はいこんちゃーコメントでいただいた主人公無双がむずいけど、、、、コメント頂いたからにはやる〜!
苦手だから下手かも、、、、、ごめん💦
“救世の剣”は今日も傲然と笑う
「おい、もう終わりか? 魔王軍最強の将が、その程度かよ」
黒髪の青年が、崩れ落ちた巨体を見下ろして笑った。肩に担がれた黒刀には、今まさに戦いの余熱が残っている。切っ先から滴る血すら、彼の纏う圧倒的な威圧の前では、ただの演出にしか見えない。
「……な、なんてやつ……あれが、人間か……?」
呻くように倒れた魔族の将軍。その眼には、恐怖と絶望が宿っていた。
青年――シオン・アルグレイドは、紛れもない“最強”だった。
剣術、魔法、身体能力、戦術眼……すべてにおいて世界の頂点。
彼が本気を出した戦いは、これまで一度として十分に続いたことがない。
それでも、彼は言うのだ。
「俺が最強であることは、ただの事実だ。謙遜する意味がわからん」
〜〜
シオンが無双する理由は一つだけ。
――世界を救うため、ではない。
彼はこう語る。
「俺がこの世界に召喚されたのは、俺が強すぎたからだ。世界のバランスを取るために、最強が必要だった。それだけの話だ」
そう。異世界召喚は神のバグ修正の一環。
そして、修正パッチの内容はこうだ。
『魔王が強くなりすぎた。だから、それ以上に強い人間を一人、落とした』
結果がこの、最強の青年シオン。
彼は強さに酔ってなどいない。己の力を誰よりも冷静に理解している。だが、その力を振るう理由には、一本の芯が通っていた。
「誰もが、自分の弱さを呪う世界なんて、俺が壊す。――だって俺は、弱さなんか、知らねえからな」
傲慢だが、矛盾していない。
彼は最強だからこそ、弱者を見捨てない。
そして、今日もまた――
「次は魔王本体か? よし、行くぞ。全部、俺がぶっ壊す」
黒衣の少年は、剣を肩に担ぎ、誰も踏み入れたことのない“魔界の門”を踏み越えていく。
その背中は、誰よりも自由で、そして誰よりも、孤独だった。
「神の上に立つ者」
あの魔王を倒した夜から、シオンの表情が変わった。
「……あいつは、俺に言いやがった。“お前でも届かない存在がいる”ってな」
炎の中で消えた魔王の最後の言葉が、脳裏に残っていた。
『最強を自称する人間よ。……お前の戦いの先には、“神”が待っている』
「本当に行くのか、シオン」
そう声をかけたのは、仲間の一人――ディラン・クロウ。
無骨な銀髪の青年で、かつて帝国最強と謳われた騎士団長だった男だ。
今では、シオンの右腕とも呼べる存在。
「お前は、もう十分だろ。魔王を倒し、世界を救った英雄だ。それ以上何を求める」
シオンは肩をすくめて笑った。
「俺は最強だ。それを証明しただけ。だがな――」
風が吹き抜け、彼の黒髪が揺れる。
「“最強”は、誰かに決められるもんじゃねえ。俺が俺自身に誇るもんだ」
「……だから、神をも超えると?」
「当然だろ。あいつが“上”にいるなら、引きずり下ろすだけだ」
そして、三人目の仲間が口を挟む。
「ほんと、あんたって――バカなんだから」
そう言いながらも、笑っていた。
名はリリス・フェリア。
元・神聖教会の巫女であり、封印魔術の天才。
神の意志を代弁する存在だった彼女が、今はシオンと共にいる。
「神を相手に喧嘩する人間なんて、教典には書いてないわよ」
「じゃあ新しく書いとけ。“一人のバカが、神に喧嘩を売った”ってな」
「……ったく、後悔しても知らないからね」
そして、彼らは辿り着く。
――“神域《しんいき》”
天の裂け目から現れたのは、黄金に輝く存在。
人の形をしているが、その佇まいは絶対の威圧を放っていた。
「ようこそ、選ばれし者たちよ」
その声は、空間そのものに響き渡る。
「シオン・アルグレイド。人の身にして“魔王”を討ち果たした異端」
「……お前が“神”か」
「我は天秤を司る者。秩序の守護者。汝の存在は、もはや世界の均衡を乱す“災厄”」
「“最強”が秩序を乱す? 笑わせんな。俺はただ、俺の力で前に進んできただけだ」
神の眼が細められる。
「ならば証明してみよ。“最強”とは何かを。――この神を超えてみせよ、人の子よ」
天が裂けた。
一瞬の閃光。
次の瞬間、シオンたちは神の力によってバラバラに次元へ飛ばされる。
――試練の始まり。
神に挑むには、それぞれが己の“限界”を超えねばならない。
ディランは、かつて己が殺した兄との再会。騎士としての誇りと罪を問われる。
