出会ってから数時間しかたたないのに。
俺の目の前の人は。まさにヒーローで。かっこいいと思ってしまった。
場地圭介
貴方はずっとずっと俺のヒーローです。
なんて。そう。ずっと憧れだった。でも、俺は最近気づいたことがある。何をするにも場地さんという男が頭にいるのだ。
朝起きても。場地さん。ご飯を食べても場地さん。何もかもに場地さんが思い浮かぶ。
でも俺が1番びっくりしたのは。
『 う、うわ…めっちゃ出た…』
遡ること数時間前。
俺だって男。性欲だってある。
久々にゆっくりできる時間があったから。
抜こうと思った。
『はぁ…抜くか』
といっても別に好きな女なんかいないし。
とかいってもたたせないとだめなものはダメだ。
その時
(千冬ぅ)
脳裏にあの人の声が聞こえる
場地さん。昨日もかっけかったなぁ…あんな強そうな不良を1発でやっちまうし…
長い髪はすげぇ綺麗だし。ペヤングではしゃいでる場地さんもかっけぇし、、、。
『…あ、あれ?』
ふと下を見ると下腹部が反応している
う、うっそ!?!?お、おれ場地さんのこと考えちゃってこうなっちゃったのか…
自分の体なのに少し引いてしまう
『ダメだダメだダメだ…流石にオカズに出来ねぇよなぁ…』
そう思う程体は熱くなる。今は家に俺一人だけ。
おふくろは買い物中だ。
よし。抜くしかないな…
『場地…さん…すんません』
その場にいない場地に千冬は謝る。
『っ…は、、、、ばじ、、さっ』
いまどきの中学生を舐めるなよ、
どんな妄想でもいい。ただ、ただ場地が居ればいいのだ
あー、、そういえば喧嘩した時…うなじ、、エロかったなぁなんて思う。笑う時に見える八重歯も…あの鋭い歯で噛まれたらどうしようなんて。
『っく、、、んん、、っは』
今の俺の中には、、エロい場地さんしか
頭になくて。
『んんっっ…』
白濁液を勢いよく出す。久しぶりに抜いたからかもだけど。
『…うわ…め、めっちゃでた。』
それは手では収まりきれなくて、零れそうになる
まじかよ。俺尊敬してる人をオカズにして
抜いちまったのかよ…俺って。
俺って場地さんの事をそういう目で見てたのか…?
理解には時間がかからなかった。
別に恋だとしても場地さんを尊敬してる事は変わりないわけだし。でも自分の気持ちに気づいたことには少し顔を赤らめた。そっかそっかそっか、
全部かっこいいと思うのは場地さんが好きだからだ。オカズを場地さんにしちゃったのも。
俺は場地さんに欲情していたから、、、か。
(くっそ…そういう事かよ。)
そう考えていたらまた下腹部が反応する
『は、、?さっき抜いたばっかだし』
抜いたのに抜いたのに熱が収まらない。
どうしちまったんだよ。場地さん1人でこんなに欲情して。俺も俺だななんて苦笑する。
『おふくろはまだ帰ってこないし…するか』
そうだ。明日から長期期間休みになるのだ。
近くでひったくりなどの被害が多くて。
しかも今は親もいない。友達も来る予定はない。
こんなに好都合なんだもん。
俺の好きにしていい、、よな。
『んん…っ……///はっ…じ、、さん…』
(千冬ぅ、お前俺のこと好きなの?)
場地さんのあの太い声を脳裏に思い浮かべる
『はっ…あっ…ん…んっ/』
(へぇ、俺も好きだ、けどな。)
『ひっ…//んんっ』
頭の中の場地さんは俺を煽ったり、
にやにやわらったり。ちょっぴりえっちで。
『…あ、、、っああっ!』
俺は直ぐに達してしまった。いくら自分勝手だっていっても多少の罪悪感はあった。でも
体はスッキリしたし。
『んあああああ!!もう場地さんの顔見れねぇ!』
まぁでも明日から休みになるから会う頻度は減ってしまうけど。
その時ピロンと携帯に1件の連絡が
誰だろうを画面を開くと
うぇ!?場地さん、、、、、、?!?!
メールなんか頻繁に来るのに。やべぇさっき抜いた相手だったからびっくりしちまった。
内容はなんだ?と謎に恐る恐るメールを見る。
【明日からおふくろ友達と旅行行ってくるらしくてな、俺しばらく1人だからお前泊まりこない?】
お、お、お、おおとまり。お泊まり?
そんなの行くに決まってんだろ!?
【場地さんが迷惑じゃなければ是非お邪魔したいっす!】
【よし!決まりだな。ペヤング買いだめしてくるわ。⠀】
【はい!俺も明日の準備してきます!楽しみです場地さん!】
【そうかそうか笑笑よかったワ。明日待ってるからな。】
【はい!!ありがとうございます!⠀】
パタンを閉じる。急に決まったことでびっくりしたけど…明日はお泊まりだ。ビシッと決めてかないとな…。
時計を見ればもう9時を回っていた。
早速準備に取り掛かる千冬。
理性保てるかななんて。変な妄想をしながら
布団に入った。
ーー2話に続くーー
コメント
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え、好き((殴