テラーノベル
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🇬🇧:はぁっ…はぁっッ……!!!急がないと……急がないと……っ!!!(走
🇫🇷:ま、ってイギリス!!早いよっ!?ゼェゼェ……!
🇺🇸:俺もう無理だって……(ヘナヘナ…
私は病院のある一室に行くために走っていた。
後 ろで恋人と息子の声が聞こえるが、構わず走り続ける。
……オーストラリアが指定した場所に
🇬🇧:ッ!!ここだっ!!
指定された場所に着くと、きゅっと足に急ブレーキをかけた。
私は少し荒々しく 扉を開ける。
🇬🇧:バンッッ!!)2人共っ!!大丈夫ですかっッ!!!?ゼェゼェ…
🇦🇺:っ、父ちゃん!!(タタタ…ぎゅっ!
オーストラリアは私を見るとこちらへ走り抱きついてきた。
その可愛らしい息子の頭を私はよしよしと撫でる。
🇬🇧:っ、どういうことですか……カナダが……ニュージーランドを……っ
🇦🇺:っ!!そう!そうなんだよ!!カナダ兄ちゃんが……!!!
事の説明をしてくれてるあいだ、私は自分の耳を疑った。
信じたくなかった。
🇬🇧:……
やっぱり、
私がいるせいで……
🇦🇺:ってことなんだ!!だから父ちゃんは隠れてた方が……っ!!
🇬🇧:……
🇦🇺:……父ちゃん?
🇫🇷:っハァハァ……やっと追いついた……っ!!ゼェゼェ…
🇺🇸:……っッ、ゼェゼェ…、……。?
🇬🇧:……
私のせいだ。
🇺🇸:ー……じ!やーー。
私が、昔あんなことしてたせいで
🇫🇷:りー!いー……。!
私なんてやっぱーー。
🇺🇸:親父っ!!しっかりしろよっ!!
🇬🇧:ハッ………!!
アメリカの言葉で話しかけられてる自覚がもどった。
🇺🇸:……何を話してたんだ?オーストラリア。
🇦🇺:実はーー。
🇺🇸:なるほどなぁ、、カナダ、か。
アメリカはうーんとうなっている
🇫🇷:……なんで唸ってるの?
🇺🇸:いや、だって、あのカナダだぞ?弟大好きで大切にしてるカナダが、
ちら、と横たわってるニュージーランドを見る
🇺🇸:……あんなことするなんて、思ってもなかった。
アメリカは悲しそうで後悔している顔を見せる。
🇺🇸:……ッはぁ……。
🇺🇸:とにかく、親父は隠れてた方がいいぞ、今回は何されるか俺でもわかんないからな。
🇫🇷:そうだね、いつものカナダじゃなくなっちゃったから何されるか分からない。だからーー
🇬🇧:……そうですね。
私は自分が持ってきたバックとコートを着て病室の扉の前へ行く
🇬🇧:……カナダに会ってきます。
その発言をすると、ここにいた皆が驚きの表情で私を見つめた。
🇫🇷:ッ、ダメ!!今度こそ何されるか分からない!!
フランスは頭を抱え込む
🇫🇷:今度こそイギリスが居なくなっちゃったら……ぼく、ぼく……!!!!
🇦🇺:そうだよ!!やっと幸せを掴んだ父ちゃんなのに、わざわざ手放しに行くものだよ!?絶対だめだよ!!!ッ
2人は半分パニック状態で喋る。
🇬🇧:……あなたは何も言わないのですか?アメリカ
🇺🇸:……俺は行ってもいいと思う。
🇫🇷:……はぁ?
その発言をしたアメリカに、フランスは攻めよる。
🇫🇷:冗談じゃァないだろうな!!!!ッイギリスが居なくなるかもしれないんだぞ!??!そこまで考えれてるのかよ!!!?(怒
フランスは怒りに任せてアメリカに向かって言葉を吐く。
🇺🇸:……親父なりに考えがあるんだろ?
🇺🇸:だったら俺は親父の考えを否定しない。
アメリカはこちらを見て笑いかけてくる。
昔昔、遠い昔に見せてきた幼き笑顔とは異なり、大人らしくなった笑顔だった。
🇺🇸:“行ってきます”を言うならば、無事に帰ってこいよ、親父。
🇬🇧:……ふふっ、わかりました。
私は病室の扉に手をかける。
🇬🇧:“行ってきます。”
ガチャ……パタンッ……🚪
🇺🇸:……
🇺🇸:もう前の俺じゃないからな。
🇬🇧:……きっと、ここにいますよね、
私がやってきたのはひとつの家の廃墟、
カナダは何かがあった時、大抵ここへ行く。
🇬🇧:……ギュッ……
私はコートの裾をきゅっと握った。
🇬🇧:さぁ、行きますよ。
🇨🇦:〜♪〜♪(鼻歌
カツン……カツン……カツン……(足音
🇨🇦:……ん?あれ?誰か来たの?
くるりとカナダが振り返ると、そこには先日まで監禁していたイギリスがいた。
🇨🇦:へぇ、父さんから来てくれたんだ、
カナダは甘くて暗い笑みを浮かべる
🇨🇦:うれしいなぁ!……でも、
急に表情が曇り、古ぼけた椅子に音を立てて座る
🇨🇦:なんの用が会ってきたの?父さん
🇬🇧:……実は
私は、少しづつカナダの方へ歩いて行った。
この物語にもバージョン作りたいんですけど……
メリバかハピエンどっちがいいですかね?
コメントでぜひ教えてください!
ではまた会う日まで!
コメント
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どっちも見たいです、、、!
時差コメ失礼しまーす。ハピエンが見たいです!続き待ってます!