ルウ「今回はちょい胸糞悪い感じがあります
見たくない方は次のやつが出てくるまで飛ばしてください
中盤ら辺はおもしらいところがあるから、頑張ったから見てほしいですッ、!」
⚠️
・この小説はぽんこつチャンネル様のゲームと同じでやっていきたいと思います
・アンチやネタバレはお辞め下さい
・鬱先生がウツ・ラインヴァイス。コネさんがコネシマ・ノインテーター。瑠海がルウ。
・関西弁は無くさせて頂きます。すいません
・表情は言葉などで表しますが気にしないで楽しんでください
ウツ「⋯⋯⋯⋯(顔が曇る」
ウツ「誰だかわかりませんが⋯⋯」
ウツ「うっ⋯⋯」
ウツ「ちょっと直視⋯⋯できません⋯⋯」
ウツ「私一人で、少し調べられるかもと
思っていたのですが⋯⋯」
ウツ「先に、コネシマ様呼びましょう」
ウツ「誰にも見つかりませんでしたか?」
コネシマ「ああ、問題ない
なかなかやるじゃないか」
コネシマ「⋯⋯⋯⋯」
コネシマ「顔色が悪いようだが⋯⋯」
ウツ「コネシマ様からもらった合鍵が、壊れてしまいまして」
コネシマ「まあ、使い捨てのつもりで作ったからな
そんな丈夫には作っていない」
コネシマ「って、そんなことで、そこまで落ち込むのか?(ギロ」
ウツ「すみません、本当は、死体をみて⋯⋯」
コネシマ「ああ、あれか」
コネシマ「大丈夫だ、そのうち見慣れる」
ウツ「み、見慣れたくはないですね」
コネシマ「しかたない、お前にメインでこの部屋を
調べてもらうつもりだったが⋯⋯」
コネシマ「少し休んでいろ
指示だけ出せば俺が動いてやる」
ウツ「すみません⋯⋯
優しいんですね」
コネシマ「そういうわけじゃない」
コネシマ「父親のことは、お前が一番
わかっているだろうからな」
コネシマ「ここまで来て、何もしないよりは
マシってだけだ」
コネシマ「それでどうする?」
ウツ「なにか気になるものがあったら
それを持って来てもらえれば⋯⋯」
コネシマ「気になるもの⋯⋯それが俺にはわからないから
お前が調べるはずだったんだろう⋯⋯」
ウツ「すみません⋯⋯
でも、どんなものでもいいので⋯⋯」
コネシマ「ようするに、かたっぱしから持ってくればいいんだな
それなら、やりようはある」
コネシマ「少し待っていろ」
コネシマ「広さ的に、ここでいいか」
ゴクッゴクッ
コネシマ「まあ、血を飲んでこの姿になったところで⋯⋯」
ビチャッ
コネシマ「血を出してしまうから
意味がないんだけどな」
バサバサッ
コネシマ「このくらいでじゅうぶんだろう(ニヤ」
コネシマ「さあ、行くがいい
我の血液より生まれし、獣ども!」
コネシマ「めぼしいものを、かたっぱしから
ウツ・ラインヴァイスのもとへと、運ぶがいい!」
チューチュー
ドシンッ
ウツ「え?え?(驚き+少しの恐怖」
ウツ「お、驚きすぎて、私がコネシマ様に萌えられないなんて⋯⋯
不覚です⋯⋯っ!」
ウツ「というか、なんてことしてるんですか!
お父様の部屋をこんなめちゃくちゃに!」
コネシマ「もうこの部屋を使うやつもいないだろ
気にするな」
ウツ「この部屋は、お父様やお母様との
思い出が⋯⋯(半泣き」
コネシマ「思い出なんて、ただの記憶だ
そのうち忘れるんだから、いいじゃないか(怪訝」
ウツ「そんなこと⋯⋯ありません」
コネシマ「わかったわかった
あとで元に戻しておいてやる」
ウツ「そ、それと死体は⋯⋯」
コネシマ「ん?そうか」
ドシンッ
ウツ「あ、あまり死体を乱暴に扱うのは⋯⋯」
コネシマ「あれこれ注文の多いな
死体なんか、ただの『物』だろ」
コネシマ「形が人に似ているだけなんだから
『人形』と変わらない」
ウツ「そんなことありませんよ!」
コネシマ「ああ、そうか
お前の父親も、すでに『物』だったな(ニヤ」
コネシマ「人間は『物』執着する生き物だということを
忘れていた」
ウツ「そんないいかた⋯⋯
あんまりです⋯⋯(半泣き」
コネシマ「では、死体と人形の違いはなんだ?
