬。
1年間で
イベントが
沢山ある季節、
だと思う……。
明日は
待ちに待った
クリスマスだ。
今は
大人になって
サンタさんに願い事〜とか
シャレにならないかもだけど。
大人になっても
願い事は叶えて欲しいさ。
小さい頃に遡る。
あの日
初めて見た。
変なお話。
…
小さい頃…
若 「 ふぁ〜……眠いなぁ 」
お父さんは寝ちゃったし…
いやいや、
でもサンタさんは
見るんだ!!!
この目で!
若 「 ん…、いい事思いついた! 」
寝るフリをして、
目を細めさせて、
サンタさんを
見ればいいんだ!
そうとなれば
やるか!
若 「 ……ん、 」( 寝たフリ
音は聞こえない。
もう少し経ったら、
見てみるか……
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1
若 「 ……、 」( パチッ
若 「 ぇッ!? 」( 驚
いつの間にか
枕の隣に
プレゼントが置かれていた。
親が起きているか
確かめに行った。
若 「 ……寝てる、じゃあ…どうやって…? 」
お父さんは
いびきをかいて
ぐっすりと
寝ていた。
じゃあ誰が……?
ほんとにサンタさんが来たのか……?
と
頭の中で考えたが
どうも思いつかない
それよりも
おかしい事があった。
寝ているお父さんの隣にも
プレゼントが置かれていたのだ。
若 「 えっ??、お父さんに……? 」
初めて見た光景に
驚きを隠せなかった。
大人にも……
プレゼントって
あるんだ。
…
そして今
大人になった今でも
少し信じてる
馬鹿らしいとは
思うが
やっぱり
疑うことが出来ないのだ。
若 「 ぁ〜、クリスマスプレゼント来ないかなぁ〜 」
大 「 ふッ笑何言ってんの笑、 」
藤 「 来たら面白そうだけどね〜笑 」
大 「 いやいや、来ないでしょ笑さすがに笑 」
藤 「 え〜?分かんないよ〜?笑 」
若 「 そうそう、来るかもだぞ〜?笑 」
元貴には
馬鹿らしッてツッコまれた。
涼ちゃんは
共感してくれたけど。
でも、
どうしても
あの日の事が忘れられなくて
どうしようも出来ないんだ。
…
藤 「 んー、明日はクリスマスだね〜。 」
大 「 だね〜。 」
若 「 涼ちゃん、サンタさんに何頼む〜? 」
藤 「 ん〜、ゲームかなぁ……笑 」
若 「 俺も同じ、ゲームだなぁ……笑 」
大 「 2人とも、馬鹿げた事言ってないで料理頼んでよ笑 」
若 「 あーい笑 」
藤 「 すいませんね……笑 」
…
大 「 ふぅ、そろそろ帰るか。 」
若・藤 「 だね。 」
藤 「 じゃ、僕こっちだから、じゃーね、2人とも〜 」( 手振
若・大 「 じゃ〜ね〜 」( 手振
大 「 僕達も帰るか〜。 」
若 「 だね〜。 」
ふとスマホを
見ると、
0時ぴったりだった。
大 「 ぉ、クリスマスだ。 」
若 「 そーいえば、元貴の聞いてなかったな… 」
大 「 僕の?笑ないよ笑 」
若 「 え〜?そっかァ〜笑 」
大 「 あのさ…、若井 」
若 「 ん……?どした、元貴 」
大 「 これ、…あげる。 」
若 「 おぉ、元貴からのクリスマスプレゼント〜?笑、ありがと、 」
大 「 後……、 」
若 「 ……ん? 」
大 「 若井…、好き……。 」
若 「 えッ……? 」
大 「 ……じゃ、じゃあねッ!若井! 」
若 「 ちょ、元貴ッ…、 」( 手掴
大 「 ッ……、! 」( 顔赤
若 「 今の……って…? 」
大 「 そのまんまの意味…だけど、 」
若 「 ありがと、元貴。 」
大 「 ……お、おう… 」
これが
伝えたかったこと……?
サンタさん。
大人になっても
願い事は
叶うって事?
サンタさん。
若 「 元貴、俺も好きだ。元貴の事が 」
大 「 ッ──…!! 」( 涙溜
若 「 チュッ… 」
大 「 んむッ……///!? 」( 照
若 「 は、…元貴サンタには感謝しないとね…?♡ 」
大 「 ん、…ぇ……? 」( こて
若 「 うち、今日泊まってって?♡ 」
大 「 ぅ……、ぅん…/// 」
𝐓𝐡𝐚𝐧𝐤 𝐲𝐨𝐮
/ 子供の頃のお話は
作者の実体験です。
コメント
5件
初コメ失礼します🗣 けけけさんの儚い感じ本当憧れますㅠㅠ
サンタさんのすごい経験ですね!! めっちゃ好きすぎます!サンタもっくん可愛い♡