コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
今回はBonnie君に園子ちゃんをやっていただきます()
園子ちゃん…ヤンデレcdの中では三番手になってしまいがちだが、僕は好きだぞっっ(???)
今回は「」がありません。お話の都合上、無くてもいいかと判断したからです。
何せボニーが独り言言いまくるだけだし…
前回→「こんばんは」
今回→こんばんは
被害者はChicaちゃんです。
今回も何人かが壊されてます。ごめんよm(_ _)m
これも無印…で考えて打ってたけど、正直何でも良いです。
何でも許せる人向け。
本家。コピペして飛んでください↓
https://youtu.be/VZK_ETXezs4?si=SUe396uNVMLAB6qq
それでは本編始めます。いってらっしゃーい!!!
(このスペースはワンクッション)
こんばんは。調子はどう?…ふふ。元気そうで何よりだよ。
ほら見て。今日は、こんなに月が綺麗だよ。…懐かしいね。最初に君とマトモに話したのも、こんな綺麗な月の夜だった。
あれはきっと、運命の出会いだったんだ。あの時、僕のベースが壊れちゃって、倉庫で泣いてた時に、君は慰めてくれたよね。君よりさほど人気のなかった僕を。でも僕…恥ずかしくて、顔を上げられなくて。君がスタッフさんに言いに行ってる間に、逃げ出したんだ。あの時は、急に居なくなって、ごめんね。
あの日から半年後。僕が調子を崩して、ステージの上で、子供が見てるのにベースの音がまた出なくなった時、君が子供達の気を逸らしてくれたよね。「こんな僕をまた助けてくれたんだ。」って、そう思ったんだ。君は…覚えていなかったみたいだけど。
あの時、満足にお礼も言えなくてごめんね。僕、嬉しくて、舞い上がってて。何を言っていいか分からなかったんだ。
その後も、君は僕のために練習に付き合ってくれたり、一緒に遊んでくれたり。僕は、君の優しさに、何度も救われたんだ。僕は君のためなら何だってできる。あの時、そう思ったんだ。
でも…君の優しさは、僕だけに向けられたものじゃなかった。君には、僕という恋人が居るんだから。Foxyも、遠慮してくれれば良いのに。いくら友達だからって、毎日Chicaとおしゃべりするなんて…そんなのおかしい。君も…Foxyとは昔からの付き合いだからって、聞いてくれなかったよね。Foxyが君の傍にいる間、僕…ずっと寂しかったんだよ?でも…君はそんなこと、全然気づいてくれなかった…
それが怖くて…辛くて…いつか、ChicaがFoxyのことを好きになっちゃうんじゃないかって…
だからある日、勇気を持ってある「決断」をしたんだ。Foxyには…居なくなってもらおうって。分かってる。僕のあのときの決断は、決して皆に認められない事くらい。でも、僕にとっての世界、ううん。宇宙の全ては、君だけなんだ。君の代わりはどこにも居ない。君の代わりには誰にもなれない。君の為に罪を被るなら、僕はどんな罪を被ったって構わないんだ。君が僕を…僕だけを見つめてくれるなら、何だってする。
ううん。「してきた」だね。僕、君のおかげで少し自信がついたんだ。初めの頃は皆、僕を見てくれなくて。でも、最近は違うんだ。皆の目は常に僕の方を向いているし、近づいたら、歓声を上げて喜んでくれるんだ。ただ…一つ残念なのは、君とショーができない事だけどね。でも…ここに帰れば君はいつでも待っていてくれる。僕はそれが今、一番嬉しいんだ。
あ、ごめん。お水をあげないとね。
花って良いよね。手をかければ、ちゃんと育って咲いてくれる。この花は、君と僕が大事に育てている花だからね。きっと綺麗な花が咲くと思うよ。
あ…えっと…何の話、してたんだっけ?…あ、そうそう、Foxyの話だったね。
僕、あの日の夜のこと、今でも鮮明に覚えてる。舞台裏に彼を呼び出して、一応、話し合いはしようとしたんだよ?「Chicaは僕の恋人なんだから、距離を置いてよ」って。そしたらあいつ…僕のことを「泥棒」なんて言うんだよ。…Foxyは君のこと、ずっと前から好きだったんだね。フフッ…あハッ…でも…「泥棒」だなんて…ラブコメじゃあるまいし…フフ…随分的外れな表現だよね。フフッ…僕、思わず笑っちゃった。
言葉はともかく、Foxyの態度は頑なだったから、なんとなく予想ついてたんだ。話し合いなんて、無駄だ。だから僕、あいつを壊すことにしたんだ。フフッ…でも…おかしいよね。Foxy、僕が持ってきたベース、叩く道具かと思ってたみたい。だって、腕を上げて、頭をガードするんだもん。…大事な部品がいっぱい詰まったお腹がガラ空き。こんなに尖ってるベースなんだから、最初は突き刺すに決まってるじゃないか。その後、あいつの中身をちゃーんと抉り出しておいたよ。今は多分…外でカラスのおもちゃになってると思う。
でも… 一番困ったのはFreddyだったね。バンドのリーダーだから、少しくらいは大目に見てあげないとって思ってたんだけど…君がステージに上がらなくなってから、ずっと僕のことを観察してたみたい。最後には「お前がChicaを監禁してるんだ」なんて言い出すんだもん。フフッ…監禁なんかしてないよね?君はただ、僕と一緒に居てくれるだけなのに…
やっぱり君をステージから遠ざけるのは正解だったね。あんな奴と一緒に居たら、君はずっと囚われの身だもん。それでも、あまりにしつこいから、この前ここに入れてあげたんだよ。あ…そういえば君も一緒に居たよね。ごめんごめん。あのときのFreddy、ものすごく歪んだ奴だったね。警備員さんが居ない日で良かった。本当にあいつ…棚のてっぺんから床の下まで、隅々まで捜そうとするんだもの。あんな野蛮な奴が店に居ることを知ったら、ぞっとするだろうし…
あ、ごめん。あんな奴でも、リーダーだもんね。…大丈夫。Freddyには手を出して無いから。でもあいつ、本当にChicaを捜してたのかな?目の前にChicaが居ても、全然気付かないんだから。その上、君を見て
「悪趣味」だなんて…僕、あのとき思わず刺し殺してやろうかと思っちゃった。でも、君の目の前であんな残酷な光景を見せるわけにはいかないから、僕ちゃんと我慢したんだよ?
多少、姿形が変わっただけで分からなくなるなんて…あいつもリーダーな割には大したこと無かったね。諦めて帰る時の、あの悔しそうな目。…おかしいを通り越して、可哀想だった。…彼はまだ僕のことを疑っているみたいだけど、僕はもう気にしないや。君がずっとここに居て、僕だけを見つめてくれるから。
その吸い込まれそうな黒い目で。その優しい笑顔。こんな真っ白な顔になっても、僕は君をちゃんと愛せる。あいつらと僕では、君を愛する次元が違うんだよ。君と一緒に花を育て、咲かせるのは、僕の夢だったんだ。君に根付いたこの花も、あと二、三日もすれば咲くと思う。やっと…僕達の願いが叶うんだね。
Chicaを養分に育ったこの花は、どんな綺麗な花を咲かせてくれるのかな…。本当に楽しみだね。フフフッ…それじゃあ、おやすみ。永遠に君を愛してるよ…。いい夢を見てね。