コネシマ「❤とコメントありがとな! 」
ウツ「これからも応援してくれると中の人も喜ぶからよろしゅうな!」
⚠️
・この小説はぽんこつチャンネル様のゲームと同じでやっていきたいと思います
・アンチやネタバレはお辞め下さい
・鬱先生がウツ・ラインヴァイス。コネさんがコネシマ・ノインテーター。瑠海がルウ。
・関西弁は無くさせて頂きます。すいません
・表情は言葉などで表しますが気にしないで楽しんでください
コネシマ「⋯⋯以上が、調査の結果
お前の父親がやっていたことだ」
ウツ「お父様が⋯⋯
お母様を生き返らせようと⋯⋯」
コネシマ「ああ、間違いないだろう」
ウツ「お父様⋯⋯(泣」
コネシマ「これで完全に俺の仕事は終わったが⋯⋯
どうする?ウツ・ラインヴァイスよ(ニヤ」
ウツ「私は⋯⋯」
ウツ「お母様を生き返らせたかったとはいえ
お父様がやっていたことは許されません」
ウツ「ですが⋯⋯」
ウツ「殺されていい理由にはなりません」
コネシマ「それで?」
コネシマ「おい、どうした?」
ウツ「ちょっとこっちを見ないでください」
コネシマ「はあ?どうしてだ?」
ウツ「着替えるんですよ」
コネシマ「ふんっ
お前みたいなガキの裸を見たところで⋯⋯(笑」
ウツ「いいから早く!」
コネシマ「わかったわかった(💧」
ウツ「コネシマ様、あなたに新しく依頼をします」
ウツ「ラインヴァイス家の『お嬢様』としてではなく⋯⋯」
ウツ「ウツ・ラインヴァイスという
一人の人間として」
ウツ「お父様を殺した犯人を⋯⋯
一緒に、見つけてください⋯⋯」
コネシマ「それが、お前の勝負服ってやつか?(ニヤ」
ウツ「⋯⋯はい!(ニコッ」
コネシマ「その対価は?」
ウツ「私にできることがあれば
なんでも⋯⋯」
ウツ「あ、なんでもって言いましたけど
エッチなのはちょっと⋯⋯(引」
コネシマ「アホか、ウツ・ラインヴァイス
アホなのか?(呆れ+睨」
ウツ「私はまじめに言ってるんですよ!」
コネシマ「⋯⋯まあ、俺もこの事件に興味があるからな」
コネシマ「引き受けてやろう(ニヤ」
ウツ「本当ですか?」
コネシマ「うむ、新しい依頼
このコネシマ・ノインテーターが引き受けた」
コネシマ「さあ、今夜は満月だ⋯⋯」
コネシマ「犯人よ⋯⋯」
コネシマ「赤き月の下でユカイに踊るがいい」
コネシマ「コネシマ・ノインテーター様を
せいぜい楽しませてくれよ?(ニヤ」
〜エンディング〜
ルウ「やっほー
ここまで見てくれてありがとう」
ルウ「鏡をとおして、君らを見てたんだけど
画面ばっかり見てて、表情はわからなかったんだよね」
ルウ「楽しんでくれたかな?」
ルウ「まあ、そんなことは、どうでもよくて⋯⋯」
ルウ「君らに伝えたいことがあるんだ」
ルウ「ほら、今回、ウツちゃんのお父さんが
殺されちゃったでしょ?」
ルウ「あの犯人ね⋯⋯
今回登場した人たちの中に、いるみたいなんだ」
コネシマ、ウツ、エリーゼ、ディアナ
ゴードン、バインツ、カイ、ベルント
ルウ「今回登場した人たちは
この人たち」
ルウ「この中から、ウツちゃんのお父さんを殺した犯人を
推理して当ててみてよ」
ルウ「と、言ったところで
まだ情報がなさすぎるもんね」
ルウ「安心していいよ
今回の話はあくまで序章」
ルウ「コネシマとウツちゃんの出会いを
描いたお話だったんだ」
ルウ「次回から、ジャージ姿に着替えたウツちゃんと
コネシマの事件の調査を開始するよ」
ルウ「だから、次回の情報をふまえて
犯人を推理してコメントに書いてほしいってわけ」
