テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
5,858
225
ガラス
クッソォォォォォォォォデータ消えたぁぁぁぁぁぁぁあ
…書き直しました。くっそ。ふざけんなぁぁぁぁ
🐤目線
注意
誤字あるかもです。
パクリ❌
流血表現あり
🐤女体化
色分け
地雷の方はサヨナラ
カランッカラン
「Close」とかかれたプレートが掛かっているドアを開けると、
お店の中にはきちんとしたスーツを着たないくんが居た。
「あ、鈴。おかえり。」
「ただいま、ないくん。」
ないくんはりうらを見るとニコッと笑った。
「もうすぐ店開けるけど、ご飯作ってあるから。冷蔵庫に入ってるよ。」
「うん。ありがとう。」
りうら達はないくんが営業しているバーの2階に住んでいる。
今ではここはよく通っているバーではなく、大切な人が待っている家に変わった。
「…鈴?」
「ん?なぁに?」
ないくんは驚いたようにりうらの顔を覗き込んだ。
「大丈夫?」
「…え?」
「泣いてるよ?」
ないくんに言われるまで気がつかなかった。
りうらの頬には涙がいつの間にか流れていた。
「あれっ…あれっ?…なんでっ…えっ」
必死に自分の頬を流れる涙を手で拭った。
ないくんは焦るりうらを抱き締め、優しい声で落ち着かせてくれた。
「鈴、そこ座りな。」
「うんっ…」
ないくんはりうらの背中をさすりながら、話を聞いてくれた。
「仕事でなんかあったの?」
「…うん…失敗しちゃいそうで…焦っちゃったのっ…」
「そっか、そっか。」
本当は仕事の事を少しでも言ったら駄目なのに、
りうらの中の不安を吐露してしまった。
「どうしようって…っ不安でっ…」
「そっか。辛かったんだね。また泣きたくなったらいつでも相談してね?
一人で抱えちゃうともっと辛くなっちゃうからさ。」
「うんっ…ありがと…っ」
もう一度ないくんはぎゅっと抱き締めてくれた。
貴方を嫌いになろうとしたの。貴方を好きじゃなくなろうとしたの。
でも、できなかったの。無理だったの。そんなこと言えない。
だから、こわくって。どうしようってなって、泣いちゃったの。
初兎ちゃん、ごめん。せっかくアドバイスくれたのに。
りうらはないくんの事を嫌いになれない。ごめんね。無理だ。
______________________________
翌日、重い足を引きずりながら事務所へと向かった。
どうしても真っ先に指令室には足が向かなくて、仕方なく屋上に向かった。
カチッ
ライターの火をつけようとしたが、なかなか火が灯らない。
カチッ カチッ カチッ
「…ッ」
オイル切れだろうか。何回か試した後、やっとライターの火が付いた。
火に煙草を押し付け、一服する。
ガチャッ
「…兄貴…。」
「りうら、おはよう。」
「おはよう…」
兄貴が屋上に入ってきた。
兄貴はいつも指令室からほぼ出ることはない。
なのにわざわざりうらを追いかけて屋上まで着た。
なにを言われるかは、もうわかっている。
「…りうら、情が移ったんやってな。」
「…。」
初兎ちゃんがりうらの事を兄貴に話したのだろう。
きっと兄貴はこの話を持ち出すとわかっていた。
だから指令室には足が向かなかったのだ。
「りうらが殺したくないなら、担当を変える。初兎もターゲットと友好関係を築いとるし。」
「…。」
兄貴は甘やかしすぎなのではないだろうか。
与えられた仕事を私情で投げ出すなど、裏社会では許されないことなのに。
「…やだ。りうらが…殺るから…。」
「…俺は、その言葉を信じてええねんな?」
「…うん…。」
りうらの口から出たのは、心もとない小さな声だった。
自分だってこの言葉なんか信じてない。
りうらがないくんを殺せる保証なんてどこにもないのに。
「これ、今日の仕事や。パパっと行ってきてくれ。」
