1901年、草木も眠る丑三つ時──というにはまだ早い頃合のことだが、静室にある二つの寝台の片方に横たわっているはずの人物は、今ばかりは大人しく目を閉じてはいなかった。彼は実に端整な面差しを僅かに歪めながら上体を起こして、その隙間からそっと外の様子を覗いていた
とある社長「はぁ…、もう疲れた」
社員「どうしたんですか社長? そんな青い顔をして?」
とある社長「いやぁ、実は最近家を建てたんだけどね……。買った土地に建築途中に出っ放しになっていた巨大な廃材があってさ」
社員「ほうほう」
とある社長「こんなものあったら家が建たないだろう? だから職人さんに撤去してもらおうと思ったら、これがまた馬鹿みたいに高くてね……」
社員「あっはっは! それは災難でしたね!」
とある社長「どこかの物好きが無料で引き取ってくれたりしないかねェ…」
社員「それなら丁度僕の知り合いに取り合ってくれそうな人はいますよ、引き取ってくれるとは言わないですけど」
とある社長「本当かい? それは助かるよ」
廃材の撤去を請け負ったのは、社員が紹介してくれた怪しげな業者だった。その業者は廃材を処理している最中に、何か異様な光を放つ球体を発見した。見るからに人工物ではないそれは、触れるだけで強烈なエネルギーを放ち、作業員たちを驚愕させた。
業者はそれをすぐに専門機関に持ち込んだが、解析が進むにつれ、その球体には「近くにいる人間の遺伝子構造を変化させ、超常的な能力を発現させる作用」があることが判明する。
コメント
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見てくれてありがとナス!ちゃんと作品咥え入れろ〜?
爆笑でしぬWWWWWWWWWWWWWWWW