七夕

本日最低気温は22℃、最高気温は33℃と湿度も高くとても暑くなっております。熱中症や水分不足に注意してお過ごしください。そして本日7/7は七夕の日。お願いごとを書いてご友人や恋人なんかと星空をみるなんてのも素敵ですね……

🍄「あちぃ〜…」

「朝からぐうたらして少しは運動なり勉強なりしたらどうなの？」

🍄「こんな暑い中やる気になんねぇよ。くそ姉」

「そーいえばまいたけあんた今日どーすんの？」

🍄「どーすんのってなにが？」

「なにがって…今日七夕祭りでしょー？母さんたちは仕事だし私は友達と祭り行くから」

🍄「まじかよ〜…」

「あんたも誰か誘って遊んできたら？好きな人か」

好きな人とか言ったって…あいつ先約入ってるだろ。一応誘ってみるか

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🐷「なに？」

🍄「祭り一緒にどうかなって」

🐷「いいよ。」

🍄「え、まじ？」

🐷「まいたけの浴衣みてみたいし…」

🍄「は、え？」

🐷「いや忘れて。じゃ、17:00に桜川公園に」

🍄「あーいや、桜ノ宮神社集合にせん？ちょうど中間地点やし祭り会場からも近い」

🐷「じゃあ神社ね。楽しみにしてる」

16:45

🍄「少し早くつきすぎたな…」

電話越しで浴衣みたいなんて聞こえたら着てくるしかないだろ…！ばあちゃんに頼んで正解だわ。後でお礼言お

🐷「お待たせ。もう来てたんだ」

🍄「おーぽけ俺も今ちょうど……」

🐷「…？まいたけ？」

お前が浴衣なんて聞いてないが…

🍄「に、似合ってるな浴衣」

🐷「そー？でもこの色お気に入りwwまいたけも似合ってんじゃん」

🍄「まじで？！」

🐷「ほらお祭り行こ」

🍄「さすがに人多いな〜」

🐷「ね。ちょっと疲れた」

🍄「だいぶ歩いたもんなw少し休むか」

まもなく花火が始まります。

🐷「まいたけは七夕のお願いごと決まった？」

🍄「あー。おれは…まだ」

🐷「そっか俺は決まったよ」

🍄「なににしたん？」

夜の青い空に広がる花火とポケがかさなる。少しいたずらじみた笑顔でポケは…

🐷「来年もまたまいたけとこの祭りに来れますようにって」

🍄「花火綺麗やな」

🐷「照れてる？」

🍄「なにが？」

🐷「……」

🍄「………」

見つめあったまま無言の時間が続く。気まずいあれはなんて反応すべきだったんだ…？

🐷「まいたけ目つぶって」

🍄「いいけど…？」

俺が目をつぶった瞬間なにかが俺の口に重なる。そのなにかを確認するのにうっすら目をうっすらと開けた。

🍄「…？！」

🐷「まいたけ好きだよ」

あー…俺は自分で思ってる以上にこいつのことが好きなんだ。まるで魔法にかけられたみたいに。俺はこいつに一生とけない魔法にかけられてしまった

🐷「願い事決まった？」

🍄「決まったって言うか…叶った」

🐷「俺もかなっちゃったww」

🍄「帰りアイス買って帰ろーぜ」

🐷「いいね。今日泊まっていい？」

🍄「別にいいけどなんで？」

🐷「帰りたくないから！」

🍄「あーそんなこともあったな」

🐷「そんなことってなんだよ。キスも告白も俺頑張ったんだぞ？」

🍄「あーそーですか〜」

🐷「このくそきのこ…」

🍄「で？願い事かけたの？」

🐷「うん」

🍄「なんて書いたの？」

🐷「ないしょー」

まいたけと結婚できますように/ポケカメン

今みたいな幸せがずっと続きますように/まいたけ