リリスは、神の力に魅了される己の内面と対峙する。
そしてシオンは――
「……まさか、ここに来て“負ける”とはな」
彼の前に立っていたのは――かつての“地球の自分”。
召喚される前の、弱く、臆病で、逃げてばかりいたシオン。
「お前に勝たなきゃ、神なんか倒せるわけがねえ」
己自身を越える戦い。
そしてその先に、真なる神《しんのかみ》――創造主との決戦が待っている。
補足設定まとめ(ここまでのあらすじ)
キャラ役割・特徴備考
シオン・アルグレイド
主人公。最強であることを自覚している。黒刀の使い手
異世界召喚された元人間。魔王を倒し、次は神に挑む
ディラン・クロウ
元騎士団長。冷静で現実的。重厚な剣士タイプ
シオンの信念に惚れ、共に行動
リリス・フェリア
元神聖教会の巫女。魔術と神学に精通
神と人の間で揺れる存在。今はシオンに心を預けている
神(秩序の番人)
世界の均衡を守る存在。力も威圧も規格外
シオンを「災厄」と見なし、排除しようとする
「最強」の意味――そして、神を超える時
天は割れ、大地は崩れ、世界が震えていた。
神域《しんいき》に再び集った三人の戦士。
幾多の試練を超え、それぞれが過去と弱さを克服し、今――神の前に立つ。
黄金の神が、無言で宙に浮かぶ。
「見事だ、人の子らよ。汝らの魂には、もはや迷いがない」
「だったら、黙って消えてくれねぇか?」
シオンが剣を肩に担ぎ、吐き捨てるように言った。
「お前の秩序ってやつ、くだらねぇな。強い者を危険視して潰すのが“神の正義”かよ」
「それは調和だ。力は均衡を乱す。例外なき理こそ、世界の真理」
「――だったら、俺はその真理をぶち壊す」
神の手が天を指すと、世界が光に包まれた。
まるで全てを呑み込む“創世の光”。それだけで、どんな存在も消滅する。
だが――
「遅えよ」
シオンの黒刀が、空を裂いた。
斬ったのは光でも空間でもない。“絶対”という概念そのもの。
「な……!? 我の力が……!」
神の身体が、ほんの僅かに揺らぐ。
「神ってのは、全部わかってる気でいる。
でもな――“わかってる”ってことは、もう伸びねえってことだ」
シオンは一歩踏み出し、続けた。
「お前が全てを支配してるなら、この世界にはもう“未来”がねえんだよ」
シオンの背後に、ディランとリリスが並ぶ。
ディランが盾を掲げる。「全力で行け、後ろは任せた」
リリスが魔法陣を展開する。「一撃分だけ、神すら凌ぐ出力を引き出す。……今こそ見せて、シオン。あなたの“最強”を!」
「任された」
――その瞬間、世界が反転した。
重力、時間、法則、すべてが狂った。
だがその中でも、黒き閃光だけが真っ直ぐ神へ向かっていく。
神が吼える。
「なぜ抗う!? なぜ我を超えようとする!?」
シオンの答えは、短かった。
「俺が“最強”だからだ」
その刹那。
黒刀が神の胸を貫いた。
黄金の身体がひび割れ、内部から光があふれ出す。
神が、初めて苦悶の声を上げた。
「馬鹿な……我は、創造主だぞ……!?」
「創ったやつより、超えようとするやつの方が強えんだよ」
刀を抜き、シオンは静かに言った。
神は崩れ落ち、静かに微笑んだ。
「……なるほど。“可能性”か。なるほどな……」
そして霧散する直前、最後に一言だけを残した。
「汝こそ……真なる“創造の始まり”……」
戦いは終わった。
神なき世界に、新しい空が広がっている。
ディランが言う。「……本当に倒してしまったんだな」
リリスが微笑む。「でも、不思議と怖くないわね。むしろ、自由って感じ」
そして、シオンは――空を見上げながら、つぶやく。
「神を超えたって、何も終わらねぇ。……“始まる”んだよ、ここからが」
「最強ってのは、ただの結果じゃねぇ。
超え続けるって、決めた意志そのものだ」
彼は、もう迷っていない。
最強は、ゴールではない。
常に進み続ける者こそが、“神をも超える”存在なのだ。
そしてシオン・アルグレイドの旅は、まだ続いていく。
神を超えた男が見る、まだ見ぬ世界へ――
どうだった〜💦下手すぎてやばい、、、
設定がごみのミックス、、、
このみさん今回のやつ下手かもです。。。申し訳ないです、、、、
コメント
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途 中 で 読 む の や め た け ど う ま く ね 🙃