茈×赫
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現在時刻は午前0時27分。
そんな真夜中に茈は貧乏ゆすりをしながらパソコンに向かっていた。
何故彼が貧乏ゆすりをしているか?
同棲中の恋人がこの時間になっても帰ってこなかったら皆そうなるだろう。
茈 )赫…。
ぽつんと呟くが、反応する人は誰もおらず、1人いる部屋に響くだけだ。
集中が切れたので、台所にあるエナジードリンクを取りに行こうと席を立った時、携帯の着信音が鳴り響いた。
画面を確認すると、待ちわびている恋人の赫では無く、メンバーの桃の名前が表示されていた。
茈 )もしもし…?
少々不機嫌になりながらも応えると、画面越しに元気な声が聞こえてくる。
百 )茈せんせ~ !! 赫ちゃんが酔いつぶれちゃったから迎えに来てくれない ?
茈 )嗚呼…そゆことか、、
因みに赫は百と翠を連れて居酒屋に行ったのだが、茈は編集や動画撮影に集中しており、「飲みに行く」ということだけ覚えていた。
茈 )わかった…場所は ??
百 )よく行く居酒屋、
茈 )あそこか…
メンバーでよく行く居酒屋を思い出す。
茈 )多分15分くらいで着くわ、待ってて
百 )はいは~い !
茈は財布と鍵と携帯を持って急ぎ足で車へ向かい、其の儘の勢いで車を発進させた。
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居酒屋に着くと店内は明るく、酒のにおいが鼻につく。
先にメッセージアプリで百に伝えてもらっていた席へ向かうと、翠の膝に頭を乗せて眠っている赫を視界に捉える。寝息を立てて身体を上下する気持ちよさそうな寝顔に茈はつい見惚れそうになった。
茈 )翠と百、すまんな
翠 )いやぁ、酔った赫ちゃんから色々聞けたし大丈夫だよ~
にこにこと笑いながらそう言うのだが、一体ナニを聞いたのか…。
百 )赫ちゃんまじで、酔ってでっろでろだったよ ??
翠 )ほとんど茈ちゃんの話してたよね~、それもめっちゃ楽しそうに
そんな情報を聞き、茈は赫の姿を想像してみる。酔って紅く染まった頬。でろでろになってとろんとした表情。俺の事を笑顔で楽しそうに話す赫。
想像しただけで口角が上がりそうになるのは変なのだろうか、なんて思いながら赫を抱き上げる。
茈 )じゃ、帰るわ
百 )ん、気をつけてね~ !
翠 )茈ちゃんもまた飲もうね !
茈 )はいはい、
茈は店を出て、赫を助手席に座らせるか後部座席で寝かせるか少々迷う。だが、赫が目を開けた。
赫 )ん、ぁ、”茈……?
茈 )嗚呼、起きたか
〃 )寝とく? 起きる?
赫 )起きゅ…
起きたばかりだからか、はたまた酔っているのか、赫は呂律が若干回っていない。
茈 )無理しなくていい、寝とけ
赫 )やぁ…茈の隣行きたい……
なんて駄々をこねる彼を愛おしく思い、茈は思わず赫の額にキスをする。
茈 )今は寝とけ、後から起こして隣居とくからさ?
赫 )……わかった、
こくんと頷く赫を後部座席で寝かせて車を発進させた。
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茈 )ほら赫、家着いたぞ
赫 )だっこぉ…
茈 )バブかよ……
たまに赫がなるバブモード。語彙力が低下し、呂律が回らず甘えてくる。また、少し喘ぐ。
茈は赫を抱きかかえて家の中へ入り、ソファへ赫の身体をそっと降ろした。
茈 )水飲める?
赫 )んゅ…
ぽわぽわとした状態で応える赫に水の入ったコップを手渡す。
赫 )ん……っ、ふ…ぅ……
水を飲んでいるだけなのに何故かとてもセンシティブだ。
茈 )赫、
赫 )ん~、、??
