テラーノベル
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この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません
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阿部side
『…”そういう感じなんで”って、どういう感じ?』
「そりゃこういう感じでしょ」
『何するつもり?』
「ん?セッk」
『スまで言わなくていいから。』
俺の目の前のイケメンはいい顔で、いい声で、何を言ってるんだろうか。と言うか、何気にソファに組み敷かれてるけど抵抗しない俺も俺でどうなんだ。色々思うことはあるけれど、愛する彼に恋人として求められるのは嫌じゃない。でもこっちにも準備ってもんはあるんだよなあ、せめて風呂だけでも入らせてほしい
「さすが、阿部ちゃんは頭も勘もいいね」
『この状態でわかんない方がおかしいでしょ笑』
「…確かに笑 で、いいの?抵抗しなくて」
『ん?いや抵抗する理由もないし…』
「なるほどね、じゃあ遠慮無く」
『あ、でもちょっと待って』
「ん?」
『お風呂、だけ。入りたい。ほら、俺は色々やんなきゃいけないことあるし…』
皆までは言わずとも、彼は納得したような顔を見せたからいけたと思った。思ったのに、この男はもう…。解れてない状態から彼に全部任せるのは流石に申し訳ないとか、自分でしてるとこ絶対見られたくないからとか、色々思ったから入りたいって言ったのに
「じゃ、一緒に入ろ」
『え』
「はい、掴まって」
言われるがまま首元に両腕を回すと、ふわっと俺の身体は持ち上がった。えーすごい…じゃなくて、俺は一人で入りたいんだって。なんで一緒に入ることになってんの、あまりにも察し悪すぎじゃない?
『ま、待って待って。俺一人で…』
「恥ずかしいの嫌だもんね」
『わかってんじゃん。なら離して…』
「でもさ、考えて?阿部ちゃんは今、自分より力が強くてでかい男に抱えられてる。しかもめっちゃくちゃ粘着質なやつにね。逃げられると思ってる?」
『そ…れは、』
イエスと言いきれない自分が情けない。けれど、それくらい有無を言わせぬ圧のようなものが彼にはあった。てか粘着質な自覚あったんだ。ただ風呂に入りたかっただけなのに、なんでこうなっちゃったんだろ、
『はぁ…』
「ため息つかないでよー」
ため息なんてついたところで解放してくれる気配なんてない。もう諦めて大人しく彼の腕の中に収まると嬉しそうな笑い声が上から微かに聞こえた
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流石にシャワ浣は一人でやったけど、その後乱入してきた彼によって俺は今非常にまずい状況にある。お湯に浸かってぼんやりしていたら壁際に追いやられた上に湯船のヘリに置かれた。かと思うとなんの反応も示していない俺のそれを躊躇無く緩く握る
『ちょ、なんで』
「んー…したかったから?」
『もぉなんなの、…待ってまさかここで』
「そのつもりだけど」
『えぇ嘘…え、やだやだ…っ、ん…ぅ”、♡』
手の中にある俺のものに軽く口付けたかと思うと、その先端を浅く咥え込む。暖かくて柔らかい咥内に包み込まれると嫌でもそれは反応を示し始めてしまって。数分もすれば、やる気のなかったはずのそれはすっかり大きくなりきっていた
『ん…、めめ、』
「んー?ぁに、」
『待って喋んないで、出そうだから』
「…らへば?」
『いやだめで…っ、?!』
黙りこんだかと思うと、今までよりも奥までそれを飲み込んでいく。何処か楽しそうに彼が目を細めると喉の奥が締まって、一際大きな刺激が与えられた。その一瞬は何とか耐えたものの彼の頭が動く度に、先端がぎゅうっと締め付けられる度に自身の欲は理性を失くしていく
『ね、めめ…っん、ねぇ、ほ、んと…、だめだから、』
「んー…」
『…っちょ、まじで、待って一回口はな…っ♡ぃ、ぅ…♡』