「…わかった。」
歯を食いしばりながら兄貴が手に持っている紙を受け取る。
どんなに辛くても、殺らなきゃいけないのだ。
兄貴達を裏切ることはできない。それでも、ないくんの側を離れたくはない。
今、まさに大切なもの同士が天秤にかけられている。
りうらは逃げるように、屋上から去った。
______________________________
夜10時、秋の夜は寒い。これからはもっと寒くなるだろう。
だけど裏社会では寒くなるにつれ、殺しが多くなる。死体の腐敗が夏より遅いからだ。
…ないくんをいつ殺すことになるのだろうか。
ないくんから、ないくんの両親の居場所を聞き出さなければならない。
でもそれを達成したら、りうらはないくんを殺すことになる。
…そんなこと本当にできるのだろうか。
カタンッ
兄貴に指定された、住所の建物内に入る。
最近、この廃墟を使って麻薬の取引が行われているそう。
それを止めてほしいという依頼だそうだ。
「うわっ…」
薄暗い廃墟は所々にヒビが入っており、鼠が徘徊していて汚かった。
こういうところは表には出せないことをするのにぴったりな場所だ。
奥へ歩いていくと、レジャーシートがひいてあった。
回りには男女が3人座っている。
「…あんた、誰?」
3人のうち、顔に大きな傷がある男に問われた。
その他の2人もりうらの事を鋭い目で睨み付けている。
「ここらへんで薬の取引がされてるみたいだけど、お前達のこと?」
名乗りなんかしない。不必要な会話はいらない。
「あぁ?…さぁな。」
「とぼけないでほしいんだけど。」
「お前のような女が知ってどうすんだ。今なら見逃してやる。早くどっかへ行け。」
コイツらが麻薬の取引者で間違いないらしい。
すぐにポケットから拳銃を取り出し、男に一発命中させる。
バンッ ドサッ
薄暗い廃墟に銃声が響き渡る。
裏社会でたまに聞こえる銃声。これは誰かの人生を奪う音。
「てめぇ…!」
「待て!無闇に飛びかかるな!」
筋肉質な女が殴りかかってきたが、動きは素人なみだった。
それでも飛びかかってきたのは
仲間が一人殺され、動揺していたのだろう。
ドスッ
「カハッ…!ゴホッ」
女の脇腹にナイフを強く突き立てる。
コイツらを殺したって、私は何も思わない。だって大切な人じゃないもの。
…でも…でも…これが、ないくんだったら?
「あ”ッ…うぅっ…」
脇腹を刺した女が痛そうに唸っている。
脳裏にないくんの笑顔が蘇ってくる。
もし、刺したのがないくんだったら…。ないくんが痛そうに唸っていたら。
私は、どうする?悲しくて、泣いてしまうはず。
…やだ。やだ。ないくん。やだよ。殺したく…ない。
「…!」
いつの間にかもう一人の男がりうらの背後に回り込んでいた。
ないくんの事を考えてしまって気がそれてしまっていた。
相手がナイフを突き付けようとする。
このままではりうらも、あの女と同じように死ぬだろう。
ダンッ
ギリギリのところで攻撃を免れたが、男のナイフが
当たってりうらが着ていた紺色のコートの裾が破れてしまった。
「…ッ!」
バァンッ バンッ バンッ
拳銃の引き金を引くと、男は廃墟の地面に倒れた。
返り血がりうらの頬からポタポタと流れ落ちる。
焦ってしまったせいで一人に何発も撃ってしまった。
弾を4つ拾い集め、ポケットにしまう。
真っ暗な廃墟に死体が3つ、その真ん中で立たずむ。
赤黒い血が流れ、廃墟の地面を覆っていく。
りうらの頬に付着した返り血が、ないくんの血になるのは近い未来なのだろうか。
返り血を洗い流すように、りうらの涙が頬をつたった。
コメント
1件
時差でごめんなさい💦 このストーリー大好きなんですよ!赤さんの好きって言う想いと命令っていうのがなんというか切なくって、 次回も楽しみにしてますね!