「元貴、お願いします。一生のお願い」
嫌だ。絶対に嫌だ。
若井はこれから3日程泊まりでの撮影がある。
たった3日、されど3日。
その短い期間で、寂しいしムラついたらあれだから元貴のハメ撮り欲しいから撮らせてって、頭おかしいんじゃないの?
「嫌だ!絶対やだ!!!!!」
「なんで!元貴撮られるの好きじゃん!」
「若井に撮ってもらう自撮りと意味が違うじゃん!」
「俺が撮ってるんだから同じだよ!」
「とにかく嫌だ!!!」
「普段とちょっと違うから気持ちいいかもよ?」
えっちな時によくするニヤニヤした顔、腹立つ。
僕だって3日間若井と会えないの寂しいなって思ってたけど、ハメ撮りは流石に…。
あぁ、嫌だ、気持ちいかもよって言葉が腹の奥底に来てムズムズする。
3日経ったら消してもらえばいい。
「わ、かった。ただし3日経ったら絶対消してね」
「!!!ありがとう!元貴!」
目をきらきらさせて、見えないしっぽがブンブンなってる。
あぁ、恥ずかしい、でもどんなことされちゃうんだろうって気持ちが大きくて身体熱くなってきた。
────────────────
お互いにお風呂を済ませて、ベッドに座る。
若井はカチャカチャとスマホをセッティングしている。
え、手持ちだけじゃないの?
なんか、えっちな撮影してるみたいな。
「ね、ねぇ、スマホそんないる?」
「いるよ、手持ちとベッドの外にも2台ぐらい置かなきゃ」
「そ、んないらないでしょ」
「恥ずかしい?」
ベッドの端に置いたスマホをピロンと開始させ、こちらに迫ってくる。
こちらに来る時に手持ちのスマホも開始させて僕を撮る。
僕の肩に手を置きながら優しくキスをする。
ちゅっとリップ音を出しながら唇、頬、首、鎖骨と若井の薄い唇が当たってこそばゆい。
また唇に来ると優しく舌でノックされ、開くとぬるりと侵入してきた。
上顎、歯列をなぞって水音が響く。
これも動画に収めてると考えるだけで恥ずかしすぎて死にそう。
「っん、む、ぁ、」
「っは、元貴可愛い」
唇についたどちらか分からない唾液を指でなぞり、僕をヘッドボードに腰掛けるようにクッションや枕をセッティングしている。
おいでと手招きされ腰掛けると
「元貴1人でしてみて」
いや、いやいやいやいや。
若井の前で?それに撮られながら?
馬鹿すぎるでしょ、絶対に嫌だ、恥ずかしいにも程がある。
ぐるぐると頭の中で考えてる間に、若井にTシャツ、ズボンとスルスルと脱がされてしまった。
隠すものが無くなってしまった…。
早く早くと目を輝かせて…。
こいつ、まじで終わったら覚悟しろよ。
「1人でするときみたいにやってよ」
「うるさいな、わかったよ、」
もうカメラとか気にしないで無になろう。
両手を胸に持ってきてさわさわと撫でるように触れる。
急所は避けて、指先と指の腹で気持ちをあげる。
はぁっと声が漏れ、乳首がぷくっとなってきたところで優しく触れる。
「元貴最初に乳首触るんだ 俺のせい?」
「……っそうだよ」
「ふへ、えっちだね元貴」
ふわっと笑って可愛げがあるのに目の奥は欲情しきってるぎらりとした目がいる。
それだけで腰がゾクゾクしてしまう。
主張してきた乳首を指先で軽く押したりカリカリしたり、引っ張ったりといじいじしてると、少しずつ硬くなってきた自身が下着を押しやる。
「元貴 今してるの声に出して教えて?」
「え、いや……」
「何したら気持ちいいとかわかるじゃん」
いやいやいや、お前もうわかるだろ。
僕が若井のやり方真似して触ってるの知ってるでしょ!?