結局彼の口戯が止められることはなく、呆気なく果ててしまった。咥内で爆ぜたその欲を彼は躊躇すること無く飲み込んで、それから口を離すと唇をぞんざいに拭った。それでも拭いきれず微かに残った液体は、彼の唇で妙に艶っぽく光っていた
『なんでいっつも飲み込むの、』
「え?阿部ちゃんが嬉しそうにするから」
『してない!』
静かな浴室に響く俺の否定の声は、彼が立ち上がって生まれた波の音に相殺された。いや、俺の声の方がちょっとだけ大きかったかも。まあそんなことはどうでもいいんだけど、彼が立ち上がったせいで俺の目線の先には完勃ちのそれがある。どうしろってんだよ、同じことやんなきゃだめなやつ?そんなことしてたら絶対のぼせちゃうよ
『…ねぇめめ、俺もふぇ…フェラ、しようか?』
「んなことしてたらのぼせちゃうでしょ。今は冷えてるかもだけど」
『え、じゃあ…』
「中か、外か。選んで?」
『何その究極の2択。…なか』
「はい、じゃあこちらへどうぞ」
少し屈んだ彼は、いとも簡単に俺を浴槽の中に引きずり込んだ
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ちゃぷ、と静かに水音がなり続ける。それはいつも寝室で聞いている粘度の高いものではなく、紛れもない純水の立てる音だった。まあそりゃそんな音も立つよね、と言うのも俺たちはお湯を張った湯船の中で致していたからだ
『ぅ”…♡、ぁっん…、っ』
「なんで声抑えてんの?」
『…っ、ひ…びく、じゃん…』
「外に聞こえちゃ困るしね」
意地の悪い言葉と共に与えられる快楽はどれも決定打にかける緩いものばかり。水の中にいるせいでいつもの激しさなんて微塵もないし、隙間から入ってくるお湯で中は満たされてしまって腹の中が熱い。数分間に1度、浸かっているお湯の中に白い何かが見えていたのも、もう無くなっていた
『はぁ…っ、イキたいのに…♡』
「やっぱ俺らスローセックス向いてないね」
『なんでこんなこと…も、ちょっと、こっち…』
「…はいはい、笑 ちょっと腰浮かせて」
少し彼のものが抜けて、また入ってくる。今度はさっきよりも俺の感じるところを捉えてきていてちょっと感心。ぐりぐりと執拗にそこを攻め立てられれば、情けなくも甘い声が漏れ出て濡れた浴室によく反響する。自分から発せられた音でさえも快楽を煽る対象として考えてしまう自分が嫌だった
『ぁ、♡っめめ、そこやめ…』
「やだ、ここ俺も気持ちいもん」
『でも…』
「でもじゃないの」
なんか地雷踏んじゃったかな、噛みつくような口付けが降ってくる。そこからちょっと荒々しく舌が捩じ込まれて、逃げ惑う俺の舌を絡めとる。かと思えば丁寧に歯列をなぞってみたり、器用に上顎の方までも舌を這わせたり。あの抽挿とこのキスを同時にされてしまうと、激しさなんてどうでもよくなるくらい頭が快楽に支配される
『ぁ、っあ、ゃ…っ、♡出る、出そ、う…♡』
「…っん、俺…も、イきそ、」
『…っ、めめ、ちゅう』
「ん、口開けて?」
控えめに出した俺の舌に彼の舌は大胆に絡まってきて、お互いの温度や吐息が混じる。1度離れたことでさっきの口付けのときより幾分冷えたと思い込んでいた唇は、顔は、身体は、熱を溜め込んで今にも放出したいと全身で訴えているようだった。その感覚に身を任せると、大して勃ってもいないそれから白濁が吐き出された。次いで俺の中にもお湯ではない液体が流れ込んでくる
『ちょ…っと、止まって、一回、』
「うん。てか落ち着いたらすぐ上がろうか」
『しぬ…』
「ごめんって。生きて、笑」
彼の膝の上に乗ったまま息を整えて、ついでに暖まって。相変わらず微妙に濁っている水は気持ち悪いと思ったけど、彼はくっつけて嬉しそうだったからもう何でもいいような気がしてきた
『はぁ…もう暫く風呂でスるのはいいかな』
「またしようね」
『えぇ…』
コメント
4件
最高でございます🤦🏻♀️🖤💚
うわーんめべ最高です😭😭😭

🖤💚最高でした😊❤️