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初回でもある今回はとある主🍁さん宅の西橋光くんをお借りしました❣️
夢ちゃんは🌸とさせて頂きます
西橋くんは既に恋仲がいらっしゃいますが、今回はそこを無視した🌸の片思いシナリオです
軽い設定としまして、西橋君とはバイト先の先輩後輩である🌸、🌸は西橋くんに好意を寄せています
今回はそんな2人の出会いのみを …
それでは、暖かい目で閲覧よろしくお願いします
「」⇒ 西橋君
『』⇒ 夢 🌸
[] 〈〉⇒ モブ
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『あ、あのっ、先輩!』
「ん?どないしたん 🌸ちゃん,分からへん所でもあった?」
私がカフェのバイトに入って3日目、挨拶以来話したことのないに勇気を振り絞って声をかけた
『その…小さいカップがどこにあるのか分からなくて…!』
「ああそれなら__」
カップの場所は覚えてるけど、先輩と話してみたくて嘘をついた、先輩について行った先にはきちんとカップが並べてある棚。
「ほら、ここにマグカップやらなんやら置いてあるで」
『ありがとうございます!』
どうしよう、このまま会話が終わっちゃう、何か話題を振らないと…なんで少し考えていると、ふいに西橋先輩が口を開く
『今日初めて話すやんな?名札あるし分かる思うけど…自分西橋っていうねん。にっしーって呼んでくれてもええで?』
冗談めかしく笑いかけてくれる西橋先輩に、私は少し緊張が解けた気がした
「そ、そんなそんな…!初対面であだ名だなんて…!」
嬉しいけど私は西橋先輩より年下で、そう呼ぶのはハードルが高すぎる、と首を振った
『なんや残念,まぁ気ぃ向いたらでええよ』
『他なんか分からんことあったらまた聞いてや、ほな自分は清掃行ってくるから』
先輩は掃除用具を持ってバックヤードから出ていってしまった…
「…不思議な人だなぁ」
今思えばずっと目を瞑っていた気がする、笑顔で素敵なのはそうなんだけど…
それから数日たって、私はバイトも板についてきて、他のバイトの子たちとも話すようになってきたある日、バイトの1人がこう言った
[ そういえばさ、西橋先輩が目開けてる所見た事ある? ]
その場にいた4人全員が固まった,やっぱり誰も見た事無いみたい。全員が口を揃えて
【見たい】
そう一致団結した。そうと決まれば!とリーダーシップのある子が作戦を練った
『びっくりさせてみる?』[こちょこちょとか…]〈開けてくださいって言ったら開けてくれないかな…〉
なんて皆で西橋先輩の開眼話で盛り上がる
すると不意に、その場の4人ではない大人びた声が耳を通る
「お前さんらさっきからなんの話しとるん?自分も混ぜてや」
[ ぎゃあ!出た!!!! ]
「ぎゃあってなんやねん!人をお化けみたいに…」
バイトみんなで目配せをして、この話は中断された
「えぇ、教えてくれへんの〜?感じ悪いなぁ」
『す、すみません…! 全然!大した話じゃないのでっ !』
「まぁええけど…サボってないでレジ行きや〜」
それでその日の会話は終わった。
結局目は見れなかったし、そこまで仲は縮まらなかったけど…また今度ご飯に誘ってみよう…
〆 ( 2話に続 … ? )
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