どちらも人の形をしているが、考えず、動かない」
ウツ「⋯⋯⋯⋯」
ウツ「うまく言えませんが⋯⋯
違うと思います⋯⋯」
コネシマ「では、質問を変えよう
人形とお前の違いはなんだ?」
ウツ「それは、さっきコネシマ様が言っていましたが⋯⋯
自分の意思で動いて⋯⋯」
コネシマ「なるほど(ニヤ」
コネシマ「では、自分の意思で動いていると
思い込んでいたら?」
ウツ「それは⋯⋯どういう意味ですか⋯⋯?」
コネシマ「⋯⋯⋯⋯」
コネシマ「なに、ただの言葉遊びだ
気にするな」
コネシマ「さあ、思う存分に調べろ」
ウツ「⋯⋯⋯⋯はい」
ウツ「この絵は⋯⋯」
愛しき妻:ローゼ
ウツ「お母様が亡くなったあとに
お父様が依頼して描かせたものですが⋯⋯」
ウツ「私が最後のお父様に会ったとき
その絵を眺めていたんです」
コネシマ「絵なんて、ただ紙の上に絵の具がのっているだけだろ」
コネシマ「気になるなら、絵の具をはがしてみるか」
ウツ「そんなことしません!」
ウツ「⋯⋯あれ?
なんか裏に⋯⋯」
ピラッ(家族の笑顔の写真
ウツ「これは⋯⋯
私たち家族の写真⋯⋯(泣」
ウツ「お母様が寝たきりなってしまう前⋯⋯
外で三人で撮った、最後の写真⋯⋯」
ウツ「⋯⋯この時は、珍しく家族三人だけで
ピクニックに行ったんです」
コネシマ「⋯⋯⋯⋯」
ウツ「お母様がお弁当を作ってくれて
お父様も、新しいカメラ一式を買っちゃったりして⋯⋯」
ウツ「それなのに、お父様ったら
タイマーの使い方が、わからなくてですね(ニコ」
ウツ「やっとの思いで撮れた一枚なんです」
ウツ「私の手を握る、お母様とお父様の手は
とても暖かくて⋯⋯」
ウツ「⋯⋯幸せでした」
コネシマ「⋯⋯⋯⋯」
ウツ「お父様はもしかして⋯⋯
あの時、この写真を見ていた⋯⋯?」
ウツ「⋯⋯⋯⋯」
ウツ「本当に、本当に⋯⋯
どうしてこんなことに⋯⋯」
ウツ「お父様、これは私がもらいます」
ウツ「お父様は、この時と比べると
変わってしまいましたが⋯⋯」
ウツ「私たち家族のことを想ってくれていたと
私は信じています⋯⋯」
コネシマ「なんだその、どうでもいい話は」
ウツ「⋯⋯⋯⋯え?」
コネシマ「そんなものを見ていたからといって
なんになる?(怪訝」
コネシマ「ああ、その写真に暗号などが残っているかもしれないと
お前は言いたいんだな?」
ウツ「⋯⋯⋯⋯コネシマ様?」
コネシマ「ほら、調べてやるから
貸してみろ」
コネシマ「そうだな⋯⋯
あぶり出しや、二重構造などが定番か⋯⋯?」
ウツ「な、何を言っているんですか!
違いますよ!」
ウツ「やっぱりお父様は、私たち家族のことを
想ってくれていたってことです!」
ウツ「写真を見ていたってことは
そういうことじゃないですか!」
コネシマ「⋯⋯それがどうした?」
コネシマ「確かに俺は、気になるものを調べろとは言ったが⋯⋯
それはあくまでも、犯人へとつながるものだ」
コネシマ「さすがに、それくらいは
理解できていると思っていたが⋯⋯」
コネシマ「で、その写真はどうだ?
なにか手がかりでもあったか?」
ウツ「それは、ありませんが⋯⋯」
コネシマ「殺されたやつのことより
今は殺したやつの手がかりが欲しいんだよ」
コネシマ「そもそも、自分の目に入らないように
絵の裏なんかに、押し込んでいた可能性もあるだろ」
ウツ「そんなわけありません!」
ウツ「なんなんですか、さっきから!」
ウツ「人の気持ちを⋯⋯
なんだと思っているんですか!」
コネシマ「人の気持ち⋯⋯?