「若井が僕にやるやつと同じだよ、」
顔を下に向けてボソッと言うと、喉を鳴らしながらずりずりと若井が僕の後ろに回り、耳元で囁いてくる。
「ねぇ、元貴 俺のやり方思い出して触って気持ちいい?」
「っう、ぁ」
元気がなかった自分のおちんちんはいつの間にか元気になって下着の中でパンパンに膨れている。
するりと若井の手でパンツを脱がされ、自分の我慢汁がつうっと糸を引く。
それを見た若井がえっちな汁たくさんだね、なんて耳元で言うからおかしくなりそう。
恥ずかしいのに乳首を弄る手が止まらなくて気持ちよくて、ピクピクと自身が反応しちゃう、全部見られて恥ずかしい。
「ぎゅっぎゅってつねっちゃって 腰も動いて」
「あ、腰さわんないで、」
「ちんこ見て?元貴の我慢汁トロトロって出てきてる。触ったら気持ちいいかなぁ?」
「あ、あ、」
「元貴 触って?」
甘ったるい、吐息だらけの囁きに腰が砕けそうになりながら、なんで若井が触ってくれないんだとイライラしながら従ってしまう。
手を筒状にして我慢汁を全体的に擦ると、ぬちゃぬちゃと音が響く。
気持ちいい。
自分の好きな場所を擦ると勝手に速度も上がってしまい、自分の息遣いとえっちな音だけが響いてカメラに撮られている。
「あ〜、元貴えっちだね。ぐちゃぐちゃ言ってる」
「あっ、あっ、きもち、手 とまんな、はずかし、」
「可愛いよ そのまま1回イッちゃおうか」
頭や耳、腰を優しく撫でられながら自身をちゅこちゅこと扱いて呆気なく達した。
腰が後ろに引けるとゴリっと硬く熱い若井のが当たって、早くこれが欲しいとお腹がきゅんきゅんする。
今出した精液を自分の指に絡めて穴へ持っていく。
日頃若井に犯されているから自分の指は難なく侵入を許可する。
最初から2本侵入させると、自分の指を締め付けてくるのを開いて若井のを挿れる準備をする。
「元貴自分でやってくれてるの?」
「っん、うるさ、早く、これちょうだい」
「かわい」
くるりと向きを変えられて後ろに押し倒されM字開脚させられた。
やだ、全部見えちゃうじゃん。
「もう2本入ってる えっちな穴だね」
「うるさい、っんぅ、もう、いいから」
「やだ、待ってここ撮りたい」
「っは!?やだやだまって!こんなカメラ近づけないではずかし、」
「可愛い、穴ひくひくしてるよ嬉しい?嬉しいんでしょ」
「嬉しくない、もうやだぁ、」
「元貴の指きゅうきゅうって締め付けてる 可愛い……っいだ!」
恥ずかしさと怒りで思いっきり若井を蹴り飛ばしてやった。
絶対に、絶対にこの動画消してもらうんだから。
「早くいれろよ!」
「えぇん、元貴のせいで萎えちゃった、蹴り痛かった」
「嘘つけビンビンだろ」
「舐めてくれなきゃ入れられない」
「嘘つき野郎だ」
「じゃあもう入れない」
なんでお前が拗ねてるんだよ、これだけ恥ずかしいことさせられてる僕の方が拗ねていいだろ。
こうなったらもう従う以外ない……。屈辱すぎる。
自分が舐めてる姿動画に残されてしまうなんて。
「ほら元貴舐めて?」
「わかったよ、」
ズボンと下着を脱がすと、何が萎えちゃっただよギンギンのビンビンじゃないか。
ムカついたのでふぅっと息をかけたり、舐めるか舐めないかのギリギリに唇を持っていき焦らす。
悶々としている若井の表情を見れてしめしめと思いつつも、こちらもお腹がきゅんきゅんしてしまうのが最悪。
「んぁ、む……っん、ぅ」
「あ〜、きもち、元貴上手、っあ、そこ、舌で、っそう」
「んぇ、ちょっと腰動かしすぎ」
「ごめん ほんと、気持ちよくて」
「んふ、次動かしたら噛むからね」
「いいよ 元貴ならなんでも」
咥えるところまで咥えて入らない部分は手で扱い、顔を上下に動かしてじゅぶじゅぶと音をたてる。
ちらりと若井の顔を見てみると、もう、なんとも言えないえっちな顔しててお腹がきゅうって、イキそうになった。
早く、早く口じゃなくて中欲しい……。
「……っぷぁ、」
「っん、ぁ、元貴どうし……」
「もう無理、」
若井の上に乗っかり、対面座位の形になる。
ゴムなんていらない。早く若井を堪能したい。中が寂しい。
若井のを自分の手で支えて自分の穴に添える。
若井の形を覚えた僕の穴はすんなりと若井のを咥えてきゅうきゅうの締め付ける。
「は、ぁ ♡ やっときたぁ ♡」
「あっ、ぐ、あつ、元貴可愛いねどうしたの」
「どうしたも、っあ、ない、じれったい、っうぁ、」
腰止まんない、気持ちいところ当たってて腰砕けそうなのに止まらないぃ。
腰動かしたら若井のお腹に僕のおちんちん当たって擦れて、こっちも気持ちいい。
だらしない声がたくさんでそうだったから、急いで若井の口にキスをする。
後頭部を押さえつけられて舌を侵入してくる。
上も下も気持ちよすぎる。
「あ、ぁ…う、ぁ い、く、ぅ」
「えっ、もう」
「あ”、ぐ、ぅ、ぅ ♡」
「可愛い、えっちな姿バッチリ撮れてるよ可愛い元貴」
「あ”!ちょ、ひどい、やだ、むり、奥くる、きてる、ぅ」