ルウ「おーけー?」
ルウ「今回はそのことを伝えたかったんだ」
ルウ「詳しくは、また次回
僕が説明するよ(ニコッ」
ルウ「さあ、今回のコネシマの事件簿は
ここでいったん、終わり」
ルウ「また次回、僕に会いにきてよ(ニコッ」
ルウ「それじゃあ⋯⋯
またね⋯⋯」
ウツ「前回のコネシマの事件簿!!」
※あとでコネシマの事件簿に書き換えておきます
コネシマ「帰りたい⋯⋯」
ウツ「前回、私、ウツ・ラインヴァイスが
夜中に出歩くお父様を心配して、追いかけました」
ウツ「すると、お父様は見失ってしまったのですが
悲鳴が聞こえたので、かけつけてみると⋯⋯」
ウツ「男女の死体と、怪しい人物に出会ってしまったのです!」
ウツ「私は必死に逃げましたが
その途中でなぜか⋯⋯」
ウツ「人外が住む街⋯⋯『リューゲンベルグ』へと
迷い込んでしまったのです」
コネシマ「わー、ふしぎだなー」
ウツ「そこで出会ったのが、最凶と呼ばれた吸血鬼
『コネシマ・ノインテーター』様!」
絵:ウツ・ラインヴァイス
※絵はご想像におまかせします
コネシマ「待て、これが俺なのか?」
ウツ「そして、鏡の中のオオカミ少年
『ルウ』」
絵:ウツ・ラインヴァイス
コネシマ「誰だよ⋯⋯」
ウツ「探偵をしているというコネシマ様に
私は、お父様の調査を依頼したのですが⋯⋯」
ウツ「なんと⋯⋯」
ウツ「お父様の部屋に、首なしの死体が⋯⋯!」
コネシマ「お前でよく見えない」
ウツ「あ、すみません
でも、文字だけですしよくないですか?」
コネシマ「それを言うな」
ウツ「首がない死体は
お父様ではなかったのですが⋯⋯」
ウツ「私のお父様は、隠し部屋の中で
殺されていました⋯⋯」
ウツ「はたして私たちは、お父様を殺した犯人を
見つけることができるのでしょうか!」
ウツ「コネシマの事件簿、始まりです!」
コネシマ「なあ、このコーナー、お前だけでよくないか?」
コネシマ「おい、ちょっと待て!」
コネシマ「さて、なにをするかな⋯⋯」
コネシマ
元・最凶の吸血鬼な
私立探偵
態度☆☆☆☆☆
身長☆
能力☆☆☆☆☆
ウツ「やっぱり、現場の調査とかですか?」
ウツ
ラインヴァイス家の
一人娘
貴族 ☆☆☆☆☆
やる気☆☆☆☆☆
好奇心☆☆☆☆☆
コネシマ「それもあり、だな⋯⋯」
ウツ「では、さっそく行きましょう」
ウツ「警察が来てしまうと
自由に動けなくなってしまうかもしれません」
コネシマ「ふむ⋯⋯
まあ、それでもいいか」
ウツ「では、行ってきます!」
ウツ「(`・ω・´)ゞピシッ」
コネシマ「お、おい、ちょっと待て(💧」
ディアナ「ウツお嬢様!」
ディアナ「こんなところでなにやってるんですか? 」
ディアナ「さあ、早くお部屋にお戻りになって!」
ディアナ「さあ、さあ、さあ、さあ!」
ウツ「ダメでした!」
コネシマ「アホか、ウツ・ラインヴァイス
アホなのか?(呆れ」
ウツ「まさかディアナが
部屋の前で見張っているとは⋯⋯」
ウツ「これは、こうみょうな罠です⋯⋯(💧」
コネシマ「何が罠だよ⋯⋯」
ウツ「色々と終わるまで、私は部屋で待機だそうです」
ウツ「殴られて、気絶したことも心配していました⋯⋯」
コネシマ「ダメだろうとは思っていたが
まさここまでとは⋯⋯」
コネシマ「手を貸してやらないこともないが⋯⋯」
ウツ「ぜひ、お願いします!(✨」
コネシマ「だが、手を貸すのと、貸さないのでは
どっちが面白いんだろうな(ニヤ」
ウツ(コネシマ様が手伝ってくれるように
お願いしなければ!)