そんなものが、俺にわかるわけないだろ」
コネシマ「それに、お前がさっきから口にしているのは
ただの願望だ」
ウツ「⋯⋯そんなひどい言いかた、しなくても⋯⋯」
コネシマ「ん?なにか言ったか?」
ウツ「⋯⋯コネシマ様は、人間の気持ちが
理解できないんですね」
ウツ「なんでもありません
もう大丈夫ですから、私も探します」
コネシマ「そうか、あまり意味はなかったな」
ウツ「なんなんですか!
なんなんですか!(💢」
ウツ「いくら吸血鬼だからといっても
あんまりじゃありませんか!」
ウツ「いえ⋯⋯吸血鬼だから⋯⋯でしょうか⋯⋯」
ウツ「⋯⋯⋯⋯はあ」
ウツ「こんなにも人間の気持ちがわからないとは
思っていませんでした」
ウツ「これから、コネシマ様とうまくやっていけるか
不安になってしまいますね⋯⋯」
ウツ「き、気を取りなおして
私も調査を⋯⋯」
ウツ「と、言ったものの⋯⋯
たいていの物はコネシマ様が持ってきちゃったから⋯⋯」
ウツ「こっち側ぐらいしか
調べる場所がない気が⋯⋯」
ウツ「あ、そういえば⋯⋯
ルウ!」
ルウ「なになにー?」
ウツ「この鏡から、なにか見たりしてませんか?」
ルウ「残念ながらなにも見てないよー」
ルウ「この鏡が部屋の真ん中にあったら
犯人もすぐにわかったのにね」
ルウ「まあ、知ってても教えないけどさ(♪」
ウツ「ええー⋯⋯(ガッカリ」
ウツ「って、なにも見ていないなら
ルウに文句をいっても、しかたありませんね」
ルウ「そうそう
しかたないんだよ」
ウツ「うーん⋯⋯こことか怪しいですね⋯⋯」
ガシャンッ
ウツ「通れなくもない⋯⋯?」
コネシマ「ほう⋯⋯そこに目をつけるとは
やるじゃないか(ニヤ」
ウツ「コネシマ様⋯⋯」
ウツ「ここ、侵入経路として、ありですかね?」
コネシマ「まあ、可能性の一つとしては
ありだな」
ウツ「じゃあ、コネシマ様
お願いします」
コネシマ「はあ?(怪訝」
ウツ「手伝ってくれるんですよね?
ここがどこに繋がっているか、確認してきてください」
コネシマ「なんで俺がそんな汚れそうなところへ
入っていかなくちゃいけないんだ」
コネシマ「いやに決まっているだろう」
ウツ「私だっていやですよ!」
ウツ「それに⋯⋯だって、ほら⋯⋯」
ウツ「コネシマ様のほうが小さいじゃないですか」
ウツ「って、ちょっと!
なんで血が入ったビンを、取り出してるんですか!」
ゴクッゴクッ
コネシマ「残念だったな、ウツ・ラインヴァイスよ
どうやらお前のほうが、小さいようだ(ニヤ」
ウツ「血を無駄に使いたくないって言うから
この部屋まで飛んでこなかったんでしょ!」
ウツ「私の頑張りを返してください!」
ウツ「そんな計画なしに飲んで
なくなっても知りませんよ?」
コネシマ「いつ飲もうと俺の勝手だ」
ウツ「あ、その姿ならコウモリに変身できます!
コウモリなら余裕で通れますよね!」
コネシマ「ぐっ!」
コネシマ「この俺に、そんなホコリだらけのところに
入れ⋯⋯と?」
ウツ「そうですよ、コネシマ様が
行ってください!」
コネシマ「まて、ウツ・ラインヴァイスよ
その通気口の出口に、人間がいたらどうする?」
コネシマ「ここまで屋敷の人間を避けてきたのだ
見つかってしまったら、面倒なことに⋯⋯」
ウツ「あーもう!めんどうくさい!
わかりましたよ!」
ウツ「私が行きますから!」
ウツ「そのかわり、私のあとから
コネシマ様も来てください!」
コネシマ「なぜだ?」
ウツ「通気口の先に、なにか手がかりがあって
コネシマ様の助けがいるかもしれません」
ウツ「私の手助けをすると言った以上は
約束守ってくださいよ!」
コネシマ「わかった、わかった⋯⋯
ついていってやるから、早く行け」
ウツ「絶対ですよ!」
ウツ「ホコリパラダイスでした!」
ウツ「もう!
