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ーこれで本当にさよならー
MZD「もう飽きてきちゃったな。」
MZD「神としての威厳を保つのも。」
MZD「ミミニャミ達と仲良く話すのも。」
MZD「みんなで笑い合ったことも。」
MZD「みんなでポプバトしたことも。」
MZD「そもそもこんな俺が神になって良かったのか?」
MZD「ハテナに言われなければ自分が神だって気づかなかったのにか?」
MZD「俺じゃなくても良かっただろ。」
サングラスを外したMZDの、青い、綺麗な瞳は、
もうどうでもいいと言うように光を失っていて…
手に握られたカッターの折れた刃は、
MZDの手をじわじわと痛みつけていて…
暗い部屋で1人きりのMZDを苦しめるように、
ポップンワールドのみんなで撮った思い出の写真がMZDの視界に入る。
だんだんとその写真を見つめているうちに、
自分が何か分からなくなる。
過去の自分を思い出してしまう。
(苦しかっただろう?)
(生きづらかっただろう?)
(もう大丈夫だ。)
(こっちにおいで。)
そんな言葉が頭に響く。
MZD「…あぁ、ハテナだったらこんな俺を止めたんだろうな。」
でも、ここにいるのは自分だけ。
MZD「……ついに、幻聴まで聞こえ出したか俺…w」
幻聴が聞こえ始めた自分をあざ笑う。
はぁ、さっさと、ここから居なくなろうぜ。
MZD「”お前ら”も、もう止めないでくれ。」
もう、こんな俺嫌いだ。
もう、どうでもいい。
MZD「これで本当にさよなら。」