肩を押されて中に入ったまま押し倒されて、その反動で奥にグリグリ入ってくるもんだから勝手に身体がびくびくして言うこと聞かない。
若井がカメラを構えていてもいいや。
もうなんでもいい。ちょっと普段と違う感じで撮られてるって意識してたら変な気分になっちゃって。
恥ずかしい。気持ちいい。
あぁ、この若井の表情いい、かっこいい。
イキそう。
「あ、あ、っい、ぅ、ぅ” ♡」
「はっ、元貴またイッたの?」
「んぐ、ぅ、あ 、は 、ぁ”」
「可愛い。撮られるの興奮したの 可愛いお顔バッチリ写ってるよ」
「は、ぁ ♡ わか、も顔写して」
「え、おれぇ?いる?」
「いる、いるから、はやく、ぅ」
「はず、腰振ってる時こんな顔なの気持ち悪いって」
「くふ、かっこいい、っあ、ほんと、にかっこいい、」
「元貴カメラ持ってて、俺撮って」
かっこいい。気持ちいい。
あ、カメラ持ってられないかも、頑張らなきゃ。
声めちゃめちゃ入っちゃってる。
「元貴俺かっこいい?」
「う”、ん ♡ かっこいい ♡ 」
「かっこいい俺に奥突かれて気持ちいい?」
「きもち、きもちい ♡ ぁう、でる、ぅ、でちゃ、 ぁ” ♡」
「はぁ、イキ顔可愛すぎ 俺もイくからトばないでね」
イッたばかりだと言うのにガンガン奥を突かれてしまって、トびたくないのにトんじゃう。
───────────────
グポという音で目覚めた。
いつの間にか手持ちのカメラはベッドの上に置かれていて、ベッドサイドに置いてあったカメラがこちらを向いている。
「か、は」
「あ 元貴戻ってきた」
「お、ぉ、ぐ……? む、ぃ、ふ、ぁ” ♡」
ベッドじゃない…あれ、ベッドの横に移動してる。
いわゆる駅弁?立ちバック?もうなんでもいいか。
自分の体重で奥へ奥へと侵入を許可してしまうから動けないし、でも身体ビクビクしちゃって奥に来ちゃう。
「身体ビクビクだね。奥入っちゃったね きもちいね。奥突かれて気持ちいですって言って元貴」
「っや、やぁ、やだぁ 、」
「やだやだじゃないしょ、ほら」
「ぐ、ぉ また、おぐぅ、♡」
「足ピンってしちゃダメでしょ、ほら」
あ、だめ。
足曲げないで、そうしたら奥入っちゃう。
もうおちんちんは役目を果たしてしまってだらしなくぺちぺちと振動に従って動いてるだけ。
鈴口からはタラタラと我慢汁なのか精液なのか分からないほど。
ベッドもそうだけど床も凄いことになってるんだろうな。
「ほら、元貴言わないの?」
「言わな、もう、むりだって、」
「言わなきゃ終わらないよ?」
「あ、ぁ、やだぁ、」
「いやかぁ」
そっかぁ、と言いながら奥をまだ突いてくる。
本当に無理。
言いたくないとかじゃない、言ったらまた奥されちゃう。
でも言わなくても今突かれてるから、言う?
やだ恥ずかしい。
もうわかんない、もう無理、イキすぎて辛い。
早く。
「わか、わかい、ぃ 奥ちょうだい?若井のびゅって」
「っは?それ、さっきよりも恥ずかしくない?」
「え、あ”ぅ! やだ、またおくきた、ぁ」
「奥に欲しいんでしょ あげるから」
「あ”っ、やだ、またでちゃ、あ”、ぅぐ、ぅ ♡」
「っ俺も、っく、ぅ”、」
熱い。お腹熱い。
優しくベットに転がされ、ずるりと若井のが抜けてく。
ズルズル抜ける感覚にもビクビクと震えて若井の締め付けちゃって、怒られちゃった。
ぽっかり若井の形に穴が空いてしまった後ろからコポ、と沢山注がれた若井の精液が溢れてくる。
もったいないと思いながらきゅって締めるけど疲れちゃってクパクパさせてたら若井に笑われた。
「可愛い元貴。こっから俺の溢れてる」
「や、また撮るなぁ、」
「ごめんごめん、元貴キスしよ」
「ん、」
やさしいキス。
ふわふわする。
全て包み込んでくる若井のキス。
気持ちいい。
大好き。
────────────────
後日。
若井の3日間撮影出張が始まった。
撮った動画は一部分僕に送ってくれた。
僕はあまり覚えてないんだけど、かっこいいかっこいいって僕が言ってたらしく、若井のことを収めた動画があると。
まぁ、くれるなら貰っとこうかな。
その一部分の動画を見てみると。
え、いや、僕じゃん。
若井を撮ったんじゃ……。
あいつ、インカメにしたフリをして外カメのまま僕に持たせたなあいつ。
まじで、ガチで、帰ってきたらぶん殴ろうかな。
ちょっと期待して若井の最中の顔面を拝めるかなって、このムラムラをどうしたらいいのこれ。
あ、若井から電話。
「ねぇ元貴〜、あの動画だけだったら寂しい〜、元貴居ないと意味ない〜、あ!テレフォンセックスしようよ!今から!」
「もうお前知らない!!!!!!」
コメント
4件
これに対して一生のお願いを使った若井は正しい(?) テレフォン、、若井ならやりかねない…笑 今回も神作過ぎました!!✨✨
この作品支部で10回は読みましたほんとにだいすきです…😢😢😢💕 テラーの方でも載せてくれるのほんとにありがたいです😣💗💗主様の作品だいすきすぎて😥🩷🩷🩷🩷