ウツ「コネシマ様、私はどうしても
お父様を殺した犯人を見つけたいんです」
ウツ「そのためには、こんなことで
足止めされている場合ではないんです(真剣」
ウツ「どうか、私に力を貸してください」
コネシマ「どうした、急に⋯⋯
最初からそのつもりだが?(💧」
ウツ「えー⋯⋯」
ウツ「どっちが面白いかなんて
言うからですよ⋯⋯」
コネシマ「任しておけ
より、面白くしてやる」
バサバサッ
ウツ「なんですか、今の!(✨」
コネシマ「うむ、俺だけの能力に『病気を流行らせる』
というものがあるのだが⋯⋯」
ウツ「もちろん知ってますよ!」
ウツ「ノインテーターが最凶と呼ばれた原因!
防御不可能なチーノ能力!」
ウツ「エビリィッ!!」
ウツ「ブラッディッ!!(✨」
ウツ「デストロイッ!!」
ウツ「ノインテーターッ!!」
コネシマ「⋯⋯⋯⋯」
コネシマ「⋯⋯終わったか?」
ウツ「す、すみません」
ウツ「それで、そんな危ない能力が
どうかしたんですか?」
ウツ「ま、まさか今、使ったのって⋯⋯」
コネシマ「まあ、皆殺ししてしまえば必然的に犯人も死ぬからな(悪い顔」
ウツ「そ、そんなこと私は望んでません!」
コネシマ「冗談だ、そんなに焦らなくてもいいぞ
ウツ・ラインヴァイス」
コネシマ「残念ながら、今の俺には
そこまでの力はないし、仮にあっても、やる気はない」
コネシマ「それに、今の能力は『病気を流行らせる』から
少し変わってしまったんだ」
ウツ「変わった?」
コネシマ「『ウワサを流行らせる』
それが今の俺の固有能力だ」
ウツ「昼下がりの奥様に、喜ばれそうな能力ですね」
コネシマ「なんか言ったか?(睨」
ウツ「いえ!なにも!」
ウツ「つまり、流行らせるものが
変わったわけなんですね」
コネシマ「病気もウワサも、目に見えず
そして広がるものだからな」
コネシマ「と、自分では思っているが
実際はどうしてそうなったのか、よくわからん」
ウツ「不思議ですねー(ビックリ」
コネシマ「とにかくこれで大丈夫だ
もう一度行ってこい」
ウツ「ど、どんなウワサを流行らせたのか
聞いてないんですけど!」
コネシマ「それはすぐわかる」
コネシマ「ほら、行ってこい!」
ウツ「はい⋯⋯」
ディアナ「!」
ディアナ「ウツお嬢様、先ほども言いましたが
お部屋にいてくださいませ 」
ディアナ
おっとり×天然
メイド
家事☆☆☆☆☆
運動☆
笑顔☆☆☆☆☆
ウツ「待ってください
私はお父様の部屋に行きたいんです」
ディアナ「どうしてお嬢様が⋯⋯(💧」
ディアナ「ま、まさか⋯⋯」
ディアナ「ウツお嬢様が、数々の事件をこっそりと
解決しているというウワサ⋯⋯」
ディアナ「あれは本当だったんですね!」
ウツ「んんー?」
ディアナ「空前絶後の美少女低探偵!」
ディアナ「あのシャーロック・ホームズの生まれ代わり!」
ディアナ「それで今回の旦那様の事件の
解決にも乗りだしたということですか⋯⋯」
ウツ「なんですか、この展開」
ディアナ「そういうことなら、しかたありません
どうぞご自由にお通りください(ニコッ」
ウツ「そ、それは助かります」
ディアナ「いえ、名探偵ウツお嬢様のためですから」
ウツ「あ、それなら私がこの場所にいる意味も
ありませんよね」
ディアナ「私は、食堂にいますので
なにかあったらすぐにお呼びください」
ウツ「ありがとうございます(ニコッ」
ウツ「ちょっとコネシマ様に説明してもらう
必要がありそうですね」
ウツ「なんか変なことになってるんですが?」
コネシマ「効果バツグンだったろ?(ニヤ」
ウツ「いやいや、なんで私が名探偵に
なってるんですか!」
コネシマ「その方が今後も行動しやすいと思ってな」
コネシマ「この屋敷全体に、お前が実は名探偵だという
ウワサを流行らせておいた」
ウツ「もはや洗脳でしたよ、あれ」
コネシマ「そうだな、今回は0の状態からウワサを流行らせたんだ
ほぼ洗脳に近いな」
コネシマ「だが、これほどまでに強力なウワサを
流行らせることは、もうできないぞ」
