〜レイ目線〜
最初はただの違和感だと思っていた。結局自分の思い違いだと思って。
ただ、切なげな公の笑顔が見てるだけで悲しくなってきて、口から出た言葉が
「いじめられてる、?」
だ。自分でも何言ってんのか分かんなくって、
(ほんとに僕何いってんの!?)
とまで思っていた。
でも、まさかそれが的中するなんて思いもしなかったし、助けを求められるとも思っていなかった。
「助けてください!」
そう言ったあと公は声を押し殺して泣き出した。
どれほどつらかったのだろう。もう疲れ切っていたんだろう。それでも、5分ほど公は泣いた。ずっと。
その後、公はぽつりぽつりと話し始めた。小学4年から虐めにあっていたこと。何の因果かいじめの主犯とずっと同じクラスだったこと
それから、いじめの原因が、名前だってことも。
「え、あ、な、まえで、?ぅあ、れ、?」
「なーちゃん、落ち着いて。大丈夫。ほら、深呼吸。」
「な、なさりさん?」
「げっほげほげほ」
静かな怒りがわく
(はぁ、本当に、やってくれる。)
⦿視点交代⦿
なさり「え、あ、な、まえで、?ぅあ、れ、?」
レイ「なーちゃん、落ち着いて。大丈夫。ほら、深呼吸。」
公「な、なさりさん?」
なさり「げっほげほげほ」
公「大丈夫ですか?」
なさり「っはぁ、ん。大丈夫、」
レイ「なわけないよね。休憩しよっか。それに、もうお昼休み。」
公「っえ!?」
なさり「俺、弁当取ってくる!」
レイ「あ、僕も行く!公ちょっとまってて〜!」
タッタッタッ
公「足、速っ」
???「あれれ?レイ君がいないよ?」
??「お前は、さっきレイとなさりといっしょにいたやつか」
公「え、」
はい、切りまーす。特に言うことないので
おつしご!
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