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らだぺん
ー
この世界が憎い。
怖い。
『捨てられたんだ。』
少し前の事。
俺は両親と旅行に出かけていた。
すると愛知じゃないどこかに置いて行かれた。
最後の親の言葉は「産まなければよかった」だった。
「ねー。君何してんのー」
雨が降っていて、雨宿りをしている所に1人成人男性がやってきた。
「え、無視ー、?」
知らない人には騙されない
そうやって学校では教わってきたから。
顔も背が高くてよく見えない。
ほら、怪しさ満点じゃん
「んー、っ」
怪しい人が、しゃがんで顔を見上げた。
「君さてはなにかあったね?」
『人待ちだったらどうするんです』
「いやこんな大雨でちっっせぇがきんちょが〜?」
なんかむかつくな。この人
『うるさいおじさん』
「お、じさん!?」
「高身長高収入性格良し顔面土砂崩れ」
「バグひとつない正常人間なんだけど!?」
『土砂崩れの顔面って…笑』
「あ、笑った!笑ったね!?」
あ、やっべ
『わ、笑ってないし、!?』
『て言うかお兄さんイケメンだよ。』
「え、まじで」
お兄さんが不思議そうな顔をしたと同時に俺は頷いた。
「ウレシー」
『あの、ここどこですか』
「ここー?東京だよ」
『聞いた事ある!とーきょー、』
「そっか。」
「とりあえず俺めっちゃ寒いから家来ない?」
お兄さんは寒そうにくしゃみをした。
『…仕方ないな』
「ちょれ〜」
『うっさいなぁ…』
帰宅
「服変え持ってくるから脱いでてー」
『ん。』
家に入ると意外に広め。
『ぅー、さむ』
脱いだ後は渡されたタオルで頭などを拭く。
「あー可愛い腰」
『すけべ、、』
「んは。笑」
『ね、おにーさん。これおっきい』
「仕方ないでしょー?前の“女”の服なんだから」
『……たらし』
「違うし!」
そう言われると逆に着るのが嫌になってくる。
『ね、名前教えて』
お兄さんの服をひっぱって言葉を発する。
「らっだぁ。」
「お前は?」
『ぺんちゃん。』
「は?お前そんな名前なの?」
『親に元の名前呼ばれてたからいや、、』
「…俺は容赦ないからね。悲しい過去なんてしらないから。」
「本名教えてー」
ケチな人だな。と思いながらも仕方なく教えてあげる。
『ぺいんと、。』
「かわいーじゃん」
『かわ、いい?』
「うん。素敵な名前だよ」
『ふへ、/』
「じゃぁご飯作るからそこで座ってもいいし待ってて。」
『あい、!』
『…なんからっだぁにお世話になり過ぎてる気がする。』
モヤモヤする気持ちはこれだ。
恩を仇で返すのも嫌だしね
『恩は恩で返したい主義だからね!』
「召し上がれ!」
『お前飯作れるの!?』
「馬鹿レトルトに決まってんだろって」
『期待した俺が馬鹿だった』
『ごちそーさま!』
「おそまつさま」
『ね、』
「んー?どうしたぁ?」
『あのさ、女って今もいるの、?』
「え”」
「んー、」
「あ、あぁいるよ、!かわいー恋人がね」
『…へぇ』
なにか、モヤモヤする気持ちが大きくなった。
なんだこれ
ぐちゃぐちゃして、きもちわるい
『そっ、か。』
「ねぇ。ぺんちゃんは好きな人居るの?」
『んぇ!?』
『らっだぁかな!』
『今日初めましてだけど助けてくれたし、おもしれーから!!』
「かわいーーん…」
『へへへ』
「ねんねしましょーね」
『っ、…ぎゅーして、』
震えた体をらっだぁが抱きしめる。
『んへへ。これならあんしんだね』
「…だな」
あー、早く俺のものになんないかな。
朝ー
『らっだぁ朝だよー、笑』囁
「…は」
朝目を開けると、俺の上でまたいで座りながら耳の近くで話しているぺんちゃんの姿があった。
「かわいっ、…ぐ」小声
「ね、ぺんちゃん、?」
