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加賀美警部補の朝のルーティン
加賀美警部補の朝は早い。
午前四時には起きて、ジョギングに出かける。
大体の超能力犯罪者は自分の能力に怯え、早めに投降するが、中には犯罪に慣れ抵抗する者もいる。
超能力犯罪者を束ねた犯罪組織もあるという。
加賀美警部補は能力がない。
勘が鋭い面もあるが怠惰な性格だ。
でも、命の危険に晒さられる場合もある。
なので、早朝からジョギングや筋トレをしている。
それでも超能力者たちに対処できるか分からない。
なので、半サイバネティックス義体にしている。
半分、機械の体にして超能力反射対処盤も入れている。
半サイバネティックス義体の手術は痛くも痒くもない。
筋肉組織にナノマシンを注入して馴染ませるだけ。
その際の注射が少し痛いだけだ。
ナノマシンは医療にも適用されどんな病気も治る。
老いた体も治す事ができ、200歳を超える者もいる。
加賀美警部補は見た目はそのままで27歳だった。
自分も200歳まで生きるのか?と不思議に思った。
ジョギングを終え、公園で筋トレをした。
ナノマシンが馴染んだ筋肉組織は常人の数倍は強くなる。
筋トレをすれば、その分また強くなれるという。
筋肉組織と骨格もナノマシンで強化され強化される。
脳内チップやナノマシンを脳に入れれば、脳内もネットにリンクして全ての判断をAIに委ねることもできる。
だが、近年乗っ取りやハッキング犯罪も増えている。
また、AIの判断は全て正しい訳ではない。
なので、加賀美警部補は脳内チップは入れてない。
身体だけ強く慣れればいいと思っていた。
筋トレをしていると、ナノマシンが筋肉組織に馴染むのがよくわかる。そして、また筋肉組織が強くなる。
別に身体がマッチョになる訳ではない。
身体は女性らしさを損ねない、綺麗な身体のままだ。
身体は黒のレース水着のようなトレーニングウエアだ。
まだ早朝なので人の目は気にならない。
今の日本は梅雨がほとんどなくすぐ夏になる。
日が昇ってきて、暑くなってきた。
そろそろ、家に帰ろうと思う加賀美警部補。
家に帰ると、汗まみれなのですぐ浴室に向かう。
トレーニングウエアを脱いでシャワーを浴びる。
そういえば美少女探偵が、変なことを言っていた。
この世界は小説で作者が常に見ていると……。
所詮、思春期の高校生の戯言だ。気にしない。
気にしない。気にしない。気にしない。
なんだか、裸が恥ずかしくなってきた。
実は見ているのは作者ではなく謎の少女だということを、
加賀美警部補も大多数の人は知らない……。
シャワーから出ると、加賀美警部補は貝とエリンギとピーマンを炒めて、簡単な朝食を作った。
そして、それを食べて缶ビールを飲む。
ジョギングと筋トレの後の缶ビールは最高だ。
職務の前の飲酒はダメだがナノマシンがアルコールを即座に分解してくれる。一瞬の酩酊を楽しんでいる。
これが加賀美警部補の朝のルーティンであった。
コメント
1件
読み終えました!加賀美警部補、めちゃくちゃかっこいいですね…!朝の4時起きでジョギング&筋トレ、しかも半サイバネティックス義体で超能力犯罪に立ち向かう姿が、もうヒーローそのもの。でも「缶ビールが最高」ってところに人間らしさがあって、ギャップにやられました。あと、美少女探偵が言ってた「この世界は小説」説を軽く流すところ、なんだか意味深で気になります。次が楽しみです!
恵
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#探偵
橘靖竜
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