水を飲み終え、コップを机に置いた赫に呼びかける茈。
反応して茈の方を見た赫をそっと抱き締めた。
茈 )まじで心配したからな…
赫 )ん、ごめん……
茈 )遅くなるなら連絡くれよ、
赫 )言ったと思ってた、、
茈 )なんじゃそりゃ…
赫の返答に茈ははにかむ。
茈 )……赫、今からシていい?
赫 )うぇっ、、今から?
赫が時計を見ると、時計は1時13分を示している。
赫 )流石に遅いし……
と、赫が拒もうとすると
茈 )俺めっちゃ待ってたのに?
と、断りにくくなる言葉が茈から放たれる。
赫 )それはごめんじゃん…
茈 )それにさぁ、今の赫めっちゃえろいよ?
赫 )んぇ……?/
茈の言葉に、赫は酔って紅く染まった頬を更に紅くする。
茈 )頬赤くて呂律回ってなくて、事後みたいなんやけど…
赫 )ぁ、んま…細かく言うなよ、、//
茈 )なぁ、ええよな?
ソファに押し倒され、腕を掴まれる赫。自分より背が2cm低いというのに、茈の方が鍛えているから力は負けてしまう。
赫 )やっ、今はだめッ……//
茈 )だめじゃねぇよ、待たせて興奮させたくせによぉ…
舌舐りをして茈は赫を見つめる。その姿は獲物を捉えた獣のようだ。
赫 )ッッ、まじ…離せ……ッんぅ、/
抵抗を試みるが、いとも簡単に茈に唇を奪われる。
茈 )離せ、って言われて可愛い恋人を離す馬鹿じゃねぇんだよ、俺は
不敵な笑みを浮かべながら赫の着ているTシャツを捲る。
胸にある小さな突起がぴんとたっていた。
その突起に茈が舌を這わせて舐めると、赫の身体はびくっと震わせて反応した。
赫 )や、めッ……おねがぃ…//
茈 )うるせぇ、黙って感じとけ
突起を舐めたりしゃぶったり、手でコリコリと弄ってみる。
赫 )ぁ、ッ…︎︎︎︎♡んぅ……//
なんて、可愛らしい声をあげる赫に興奮したのか、茈の陰茎はむくむくと勃っている。
其の儘赫のズボンのチャックに手をかけて、下着ごと脱がす。
茈 )お前も興奮してんじゃん…♡
赫 )見るなぁ……ッ”、//
なんて、睨みながら言うが茈には効かない。むしろ、興奮する材料の一部だ。また、赫のモノからはダラダラと汁が垂れている。
茈は両手で掴んでいた赫の手を片手で赫の頭上で固定し、もう片方の手で赫の興奮した状態のモノを優しく扱い始める。
赫 )ぁ、”ッ…♡ん、んぅ”……ッ、♡
赫の嬌声に反応し、赫のモノを扱う茈の手は段々と速さを増していく。
赫 )ッ、ふ…♡ん、”ッ…イ”く、ッッ !!♡
赫は達し、白濁とした液体を茈の手の中へ溢した。
赫 )は、ッ”……はぁ……//
一度達したにも関わらず、赫のモノはまだ元気なようで。
茈 )赫、解すからな
赫 )……も、う…好きにしろぉ”……/
先程出た赫の精液を潤滑油代わりにし、薄桃色の蕾へつぷっと指をいれた。
身体を傷つけないようにそっといれていく。
赫 )ぁ、っふ…♡んぁ……ぅ、”ッ、ひ…♡
甘い声を漏らし、身体をビクつかせて反応している。赫の中はうねり、茈の指をきゅうきゅうと締め付ける。
茈 )ッッ、お前のナカやばい…♡
そう言いながら、内壁を刺激する茈の指。解れてきて、余裕が出来た頃に指を1本増やし、2本の指をバラバラに動かしたり、前立腺を刺激したりしてみる。
赫 )ぁ”ッ、く…♡ん”ッ~~ぅ”、♡
二度目の絶頂を迎え、くたっとしている赫だが、茈はそんな姿に我慢出来そうにない。
茈 )赫、もう少し頑張ってくれよ…?♡
茈は指を抜くと、自身のモノを先程解した赫の蕾へあてがう。
茈 )挿入れるぞ…ッッ♡
ゆっくりと赫のナカへ茈のモノが挿入れられていく。
赫 )ぁ、”♡ あ “ッ♡”、茈ッ…手ぇ握って”……ッ、♡♡
甘えた声でそんなことを言うので、茈はそれに従う。
茈 )ッ、全部はいったよ…赫♡
〃 )わかる?
