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夢だと思っていたようですが、本当に夢じゃなくて正直泣きそうです。

アルフレッド ( 2p ) さんが私の家へ押しかかってきて約1時間が経ちました。今何をしているのかと言うと、はい。昼寝添い寝です。


何故こうなったかは、私にもよく分かっていません。彼は隣で眠っていますし、逃がさんと言わんばかりに私を強く抱き締めているので本当に指一本も動かせません。

この絵面をアルフレッド ( 通常 ) さんに見られてしまえば、私の命は無いことでしょう。自分と瓜二つの奴が居るのですから。

そんな事を淡々と考えていたら、玄関から物凄い音がしましたが、

「 まさかアルフレッドさんな訳無いですよね ~ … 」ボソッと私は呟き、さっきの

メキメキメキッ

と聞こえた事を気の所為にし、現実逃避を始めようとしていた所。

ガラガラガラ

と襖が開けられ、そこに立っていた人物は、私の知っているアルフレッドさんだった。

「 き、菊 … ? 」

目を合わせなければよかった。そう思った。

不運な事に、私はアルフレッド ( 2p ) さんが壁になり、襖を開けても幸い私は見られない位置のはずだった。だが、少し顔を上げた所にアルフレッド(通常)さんが来て、今、彼の視線がとても痛い。



その後、なんやかんやあってアルフレッド(2p)さんは自分の元いた世界へ帰って行った。


「 Hey !! 菊 ! 一体、さっきの状況は何だったんだい ?! 」

「 嗚呼、ええっと、その … 」

「 まさか菊 ! 俺と言う存在が居ながら浮気でもしてたのかい ?! 」

「 えぇ ! 否、違いますよ !! と言うか、私、アルフレッドさんと御付き合いした記憶は無いのですが … 」

「 浮気はしてないんだな ! 君の事をあのままにしてたら絶っっ対大変な事になってたんだぞ !! 」

「 は、はぁ … 」

「 今回は俺が菊の事を盗聴してたから助かったけど、次は分からないんだぞ !! 」

「 はい … 以後気を付けます … 。 」



え、あの人、シンプルに私の事盗聴してるって言っ…



fin.

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