トラウマ持ちの末っ子凛ちゃん

氷織「凛くん､凛くんは休暇中どうする？」

凛「…家には戻りたくないな…」

玲王「じゃぁ俺ん家来る？」

凛「玲王の家？」

玲王「うん､父さんと母さんも来ていいって言ってるし」

凛「じゃぁ…お願いしてもいい？」

玲王「おう！」

氷織「凛くん」

凛「？」

氷織「休暇中､日にち空けといてくれん？」

凛「分かった」

氷織「ありがとう」

玲王「それじゃぁ行くか」

凛「うん､氷織､またねﾌﾘﾌﾘ」

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１０日目(休暇残り４日)

凛「氷織､お待たせ！」

氷織「凛くん！全然待っとらんよ」

凛「どこに行く？」

氷織「お揃いのアクセサリー買いたくて」

凛「アクセサリー？」

氷織「こうゆう事した事なくて」

凛「俺も初めて」

氷織「！よかった」

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氷織「じゃぁ､またなﾌﾘﾌﾘ」

凛「ﾌﾘﾌﾘ」

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凛「ﾄｺﾄｺﾄｺ」

父「おい」

凛「ﾋﾞｸｯ…あ…」

父「来い！！」

凛「い”ｯ」

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裏路地

凛「離してｯ！」

父「テメェのせいで冴は負けただろうが！！」

凛「ﾋﾞｸｯ」

父「仕置だ､覚悟しろ」

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父「ﾎﾞｺｯﾎﾞｺｯﾎﾞｺｯ」

凛「ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ」

父「ｽﾞﾁｭ」

凛「ぁ”…」

父「ﾄﾞﾁｭﾄﾞﾁｭ」

凛「……(誰か…助けて…)」

父「ﾇﾎﾟｯ…役立つが！ﾎﾞｺｯ」

凛「……」

父「ﾄｺﾄｺﾄｺ」

凛「…ﾎﾟﾁ…ﾎﾟﾁ…ﾌﾟﾙﾙﾙ」

絵心『もしもし？』

凛「絵心…さん…助…けて…」

絵心『！今どこにいる！』

凛「○…○の…裏路地…」

絵心『周りに誰かいるか？』

凛「いない…」

絵心『今から迎えに行く！』

凛「あり…がとう…」