《注意事項 必ずお読みください》
※ インターネットで活動されている方々の名前をお借りした二次創作です。名前や設定をお借りしただけで、ご本人様とは何の関係もありません。
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※rdの観測者な為、他キャラブレあり
※推し贔屓
※捏造しかない
※腐×
※ ※ ※
久しぶりに朝早く起きてみると、もっと早起きなケインが相変わらずクラフト素材をパンパンに持っていた。静かに欠伸をすると、俺に気づいたケインが挨拶をする。
「おはようございます店長、今日は早起きですね」
「ん〜ッ…おはよーケイン。」
「あれ、珍しく肌装甲?」
「そうですね、最近の朝は肌装甲ですよ。」
「へー、やっぱり肌装甲その方が楽なの?」
「楽というか…店長、もしかして肌装甲嫌いですか?」
「へ?いや全然嫌いじゃないよ。」
「それはよかったです。クラフト行ってきますね。」
「行ってらっしゃ〜い。」
自分もクラフト素材を取りに行こう、と倉庫で素材が書いてあるメモを読みながら用意していると、ケインから電話がかかって来た。
「ケイン?なんで無線じゃないの?」
〈あ、ごめん全然ケイン君じゃないんだ。
「あれ、鳥のぎん?なんでケインの携帯で?」
〈実は、ケイン君事故っちゃったみたいで病院に運んだんだけど、ちょっと”故障”しちゃってるかもなんだよね。
「はぁ、”故障”ですか…。わかりました、迎えに行けばいいですか?」
〈そうだね。なるべく早くお願いね。
※ ※ ※
病院前にヘリを止め、操縦席から降り病院の入口へと歩く。中から聞きなれた声が聞こえ、ケインだと確信した。
「すみませんレダーですけど〜」
「お、ケイン君、レダーさん来たよ。」
「店長…」
「ケインも事故ダウンとかするんだ、大丈夫?」
「大丈夫じゃないかいもです。」
「大丈夫じゃないなら診てもらってくれ?!」
「レダーさん、レダーさん、ちょっと。」
鳥ぎんに手招きされ向かうと、ケインの今の状態について説明された。
「つまりケインが胸があたたかいって言うのは、何らかの不具合で感情が芽生えたからって事?」
「そうみたいなんだよね。レダーさんケイン君のこと直せる?」
「あー直せるけど、家じゃないと無理だね。」
「なるほどね、もう怪我は治ってるから家で直してきていいよ。」
「了解、ありがとね〜」
「ケイン、1回帰ろっか」
「…はい。」
※ ※ ※
ケインを直せる人物はもちろん刃弐だ。刃弐に状況を説明し、直して欲しいとお願いする。
「あーOK、じゃあケイン直すから電源落とせる?」
「…..です。」
「ん?」
「もう少し感情というモノを味わいたいんです。」
「なので私の気が済むまで、待ってくれませんか?」
「ケイン…」
ケインがこんな事を言うなんてビックリした。刃弐もビックリしたのか、目を見開いていた。
「どうする、レダーさん。」
「んー、まぁ本人がそう言うなら、無理矢理やる必要はないよね。」
「…店長、ありがとうございます。」
「ケイン、ほかのところも壊れて無いか見たいから、電源落とせる?」
「了解です。」
「じゃあ刃弐、後はよろしくね〜」
「はいよぉ〜。」
※ ※ ※
今日はケインがあの状態になってから初の大型&金持ち。もし途中で不具合が起きたとしても仕方ない。皆には本人からちゃんと説明してるみたいだし、何かあったら助け合うだろう。
《じゃあ始めます。》
《はい!/おけ〜》
今回の大型の結果は、音鳴 トピオ が逮捕されたものの、金持ちのケインは無事逃げ切れた。
《利確完了です。》
《ナーイス!》
《俺ヘリだから2人迎えに行ってくるねぇ〜》
《レダーさんありがとう〜》
「音鳴〜トピオ〜迎えに来たぞ〜」
「せんせー、ナイスでーす!」
「ナイスゥー!」