ウツ「そうなんですか?」
コネシマ「病気と同じで、二度目はかかりにくいんだ」
コネシマ「とにかく、これでお前は名探偵になったんだ
屋敷内で動きやすくなるんじゃないか?」
ウツ「そう⋯⋯かもしれません」
コネシマ「まずは父親の部屋を調べるんだろ?」
コネシマ「わざわざコウモリになって
飛んでいくのも面倒だ」
コネシマ「名探偵に、この部屋から
父親の部屋まで連れて行ってもらおうか(ニヤ」
ウツ「でも、それじゃあ
誰かに会うかもしれませんよ?」
ウツ「さっきまで、部屋の前にディアナがいましたし
他の人もどこにいるか⋯⋯」
コネシマ「その時は、お願いでもすればいいだろ」
ウツ「うーん⋯⋯やってみます」
コネシマ「父親の部屋までのルートを確保したら
ルウをとおして、俺を呼べ」
ウツ「お父様の部屋にある鏡に
話しかければいいですか?」
コネシマ「うむ、それでいいだろう」
コネシマ「と、いうことだ
わかったか、ルウ」
ルウ「おっけーおっけー
話しは、ばっちり聞いてたよ」
ルウ
鏡の中の
不安定な存在
愛嬌☆☆☆☆☆
耳 ☆☆☆☆☆
謎 ☆☆☆☆☆
ルウ「ウツちゃんがお父さんの部屋に着いたら
コネシマに教えればいいんでしょ?」
コネシマ「そのとおりだ」
ルウ「まっかせてよ」
ルウ「ウツちゃん、頑張ってね」
ウツ「よろしくお願いしますね、ルウ(ニコッ」
ルウ「はーい」
コネシマ「では、行くのだ
ウツ・ラインヴァイスよ!」
ウツ「ウツ・ラインヴァイス、いきます!」
ウツ「(`・ω・´)ゞピシッ」
ウツ「あ、色々調べたことを書くために
メモも持っていきましょう」
ウツ「よーし、これに⋯⋯」
ウツ「あ、探してたマンガ⋯⋯
こんなところにあったんですね」
ウツ「って⋯⋯今は読んでいるヒマはありません!」
ウツ「さあ、行きましょう!」
エリーゼ「あ、ウツお嬢様!
着替えたのでございますね!」
エリーゼ「ひらひらでお人形さんみたいな
服装もお似合いですが⋯⋯」
エリーゼ「実はそっちの方が、お嬢様らしいと
ひそかに思っていたでございます!」
エリーゼ
敬語が苦手な
超ドジっこメイド
家事☆☆
ドジ☆☆☆☆☆
敬語☆☆
ウツ「ありがとうございます(ニコッ」
ウツ「動きやすくていいですよ
汚れてもきになりませんし」
ウツ「エリーゼも、よく転ぶから
メイド服ではなく、ジャージがいいんじゃないですか?」
エリーゼ「お嬢様!
メイドにはロマンが詰まってるでごじゃいます!」
エリーゼ「そんな軽々しく、他の服と
比べていいものではないでございますよ!」
ウツ「そ、そうなんですね⋯⋯
すみません」
ウツ(エリーゼがここにいたら
コネシマ様が三階へ上がれませんね)
ウツ「エリーゼ、私が名探偵だってことは
知ってますか?」
エリーゼ「もちろんでございまする!(ニコッ」
ウツ「なら話は早いです」
ウツ「秘密の調査をしたいので
この場所から離れててほしいんです(ニコッ」
エリーゼ「秘密の調査でございますか!
ウツお嬢様かっこいいでござる!」
エリーゼ「ですが、執事のゴードンさんに
ここをしっかり見張ってるように、言われてるでござる(💦」
エリーゼ「ゴードンさんに怒られたくないので
離れられないでございます」
ウツ「ゴードンさんが?(ビックリ」
エリーゼ「旦那様を殺した犯人が
どこから侵入したかわからないので⋯⋯」
エリーゼ「念のため、屋敷全体を手分けして
警備してるでございます」
ウツ「なるほど⋯⋯」
ウツ(エリーゼはゴードンさんに
怒られたくないんですね⋯⋯)
ウツ「それならエリーゼが安心するように
私からのお願いなら、聞いても大丈夫だと思わせれば⋯⋯」
ウツ(そうですね⋯
立場をを利用したりした方が、いいかもしれません)
ウツ「大丈夫ですよ、エリーゼ」
ウツ「私を誰だと思ってるんですか」
ウツ「ウツ・ラインヴァイスですよ!」
ウツ「私からの命令だと言えば
エリーゼが怒られるわけありません」
エリーゼ「ほ、ほんとうでございましょうか?」
ウツ「ほんとうですよ!
