テラーノベル
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赤)….
桃)….ぅッ、グスッ
気まず…
公園のベンチに腰掛けたあと、沈黙が続く。
さっきまで泣いていた彼がまだ少しだけ嗚咽をもらしている。
なぜ彼が泣いたのか分からない。
どうして急に俺に抱きついたの、?
疑問が次々と生まれる。
桃)りうら、?
急に声をかけられ体がビクリと反応した。
桃)あ、ごめん、、驚かせちゃったね、
赤)ぃや、全然大丈夫…。
申し訳なさそうに話す彼を見るとなんだか俺まで謝りたくなった。
桃)あのさ、?
赤)なに、?
桃)大丈夫ッ、、、?
赤)なんのこと?
分からなくて彼に聞く。
桃)、、その、ッリスカッ、、、
赤)ぇ….?
彼の言葉に一瞬脳の回転が止まる。
なんでバレた?
見えてたのかなぁ、ッ
やっちゃった、、ッ、
赤)っ、バレてたんだね、、笑
隠すのを諦めて心の声を口に出す。
桃)まぁね、、、見えてたから、ッ
赤)ッ…..そっか、笑、
さっきよりも長くて静かな沈黙が続く。
ますます気まずくなり、とうとう顔を伏せてしまった。
これからどうすればいいんだろ。
俺はもう限界だし。
リーダーのないくんにはバレちゃったし。
最悪。
この先俺はどうやって生きていけばいいの?
なんて。
俺は自殺を成功させるために生きてるんだから。
今更これからの生き方とかどうでもいい。
ないくんにバレたからなに?
俺は自殺出来るまで諦めない。
俺は嫌われるために生まれてきて、自分で命を絶つんだから。
赤)ねぇ、ないくん。
小さな声で話しかける。
桃)なに、?
赤)…..
3秒ほど黙った後に俺は口にした。
赤)俺、いれいす脱退するね。
静かな公園に響く声。
桃)は?
彼が驚いたような顔をする。
当然だろう。
急にメンバーが脱退するとか言ったら誰でも驚く。
赤)急でごめんね。今までありがとう。
俺は作りなれた嘘の笑顔を彼にみせた。
桃)ぇ、?ッ、ねぇ、待ってよッッ!!
赤)何?
桃)脱退する理由とか、、そのッ、リスカのこととか、教えてくれない、?
赤)….
赤)別に、大したことじゃないから。笑
適当に答えて立ち上がる。
桃)…
ないくんが静かなうちにさっさと帰ろ。
赤)じゃーね。ないくん。
?)りうちゃん!!( 手掴
赤)は、、ぇ?
久しぶりの投稿~
めんどくさくてサボってたわ、☆
コメント
5件
うわ、神。 最高すぎる 書き方好きだわ… てか、深夜投稿やん 大丈夫?寝れてる?