「逮捕されたの俺たちだけですか?」
「そうだよ、ふつーに成功です!」
「流石過ぎるー!」
※ ※ ※
「ただいま〜」
「帰ったでー」
「ケイン先輩ナイスです!」
「ケインナイス!」
「ありがとうございます。」
「…」
「?」
凄くケインからの視線を感じる。
「ケインどうした?顔に何かついてる?」
「…店長、私頑張って警察から逃げました。」
「え?普通によく逃げれたねあれ。」
「…頑張ったので褒めてください。」
「え、褒め…?」
「はい、褒めてください。」
目をキラキラ輝かせ、顔をずっと見つめてくる。
別に褒めるのは嫌じゃないし逆に褒めたいが、その顔は少し反則だ。
「ケイン偉いねぇ〜、ケインのおかげで成功したよ。ありがとねぇ。」
ハグをしながら言葉をかけると、凄く満足したのか表情が変わり、恥ずかしがりながら家を出ていった。
「出てった…」
「あれ怒ってた?」
「え?照れてたんじゃないの?」
「あ、そうなんだ。怒らしちゃったのかと思ったわ。」
「レダーまじか…」
※ ※ ※
数日経過し、シマトリの日が来た。準備をするため北のアジトに向かっていると、無線越しに呼ばれた。
『店長、今北に向かってますか?』
『向かってるよ〜、どうした?』
『店長の分は準備しておいたので、使ってくださいね。』
『えマジ?助かる、ありがとねぇ〜』
『ケイーン、オレのは?』
『会長達のはありません。』
『なんでやねん!!!』
※ ※ ※
シマトリが開始してから約30分経った時、ダウンしたと報告が入る。
『あ、レダーダウンしたわ。』
芹ちゃんが言った言葉に、自身の温度が高くなってくるのがわかる。
『㌰㌰㌰㌰㌰』
的中しているのか、無線を連打している。犯人は絶対にMOZUだというのは分かっているので、直ぐに店長の元へ行き犯人を殺す。
店長の周りにMOZUが2人立っていた。1人は轢き、もう1人はハンドガンでヘッショワンパン。
「店長、大丈夫ですか?」
「ケインつよぉ!!ありがとねぇ〜!」
「…はい、また来たら言ってくださいね、直ぐに駆けつけます。」
※ ※ ※
『終了〜お疲れ〜』
「お疲れ様です!」
『おつ〜』
「今日ケイン凄かったね〜」
「そうですか?」
「いやもうオレ、ケインがアイツら倒してくれた時全身が震え上がったもん。」
「芹沢もおったから、途中MOZU全滅しとったで。」
「えぐぅ…ほんと二人ともありがとう」
「あれ、ケインどこ行った?」
「ケインなら褒められたことMOZUに自慢しに行ってたで。」
「そんな嬉しかったんか…ww」
※ ※ ※
「ケイン、もうそろそろ直した方がいいんじゃない?」
そう伝えると、ケインはとても悲しそうな顔をしていた。
「今までは何も異常はなかったけど、いつまで続くか分からないでしょ。」
「俺もレダーさんと同意見だよ。ケイン、そろそろ直した方がいいと思うな。」
数秒固まっていたので少し心配したが、悲しい顔をしながら少しだけ頷いた。
「…ありがとうケイン、じゃあ刃弐後は任せたよ。」
「おーけー。」
※ ※ ※
「おはようケイン、気分はどう?」
「…特に何も変わってないです。」
「…そっか。レモネード飲む?」
「?飲みます。」
「…??」
修理が終わったのか、無事再起動された。もう自分には感情がない。そう思っていたのに、出されたレモネードを飲むと、何かが込み上げてきた。
「…ケイン、気分はどう?」
「…凄く最高です。」
※ ※ ※
「レダーさん、いつの間に感情.EXEなんて持ってたの?」
「いや、そろそろケインに入れてあげようとはずっと思ってて、買った翌日にちょうど事故っちゃって、タイミング失ってたんだよね。」
「なるほど…流石にタイミング悪かったね。w」
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