ほら、私は誰ですか?」
エリーゼ「ウ、ウツ・ラインヴァイスお嬢様でございます!」
ウツ「そのとおりです
だからエリーゼ、大丈夫ですよ(ニコッ」
エリーゼ「わかりましたでございます!
ゴードンさんに何か言われても⋯⋯」
エリーゼ「ウツお嬢様のご命令でございます!」
エリーゼ「って言ってやるねございます!(ニコッ」
ウツ「はい、言ってやればいいんですよ」
ウツ「だから、安心してここを離れてください」
エリーゼ「はい!
では私は、お部屋にいるでございます!」
ウツ「⋯⋯⋯⋯」
ウツ「⋯⋯⋯⋯エリーゼ、ごめんなさい」
ウツ「さ、さあ、3階へ行きましょう」
ゴードン「お嬢様、どうしてここに?
エリーゼとディアナはいったいなにを⋯⋯」
ゴードン「それに、そのようなだらしない服に
着替えてしまわれて⋯⋯」
ゴードン
笑顔を見せない
真面目な執事
頑固 ☆☆☆☆
オデコ☆☆☆☆☆
ヒゲ ☆☆☆☆
ウツ「よ、汚れてもいい服だからですよ 」
ウツ「まだお風呂にも入れてませんし⋯⋯」
ゴードン「⋯⋯しかたありませんね」
ゴードン「今は深夜ですし、客も来ないでしょうから
許可しますが⋯⋯」
ゴードン「本来そのような服装は
ラインヴァイス家の次期当主として⋯⋯」
ウツ「わ、わかってます!
朝が来る前には着替えますから!」
ゴードン「⋯⋯そうですね
わかりました」
ゴードン「しかし、ウツお嬢様
探偵のマネゴトなどをされているとか⋯⋯?」
ウツ「は、はい!
これでもなかなかの名探偵で⋯⋯」
ゴードン「そんな危険なことやめなさい!(💢」
ウツ「ひっ!(怯」
ゴードン「すみません⋯⋯
声をあらげたりして⋯⋯」
ゴードン「ですが、ウツお嬢様に
もしものことがあったらと思うと⋯⋯」
ウツ「ゴードンさん⋯⋯」
ウツ「心配してくれるのは嬉しいですが⋯⋯
これは私の問題でもあるんです」
ウツ「他の誰でもない、私のお父様が
殺されてしまったんです」
ゴードン「⋯⋯⋯⋯?」
ゴードン「ですが、私はそのようなこと
認められません」
ゴードン「今すぐ、おやめなさいませ」
ウツ(普通にお願いしても
ダメみたいですね⋯⋯)
ウツ(ゴードンさんが、ここを離れる理由があれば⋯⋯)
ウツ「あ、そういえばエリーゼが
さっきサボって、どこかに行ってましたよ?」
ウツ「エリーゼ、ごめんなさい!」
ゴードン「なんですと⋯⋯?」
ウツ「ゴードンさんのいいつけなんか
やぶって、部屋に戻ってやるでございます!」
ウツ「と、言ってました」
ゴードン「エリーゼ⋯⋯」
ゴードン「⋯⋯⋯⋯」
ゴードン「すみません、ウツお嬢様
たった今、やるべきことができました」
ゴードン「私はここを離れますが
くれぐれも、勝手に入らないように!」
ウツ「わかってます!
当然です!」
ウツ「あれ?
あっちから行くんですね」
ウツ「それよりも、エリーゼ⋯⋯
本当にごめんなさい⋯⋯」
ウツ「会った時に、本気で謝らないといけません」
ウツ「えっと⋯⋯
コネシマ様から貰った合鍵は⋯⋯」
ウツ「ちゃんとジャージに移して
持って来てますね」
ウツ「あっ!
コネシマ様からもらった合鍵が⋯⋯」
ウツ「溶けて消えてしまいましたー!(半泣き」
ウツ「こんなにもろいなんて
聞いてませんよ!」
ウツ「また、なにかもらえるでしょうか⋯⋯?」
ウツ「⋯⋯しかたありませんね」