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『激突!総統ライの電撃作戦!!』
ハイカラシティの広場は、今日も大勢のインクリングたちで賑わっていた。その喧騒の中を、一風変わったオーラを放つ4人組が歩いていく。
「さあ諸君、今日の作戦目標はあの『S4』を破ったという伝説の精鋭、ブルーチームだ!」黒い軍服をバシッと着こなした紺髪のガール、ライが不敵に笑う。
「ライ、軍服の襟が曲がってる。ほら、じっとして」隣で甲斐甲斐しく服を整えるのは、緑髪のボーイ……なのだが、なぜかフリル付きの可愛いスカートを穿いた女装姿のユキだ。
ライに頼まれて女装しているものの、中身はチーム一の苦労人(オカン)である。
「いやぁ、それにしてもS4か!どんな『ゆーふおー』に乗った宇宙人なのか楽しみだね、ライ!」そう言って、ライの頭を無意識にぽんぽんと撫でるのは、同じくライの頼みで女装スカートを穿いているオレンジ髪のボーイ、r(アール)だ。
「こらアール、総統の髪をむやみに乱すな。……しかしアールの言う通り、宇宙の技術、興味深いな!」「いや、宇宙人じゃなくてインクリングの凄腕4人組だからね?あとアールもどさくさに紛れて撫でない!」ユキの鋭いツッコミが飛ぶ。
「ふふ、ライが楽しそうで何より。今日もサメライドで突撃するから、ピンチの時は守ってね?」おっとりとした口調でライのもう片方の腕に抱きつくのは、紫髪のガール、リン。ライに対する独占欲はチーム一だ。
「当然だ外交官!我が軍に敗北の二文字はない!」そんな彼らの前に現れたのは、噂のブルーチーム。
「おーい!バトルしようぜー!」いつも通りおバカ全開で、なぜかズボンを脱ぎかけているゴーグルくんと、それを叱るニットキャップちゃんたちだった。
「……あれが、あのS4を倒した軍勢か。油断ならんな」ライは真剣な表情で、腰のホルスターから愛銃を抜いた。
それはブキ屋には売っていない、正体不明のファン(※正体はマスク)から差し入れられた特別な二丁のリボルバー銃。
ステージはバッテラストリート。
カウントダウンが響き渡り、試合開始のブザーが鳴る瞬間、ライは深く息を吸い、全フィールドに響き渡る声で叫んだ。
「さあ、刀を抜け……弾丸を詰めよ、戦争の時間だ!」
「(きたーーーっ!最高!!)」隣でユキが真剣にその合図を聞き届け、バトル開始の幕が上がる。直後、ライはマニューバのように激しくスライドしながらリボルバーを連射。
驚異的な近接戦闘力で、突っ込んできたゴーグルくんを容赦なくキルした。
「わあ!あのリボルバー、スライドしたぞ!?」と驚くメガネくん。
しかし、ブルーチームの連携で前線に出ていたリンが囲まれてしまう。
「あ、サメライドの硬直が……っ」リンが隙を晒したその瞬間、ライの目がグルグルと回りだした。いつもの「発作」――戦闘狂のスイッチが入ったのだ。
「我が軍の外交官に手を出すなァ!!」ライはすぐさま味方の位置へスーパージャンプ。
着地と同時にウルトラチャクチを叩き込み、周囲の敵を吹き飛ばした。仲間思いでありながら、圧倒的な闘争心で敵を圧倒していく。
「あははっ!やっぱりライの戦い方、最高にカッコいいや!」アールも戦闘狂としての血を滾らせ、おちゃらけた笑顔のままドライブワイパーr1を振り回す。
クイックボムを投げつけながら背後に回り込み、スーパーショットでブルーチームを次々と闇に葬っていく。
まさに暗殺部隊隊長の名に恥じぬ大暴れだ。
ユキもドライブワイパーデコでシールドを張りつつ、的確にメガホンレーザーで相手の動きを制限する。
圧倒的な統率力と、戦闘狂二人が引っ張るライチームの猛攻。最後はライがリボルバーの精密射撃で前線を完全に制圧し、試合終了のホイッスルが鳴り響いた。
『WIN!』の文字がライチームの画面に躍る
ひより✩.*˚DESIRE
1,126
「勝ったぞ諸君!我が軍の完全勝利だ!」勝ち名乗りを上げるライに、リンが嬉そうに抱きつく。 「いやー、ライの戦争の話通りに動いたら圧勝だったね!」アールがそう言ってライに近づくと、ライは満足そうに「よくやったな、アール」と彼の頭をよしよしと撫でた。
「えへへ……!」大好きなライに頭を撫でられ、アールは嬉しそうに目を細めてとろけそうな笑顔を浮かべる。
その頃、観客席の最前列では、フードを深く被った4人組(S4)が、ペンライトを激しく振りながら興奮のあまり悶絶していた。
「見たか……っ、今のライちゃんのリボルバー捌き……!僕の差し入れ、家宝にしてくれてるだし……!!」(マスク)「ライちゃん、こっち向いて無意識に手を振ってくれた気がする……!認知されてる!?」(アロハ)
…そんな視線に全く気づかないライは、リボルバーを愛おしそうに見つめながら呟く。
「それにしても、このブキをくれた差出人はどこにいるのだろうな……」「はは、早く見つかるといいね(すぐ後ろにいるけどね)」ユキは観客席のS4に哀れみの視線を送りつつ、ツッコミを胸にしまうのだった。(終)
コメント
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みぅです🤍🥀 「さあ、刀を抜け…戦争の時間だ!」からの流れ、めっちゃ痺れました…! ライの狂気じみた戦闘スタイルと、ユキの冷静なツッコミのバランスが絶妙で、一気に引き込まれました。女装組のアールが撫でられてとろける顔とか、S4のオタクっぷりとか、細かい描写に愛情感じました🌙 続きが気になる…!