なんで私が!」
ウツ「これはクレームものですよ!」
ウツ「というかここに
繋がっていたんですね」
ウツ「私がギリギリ通れるぐらいだったので
ほとんどの人が通れませんね」
ウツ「本当に私か⋯⋯」
ウツ「エリーゼぐらいです⋯⋯」
ウツ「あ!
コウモ⋯⋯(✨」
ウツ「おっと⋯⋯
今までみたいに、反応なんてしてあげませんよ」
ウツ「ちゃんと来てくれたんですね」
コネシマ「俺はいったい、なにをしてるんだ⋯⋯」
ウツ「調査ですよ!」
コネシマ「ああ、そうだったな」
コネシマ「ところで、ウツ・ラインヴァイスよ
ここはどこだ?」
ウツ「ここは倉庫ですね
お父様の部屋の隣、三回の西側です」
コネシマ「なるほど」
ウツ「うーん⋯⋯」
コネシマ「どうした?ウツ・ラインヴァイスよ」
ウツ「なんだか違和感があるんですよね⋯⋯」
コネシマ「ほう⋯⋯(ニヤ」
コネシマ「おそらく、この屋敷に住んでいる
お前だからわかるのだろうな」
コネシマ「さあその違和感とは、いったいなんだ?」
ウツ「えっと⋯⋯」
ウツ「なんでしょう⋯⋯
なにが違うんでしょうか⋯⋯」
ウツ「思い出しました!」
ウツ「ここにあった花瓶がないんです!」
コネシマ「ほう⋯⋯
よく花瓶なんかに気づけたな」
ウツ「お父様とお母様が結婚した記念に
購入されたものですから⋯⋯」
ウツ「二回の通路にも、全く同じものが飾ってあるんですが
そっちは、私が生まれた時に買ってくれたものだと聞いてます」
コネシマ「なるほど⋯⋯
購入した経緯などどうでもいいが、同じものが二つ⋯⋯」
コネシマ「ふむ⋯⋯」
ウツ「⋯⋯⋯⋯」
ウツ「!」
ウツ「おおおおおお!
なんです⋯⋯(✨」
ウツ「い、いえ!
なんでもありません!」
コネシマ「⋯⋯⋯⋯」
コネシマ「ウツ・ラインヴァイス
もしかして、すねているのか?」
ウツ「すねてなんていません! 」
ウツ「私の思い出なんて、どうせ調査やコネシマ様には
関係ないことですよ」
コネシマ「うむ、本当にそのとおりだな」
コネシマ「そんなことより、ウツ・ラインヴァイスよ」
コネシマ「花瓶があった場所を見てみろ」
ウツ「そんなこと⋯⋯はあ⋯⋯」
ウツ「あれ?
ここには、あまり血がついてませんね」
コネシマ「俺の血を薄く張って
ほこりを浮き出るようにしたんだ(ドヤ」
コネシマ「その場所は、他の場所と比べて
きょくたんにホコリが少ないようだな」
ウツ「ということは⋯⋯」
コネシマ「ごく最近まで
そこには花瓶が置いてあったということだ(ニヤ」
ウツ「ですよね!」
ウツ「どうして移動したんでしょう⋯⋯」
コネシマ「そりゃあ、移動させる必要があったからだろうな」
ウツ「もしかして⋯⋯」
ウツ「お父様の部屋に、行こうとしていた時の⋯⋯(ビックリ」
コネシマ「決めつけるのはよくないが
その可能性は高そうだな」
ウツ「いったい誰が⋯⋯」
コネシマ「⋯⋯ん?」
ウツ「、!」
ウツ「戻せ⋯⋯(✨」
ウツ「いやいやいや⋯⋯
意地でも反応してあげませんよ」
コネシマ「ちょっと静かにしろ」
ベルント「ウツお嬢様ー?
どこですかー?」
ウツ「⋯⋯ベルントさん?」
コネシマ「お前を探してるみたいだな」
コネシマ「ちょうどいい、あいつらの話も
聞きたくなってきたところだ」
コネシマ「行ってこい、ウツ・ラインヴァイス」
ウツ「⋯⋯⋯⋯」
ウツ「わかりました⋯⋯
コネシマ様は?」
コネシマ「俺はお前の部屋で
のんびり待たせてもらうさ」
コネシマ「しっかりアリバイなどを、聞いてくるがいい」
ウツ「⋯⋯やってみます」
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