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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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出会ってから数時間しかたたないのに。

俺の目の前の人は。まさにヒーローで。かっこいいと思ってしまった。


場地圭介


貴方はずっとずっと俺のヒーローです。




なんて。そう。ずっと憧れだった。でも、俺は最近気づいたことがある。何をするにも場地さんという男が頭にいるのだ。

朝起きても。場地さん。ご飯を食べても場地さん。何もかもに場地さんが思い浮かぶ。


でも俺が1番びっくりしたのは。

『 う、うわ…めっちゃ出た…』

遡ること数時間前。



俺だって男。性欲だってある。

久々にゆっくりできる時間があったから。

抜こうと思った。



『はぁ…抜くか』


といっても別に好きな女なんかいないし。

とかいってもたたせないとだめなものはダメだ。

その時


(千冬ぅ)


脳裏にあの人の声が聞こえる

場地さん。昨日もかっけかったなぁ…あんな強そうな不良を1発でやっちまうし…

長い髪はすげぇ綺麗だし。ペヤングではしゃいでる場地さんもかっけぇし、、、。



『…あ、あれ?』

ふと下を見ると下腹部が反応している


う、うっそ!?!?お、おれ場地さんのこと考えちゃってこうなっちゃったのか…


自分の体なのに少し引いてしまう


『ダメだダメだダメだ…流石にオカズに出来ねぇよなぁ…』


そう思う程体は熱くなる。今は家に俺一人だけ。

おふくろは買い物中だ。


よし。抜くしかないな…

『場地…さん…すんません』

その場にいない場地に千冬は謝る。





『っ…は、、、、ばじ、、さっ』

いまどきの中学生を舐めるなよ、

どんな妄想でもいい。ただ、ただ場地が居ればいいのだ



あー、、そういえば喧嘩した時…うなじ、、エロかったなぁなんて思う。笑う時に見える八重歯も…あの鋭い歯で噛まれたらどうしようなんて。



『っく、、、んん、、っは』


今の俺の中には、、エロい場地さんしか

頭になくて。


『んんっっ…』


白濁液を勢いよく出す。久しぶりに抜いたからかもだけど。

『…うわ…め、めっちゃでた。』


それは手では収まりきれなくて、零れそうになる

まじかよ。俺尊敬してる人をオカズにして

抜いちまったのかよ…俺って。





俺って場地さんの事をそういう目で見てたのか…?


理解には時間がかからなかった。

別に恋だとしても場地さんを尊敬してる事は変わりないわけだし。でも自分の気持ちに気づいたことには少し顔を赤らめた。そっかそっかそっか、

全部かっこいいと思うのは場地さんが好きだからだ。オカズを場地さんにしちゃったのも。


俺は場地さんに欲情していたから、、、か。


(くっそ…そういう事かよ。)


そう考えていたらまた下腹部が反応する

『は、、?さっき抜いたばっかだし』


抜いたのに抜いたのに熱が収まらない。

どうしちまったんだよ。場地さん1人でこんなに欲情して。俺も俺だななんて苦笑する。


『おふくろはまだ帰ってこないし…するか』

そうだ。明日から長期期間休みになるのだ。

近くでひったくりなどの被害が多くて。


しかも今は親もいない。友達も来る予定はない。

こんなに好都合なんだもん。

俺の好きにしていい、、よな。



『んん…っ……///はっ…じ、、さん…』


(千冬ぅ、お前俺のこと好きなの?)

場地さんのあの太い声を脳裏に思い浮かべる



『はっ…あっ…ん…んっ/』


(へぇ、俺も好きだ、けどな。)



『ひっ…//んんっ』


頭の中の場地さんは俺を煽ったり、

にやにやわらったり。ちょっぴりえっちで。


『…あ、、、っああっ!』


俺は直ぐに達してしまった。いくら自分勝手だっていっても多少の罪悪感はあった。でも

体はスッキリしたし。


『んあああああ!!もう場地さんの顔見れねぇ!』


まぁでも明日から休みになるから会う頻度は減ってしまうけど。


その時ピロンと携帯に1件の連絡が

誰だろうを画面を開くと


うぇ!?場地さん、、、、、、?!?!

メールなんか頻繁に来るのに。やべぇさっき抜いた相手だったからびっくりしちまった。


内容はなんだ?と謎に恐る恐るメールを見る。




【明日からおふくろ友達と旅行行ってくるらしくてな、俺しばらく1人だからお前泊まりこない?】


お、お、お、おおとまり。お泊まり?

そんなの行くに決まってんだろ!?


【場地さんが迷惑じゃなければ是非お邪魔したいっす!】


【よし!決まりだな。ペヤング買いだめしてくるわ。⠀】


【はい!俺も明日の準備してきます!楽しみです場地さん!】


【そうかそうか笑笑よかったワ。明日待ってるからな。】


【はい!!ありがとうございます!⠀】


パタンを閉じる。急に決まったことでびっくりしたけど…明日はお泊まりだ。ビシッと決めてかないとな…。



時計を見ればもう9時を回っていた。

早速準備に取り掛かる千冬。






理性保てるかななんて。変な妄想をしながら

布団に入った。


ーー2話に続くーー



















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