興奮してしまう。
「ちょっと離れよっか、?」
反応してしまう。
『やら、、…』
あ。むりもう
ぎゅんっっ⤴︎⤴︎]
「…っ、ふー、」
ぎりぎりせーふ。バレてない
「いてー、」
どんどんぺんちゃんが耳元で話して笑顔になる度、大きくなってゆく。
「ぐ、ん…ぅぁ”」
『どしたの、?』
「いや、、な、んでもない笑」
ばれてはいけない。違和感を持たせたらだめ。
「トイレ行ってきていいかな、?」
『いーよ』にへっ
「ありがと、」
かわいすぎ、
トイレー
「ん”っっ、、」
俺は溜まっていたものを出し切って、息を荒くした。
「ふー、ふー、ッ、戻ろ、、、」
居間ー
「ぺんちゃん戻ってきたよ〜」
報告すると、ぺいんとが走ってくる。
と瞬間に抱きついてきた。
「え、なになに」
『あいのひょーげん!紙に書いてあったから!』
「え、読めたの!?」
『うん。教えられてきたから!今日とても役立ったよ!』
「そっか。笑」
そのメモは初恋の人への対応のものだった。
捨てずに置いておいた甲斐があったかも
『らっだぁ、最後の所にs▲xって書いてあったんだけど、それなに、?』
過去の俺殺す
「んーとね、愛する人とする行為だよ!」
あ、やっべ、そう言えばこいつ俺のこと…!
『え、じゃぁらっだぁ一緒にやろ!』
「いや、近い年齢の人じゃないと…」
『うぇ、俺とらっだぁは運命じゃない、?』
いまだに泣きそうな目で見つめてくる。
「そう言うわけじゃ…!」
『なら、したい…』
服を強く掴んでいる為逃げれそうにはない。
「あ、そうだ。高校生になってからならいいよ?」
「その時には本命もできる事だろうしね」
『?、分かった!』
俺はぺいんとの世話を沢山し、育て続けた。
ぺいんとの中3の冬。
「おー、はえーな育つのー。笑」
『だろ!?早く高校生になりたいなー』
「なんで?」
俺はこの時に昔の約束を忘れていた。
『え、s▲xの話。』
「あー、、ね。」
「まぁそう言うお年頃だしねー!」
『え、何焦ってんの』
「いやぁ、お前にも等々本命が出来たのかーってな!」
『ふーん。そう思うならいいけど』
「???」
『らっだぁ。覚悟しとけよ.』
「うん。可愛いお嫁さん連れてきて。寝取るから」
『お前やば過ぎwww』
「流石に嘘w」
高一の春。
『たっだいまー!!』
『あれ、誰もいない?』
『置き手紙、?』
なんだか嫌な予感がする。
濁った空気を吸いながらも文字を読み進める。
ぺいんとへ。
大きくなったな!
お前はいつも俺にべっとりだったよな〜笑
そう。俺なんと恋人出来ましたー!
それで夜のお誘いが来たので行ってきます
お前も今日くらいなら好きな子といちゃいちゃしとけー
らっだぁより
『は。』
一言それだけしか頭に出てこなかった。
なんで。どうして。おかしい。
やだ。いやだ。いやだよ!!
他の女、?なんで、!?
『やだよ、、…』
『もういいや、寝よ笑』
そう思っても、夜は眠れずにいた。
『あいつのせいだ、ぅぁ”』
涙が止まらない。
『ぁぁ”ああぁ、、』
沢山落ちてくる涙を布団に溢した。
『ぅ”、、』
今までのアピールも全て消えた。
そう思うと、どうでも良くなってきた。
『妄想してやってやる』
初オ▲ニーだからな?
これまでのらっだぁを思い出してまだ小さい俺のものを握って上下に動かし始めた。
『ぁっ、らっだぁッ”」
『おれ、だけの、んは、っ』
怒りが強まれば強まるほど動きが早くなる。
らっだぁのが欲しい。と言う気持ちもある。
初めてにしては上手い気がする。
『っ、ぁ…』
らっだぁの笑顔を思い出すと、一気に出始めた。
ぴゅ、と鳴り終わり勢いが止まると、、と聞いたこともない音でどろどろと出てくる。
『ら、だぁ…』
そう呟いた瞬間、視界は真っ暗になった。
ーー
一旦終わり