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【 stgr  rdo編 】

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【 stgr rdo編 】

1 - Episode .1 ntm × rdo

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2024年10月12日

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stgr : ntm × rdo 闇堕ナツメ × ラダオ : メリバ



*( 心の声 )* 「 台詞 」  「  無線   」


※ 本人様とは一切関係ございません ※


☆ ラダオ 視点





━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━

























鳴り響くサイレンと途切れることの無い無線 。

いつも通りのロスサントス 。

何気ないこんな日々が一生続くと思っていた



あの日までは ⋯ 。

b「 ナツメが退官した 」

所長のこの声は、

ドンと鈍器で頭を殴られたような衝撃を俺に与えた



そのあとの会議の内容は何も覚えていない。



ただ、淡々と所長のあの言葉が永遠と再生される









会議が終わってすぐ俺はナツメ先輩の番号に電話をかけようとした。


だけど、だけど⋯!


かけようとした手は小刻みに震えて、携帯を上手く操作できなかった。






その日の業務は身が入らなかった


ギャングとのヘリバトルで即死するし、


チェイスで変な道に入って事故死するし、


撃ち合いでは間違って同僚射殺するし。



皇帝以上のミスを連発した俺を

皆は不思議そうに見ていた。






rdo( なんで相談してくれなかったんだろう⋯

おれは、ナツメ先輩の恋人なのに⋯。)

走馬灯の様に先輩との日々が脳裏をよぎる。

別に死んだわけじゃねぇのに⋯笑











ntm「 らだおくん、らだおくん。

あそこのドームヘリで一発で着地出来たら

昇格してあげる!  」


rdo「 え!まじすか!!約束っすよ!? 」











ntm「 なぁーにやってんだぁー! 」


rdo「 なーにやってんだー笑 」













nrs「ナツメ先輩って何やってんだプレイとか

好きそうじゃね?笑 」


rdo「 ?!笑笑 」


rou「 何やってんだプレイ?笑 」


ntm「 力二ー?⋯笑

らだおー?笑 」


rdo「 おれ!?笑 俺なの?!笑 」


















rdo「 ナツメ先輩ってどうなっか、

わかる方 いらっしゃいます?


ntm「 らだおくんっ!? 」


rdo「 一応ヘリで向かっときまーす 」




rdo 「 ナツメせんぱーい!大丈夫ですかー!笑 」


ntm「 らだおくーーーーん!!!泣 」


























ntm「 らだおくんと部署一緒だといいな。

一緒が良いな、一緒が良いな!

一緒が良いなっ ! 」






















ntm「 らだおくん、今どこー?


rdo「 今力二とパトロール中でーす

どうかしましたー?


ntm「 ちょっと本署来れるー? 」


rdo「 ナツメ先輩ー、どうしましたー? 」


ntm「 いやちょっと、伝えたいことがあって 」


rdo「 え、昇格ですか?笑 」


ntm「 いや、そうじゃなくて。笑  ⋯好きだよ。」


rdo「 ⋯はい?笑 」


ntm「 僕、らだおくんのことが好き。

付き合ってくれませんか 」

rdo「 ⋯えっ!? 」


ntm「 返事はすぐじゃなくて良いか ⋯  」

rdo「 いや!返事すぐできます! 」

ntm「 え、それって⋯ ( 断られる⋯? )

rdo「 俺でよければ、喜んで。」


ntm「 え!!!!!!! 」


rdo「 んふふ 俺も 好きですよ、先輩⋯♡笑 」


ntm「 !!!!!!!!!! 」






















先輩から告ってきた癖に。


俺をその気にさせた癖に。


あの夜、俺を先輩なしじゃダメな身体にした癖に。


ずるい。ズルい、ずるい。


先輩だけ、ずるいよ⋯。













先輩がどういう考えで退官したかなんて分からない


おれに言ってくれなかったってことは


先輩にとっちゃ俺は

そこまで大事じゃなかったんだろーな。


そう思うと、虚しさが心を締め付けた。


息が苦しくなる、視界が歪む⋯⋯。



rdo( こんな事になんなら 恋なんてしたくなかった

⋯しなきゃ良かった。 )








【  数日後  】











mng「 ラダオ、今ドコー? 」


rdo「 マンゴー?なんでー? 」


mng「 コンビニ強盗応援来テー? 」


rdo「 コンビニ⋯? 」






マンゴーに言われた番地にあるコンビニに向かうと


そこには大量の赤い車がコンビニを囲うように


止まっていて赤いスーツを身に纏った集団も居た。


俺がきたことに気づいたマンゴーは


俺に近寄って


mng「 ラダオ? 中、中見テキテ 」と 。


俺はコンビニの扉に手をかけた


kt「 なーにやってんだあ笑笑 」なんて


皇帝の巫山戯た声が聞こえてくる。



rdo( あぁ⋯ッ、このコンビニの、犯人は⋯ッ )


溢れ出る涙をさりげなく拭い、


皇帝の後を続くよう抑揚のある声でおれも⋯。





rdo「 なーーーにやってんだー!! 」


本当は抱き締めたかった。


でも相手は元公務員の犯罪者。


俺たちの関係は誰も知らない。


咄嗟に伸びた手を紛らわすため、俺は犯人を殴った


ntm「 いてぇー゛!! 」


「 コンビニにどんだけ時間かけてんだー! 」


ntm「 いや、だって!難しいんだって!! 」



rdo( もっと、ヒリついた⋯、

シリアスな現場で会うのかと思ってた。

なのに、なのに貴方は、なにも⋯。

何も変わっちゃいないんだな⋯⋯。)

以前のような変わらぬ笑い声にふと笑みが溢れた。


⋯溢れたのもつかの間、 虚しさが混みあがった。

rdo( 目が、合わない⋯。)

終わったはずなのに、振り返ったはずなのに。

前みたいな話し方、笑い声、接し方。


何ひとつとして違いは無いはずなのに。


どうして。


どうしてあなたは、


俺の事を見ないの⋯!!


ずっと、貴方を見つめてる。


それなのに、


一度だって目が合わない⋯。


あなたはもう、俺を、好きじゃ⋯⋯、ない、の??


こっちを、、、見てよ、、ナツメ先輩⋯。





















⋯ッ、らだお!!!!!



rdo「 ッ⋯! 」


ntm「 人質解放条件は、らだおとのタイマン! 」




あぁ、あなたはそうやって


またおれを、弄ぶ。


けど、でも、それを喜んでしまう自分に


腹が立つ。


rdo「 ーっしゃあ、かかって来い犯罪者ぁ゛! 」


絶対に勝って、洗いざらい吐かせてやる。














rdo 「 ハクナツメ確保ー!! 」


無線「 ナイスー! 」


ntm「 っくっそー!強くなったなぁ!! 」


rdo「 ⋯貴方に、貴方に教わりました先輩。 」

ntm「 ⋯⋯、ほんとに強くなったな。らだお。 」

ああ、ああ⋯!

あなたから呼ばれることが、

どれだけ、どれほど嬉しいか。

あなたには一生分からない。

分からなくて良い。

いまはただ、この瞬間が幸せだから。

洗いざらい吐かせようとしたのに⋯。

あなたが話さないのなら、話したくないのなら

今はまだ、聞かないけど⋯。

もし、話す気になったら、来てよ、先輩。

俺はあなたの後輩で、恋人だから。

待ってるから。ずっと、あの家で⋯。





fin .

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