テラーノベル
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高校二年生の時に初恋をした。その相手は俺が虐められている時に震えながら俺を守ってくれた人。元々俺は大人しくて陰キャよりだったからよく虐められていたけどその度毎度”勇斗”って奴が守ってくれていた。
『お、おい、!!弱いものイジメはやめろよ。』
「勇斗..、くん..」
そんな彼が勿論かっこよくも見えた。けど必死に頑張って守ろうとしてる真剣な顔がとても可愛くて。
たまにずっと見つめたりしている時もあった。大きくて輝かしい瞳はとても綺麗で何故か惹かれる部分がある。
『っ、な、なんだよ、』
『あんま見ないで、/』
彼は見つめると恥ずかしそうにしながら拒否ってくる。ほんのり赤いほっぺと真っ赤に染った耳が可愛くて。何としても俺のものにしたいと思った。
「勇斗。俺の家来る?」
俺がそう言うと大きな瞳を揺らし、可愛い笑顔でこちらを見つめ、元気よく
『行く!!逆に行っていいの?!』
なんて可愛らしく俺に問いかけてきた。
勿論のこと俺は彼のことが好きだから来ていいよなんて言った。
放課後彼と一緒に帰り俺の家へ連れていった。
『お邪魔します〜っていい匂い!!』
あぁ、そうだよ。本当は普段こんな匂いは強くない。けど勇斗がせっかく来てくれたなら自分の匂いを染みつけたくて強くしたんだ。
「なんか映画でも見る?」
『えっ!みたい!!』
『俺映画好きなんだよね〜〜』
彼は無邪気にそう言って恋愛映画に手をかけた。
『これ、!結構感動するんだよ?』
『見よ〜よ!!』
勇斗が見たいというものは否定しないから見ることにした。見進めていくうちに彼とこんな関係になればいいななんて思い、つい隣にいる彼の顎を持ち、こちらへ顔を向け軽く口付けをした。
『んっ、』
『っえ、ど、うしたの、?』
「っ、なんもないよ、笑」
笑って誤魔化したが、ビックリしたその間抜けな顔がとても可愛くてもっとぐちゃぐちゃにしてやりたいなんて最低な感情を持った。
『っ、ぐすっ、』
「えっ、?」
感動映画と言っていただけある。後半になるにつれカップルが別れてなんて辛い物語が描かれている。それに勇斗は涙を隣で流していた。
あぁ、初めて好きな人の泣き顔が見れた。想像を上回る可愛さでもっともっと俺ので泣かしたいなんて。最低で最悪な感情に至る。
「っ、はぁ、勇斗。我慢できないよ俺。」
『っえ、なに、?/』
思わず彼をソファーに押し倒し深くて長い口付けをした。
『っ..ふぁ、//』
「ふはっ、こういうの初めて?♡」
『ん..ぁ..、はじめて..、//』
「やったぁ、勇斗の初めて貰っちゃった♡」
_ 終
コメント
6件
ぐはッッ .. ! 、最高ずきないか、ッ !? ぇ、そういうの、まじで好き .. ほんと、感謝すぎる、こんな神作品うんでくれて .. !!✨️
やっぱりじんさのっすわ 。あざす、まじありがとう感謝感激雨あられって感じです。もうね生きる‼️‼️‼️‼️