赫 )んッ、茈の…ここにあるよ……//
おそらく、茈のモノがある部分を赫は外側からさすった。その様子が愛おしく、茈は腰を動かしたくなりうずうずとしていた。
赫 )……て、
茈 )ん、赫なんて言ったの?
赫 )動いて…?//
茈 )ッ、そんな可愛いお願いは聞いてあげなきゃだな…♡
茈は腰を打ちつけた。卑猥な水音が室内に響き、赫は嬌声をあげている。
赫 )ぁ、は”ッ♡茈ッ、茈ぁ”♡♡
必死に恋人の名前を呼びながら何度も白濁液を溢す乱れた赫は、茈の支配欲を掻き立てる。
赫 )ぁ、”うッ♡ま、っ…またイくッ……イっちゃぅう”ッッ、♡♡
達しそうになり、足をぴんと伸ばそうとする赫に気付き、茈は動きを静止した。
赫 )ふぇ、、なんで…?//
茈 )ん? だって俺疲れたし、
赫 )ッッ…で、も……/
茈 )でも?
赫 )……//
茈 )俺にどうして貰いたいん?
〃 )ちゃんと言ってくれんと俺分からんよ、な?♡
茈はニヤニヤと笑いながら赫に問いかける。
赫は少々恥じらいながらも、言葉を紡いだ。
赫 )ぉ、れの…ことっ…気持ちよくして欲しっ……
茈 )具体的に、
なんて問いかける茈は意地悪だ。それは茈自身もわかっている。それでも今目の前にいる恋人をめちゃくちゃにしたいのだ。
赫 )茈ッ、の……巨根ち✘ぽで…俺の…ぐちゃぐちゃの…め、雌堕ちま✘こ…ッ、ぱんぱんしてほしい……//
茈の予想よりも遥かにいやらしい言葉を使った誘い。それほど快楽が欲しかったのだろう。
茈は髪を掻きむしり、赫を見つめた。
茈 )まじこっから止まれねぇからな…覚悟しろよ、赫♡
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赫が目を覚ましたのは午前8時49分。
2人とも疲れて眠ってしまったため、掃除等もしておらず、室内に広がる精液のにおいが鼻につく。
赫 )ん……”ぅ、ッ !?♡
動こうとすると、茈のモノが挿さったまま。
赫 )茈、起きて…?
ゆさゆさと茈の身体を揺らして起こす。
茈 )な、に……?
赫 )抜いてくれん?
茈 )ん” ? ぁれ、そんまま寝たのか……
茈は赫のナカからモノを抜きとる。すると、ごぽっ、と音が聞こえた。
茈 )ぅわ、w
茈の精液が赫のナカから溢れてきたのだ。太腿から垂れる白い液。
赫 )ばか、ッ…//
涙目ながらに言う赫の姿は茈には逆効果だ。
茈 )赫、もっかいシない?
赫 )はぁ !?//
〃)ヤるわけねぇだろ、変態野郎が!!
〃)1人でシコっとけ、絶倫 !//
そんな風に言われたら茈もたまったもんじゃない。
茈 )赫、口の利き方教えてやるよ
赫 )ぇ、ちょッ……まぁ”ッ !?♡
その後どうなったかは2人しか知らない。
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4135文字。
最大限の語彙力使いました( ᐛ )
これからも気分で書いていきます。
コメント
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やはり📣🍍は世界を救う……(✽´ཫ`✽)ジュルリ neonさんの📣🍍毎回最高過ぎます(*´д`*)