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いよいよ入学式、扉が開かれ、中へ入る。
先輩や先生、保護者の視線に見守られつつ、新入生の席へと進む。
(…本当に入学したんだ…これから頑張らないと…!)
校長先生の祝辞を聞き、これからの学校生活への期待と、宇宙警察の夢への決意が漲る。
親元から離れ、慣れない都会での生活。みんな優秀な家の出で、自分がここにいていいのか少し分からなくなる。だが、夢へ向かう仲間だ。きっと受け入れてもらえる。そう信じる。
理事やお偉いさんがたの祝いの言葉に会釈をする。それが終わると、新入生のクラスと担任や授業の担当の先生が自己紹介などをする。どの先生も威厳があり、元宇宙警察の先生などがいる。宇宙に関することについて学ぶには最高すぎる学校だ。
(…あ。あの先生、テレビで見たことある……)
もちろん有名な人もいる。そんな人達から学べるのは本当に有難いことだ。立派な宇宙警察になるために、全力で知識や技術を得る。そのためにここにいるのだ。
先生の挨拶が終わる。クラスごとに退場となり、再び教室へ帰る。廊下からは綺麗に咲き誇った桜が見える。まるで俺たちを歓迎しているようだ。そんな桜を横目に、教室に入る。
席につき、先生が話し始める。
「今日の予定は学校生活の説明及び校則の確認。それと、名札の配布と学校のことをまとめたプリントを配る。家に帰ってもう一度目を通すように。」
それから先生が学校のことについて説明してくれた。行っては行けない場所。食堂のこと、学校内での暮らし方など、とても大切なことだ。家に帰ってプリントをもう一度読み返そう。ルールはきちんと守りたい。
「……これで説明は終わりだ。何か質問はあるか?」
さすがは優秀な学校だ。最下位のクラスでもみんな話を聞き、理解している。
「…無いようだな。では今日はこれで終了だ。今日から、この高校の生徒だということを自覚し、くれぐれも問題を起こさぬように。では解散。」
「ありがとうございました!」
昼前…少しお腹がすいてきた。帰りにどこかに寄ろう。そんな事を考えながら、高校を後にする。帰りつつ、お昼をどこで食べようか考える。そういえば、最近気になっているレストランがあった。そこに行ってみよう。
店内に入ると早速嫌な予感がする。よくある話だ。チャラい大人が若い子をナンパするなんて。……どうしたらいいんだろう、考える前に体が動いていた。