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💡×🐝🤣
学パロっていうか、嫉妬っていうか、依存っていうか、愛重いっていうか
伏文字無
「 緋八 」 『 伊波 』
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緋八side
『 ねぇ 、 俺が彼女できたって言ったら どーする 〜 ? 』
ジャージ姿の君。後ろの席のライはそう問いかけてきた。
「 ふは 、 そんなの … 」
そんなの泣き喚くに決まっとるやろ。と言おうとした。けど、なんで、なんで聞いたの。
「 もしかして 、 ライ … 、 」
『 俺さ 、 3組の___さんと付き合ったんだよね 笑 』
「 … は 、 ? 」
「 ぁ 、 いや 、 おめでとう 。 」
『 ありがと 、 笑 』
何がずっと一緒、だよ。
ずっと一緒だよ、離れないよって言ったのに。
彼女なんて作ったら、俺なんて必要ないやん、
「 もう 一緒に居れないな 、 笑 」
『 え 、 なんで 笑 』
「 今日は1人で帰るわ 。 どうせ 彼女と帰るやろ ? 」
『 あ 、 え 、 』
「 じゃあな 。 応援しとるわ 。 」
泣いた。ずっと泣いた。
自分なんて、嫌いだ。
勝手にライの事好きになって、勝手に両思いだと思って、勝手に一緒に入れると思ってた。
でも、現実はそんな甘くないんやな。笑
伊波 [ ごめん 、 俺 、 __________た 。 ]
ライからの通知、涙で画面が見えにくい。
伊波 [ ごめん 、 俺 、 やっぱ 別れてきた 。 ]
別れてきた、?どういうこと?付き合ったばっかりなのに?
伊波 [ 遊ばれてたわ 。 まじで最低 。 あの女 ]
ついライからのメッセージで笑ってしまう。
これで、俺とずっと一緒に居れるな。ライ。
緋八 [ すきだったで ]
ライが落ち込んでるのに、こんな事言ったら駄目ってのは分かってる。けど、早くしないとまた次の奴に奪われる。
俺だけの、ライなのに。
伊波 [ 好きだったって 、 過去形 ? ]
緋八 [ ううん 、 嘘 。 現在進行形だったわ 笑 ]
伊波 [ 俺も ]
は、?俺もって、ライも今、俺のことが好きってこと?意味わからない。なんで、彼女と別れたばかりなのに俺にそんな事言えるの。
緋八 [ なんで ]
伊波 [ ほんとは 、 マナの事すきだった ]
緋八 [ うそつき ]
嘘つき嘘つき嘘つき。何が好きだった、やねん。置いていった癖に。俺以外と付き合った癖に。ばかばか、ばかライ。ばか!!!!!
伊波 [ ごめん 、 俺 実はさ 、 告られた時 どう断ればいいか分かんなくて 、 ]
緋八 [ じゃあなんで 、 俺につきあってるってこといったの ]
涙が止まらない。言ってること矛盾してるよ、ライ。
伊波 [ わかんない 、 マナと 話したかったから 、 かも 、 ]
伊波 [ マナと話しくて 、 でも話題がなくて 、 言ったのかな 、 ]
伊波 [ 俺 ほんと馬鹿だよね 。 ごめん 。 付き合うの 、 難しいかな 、 ]
緋八 [ ずっといっしょにいるっていったのに、ばか、ばかばかばかばか ]
緋八 [ だいきらい ]
こんな事言いたくない。だけど、悲しくて、感情がわかんなくて、どうすればいいの、ねぇ俺どうすればいいの、ライ。
伊波 [ ごめん ]
一言、こわい。ライおこってる?ごめんごめん、おれのせいだから、きらわないで、らい、らいだけだから、きらいじゃないから、だいすきだから、きらわないで、おいていかないで、だいすき、すき、せかいいちすきだから
緋八 [ やだ きらわないで ライだけやから おいていかないで ]
伊波 [ 嫌ってない ]
緋八 [ きらっとるやん、それ ]
真っ先に通話ボタンを押した。声が聞きたい。本当の気持ちを伝えたい。
『 … っ 、 なに 、 』
「 ライ … 、 」
ライは泣いている。ライも、泣いている。
「 俺 、 もうわかんない 、 ライのことすきなのに 、 」
『 俺が 、 俺が悪いじゃん 、 』
「 いまも 、 俺 ライのこと すきなんかな 、 」
『 ずっと マナといっしょにいたい 、 』
「 … 俺も 、 」
『 俺に好きって言えるの 、 大好きって言えるの 、 ? 』
「 好き 。 大好き 。 愛してるで 。 」
『 俺も 、 あいしてる 、 だいすき 、 ! 』
「 会いたい 」
『 今から 行くね 。 』
今すぐ会って、抱き締められたい。手を繋ぎたい。キスされたい。
「 ぎゅーしたい 、 」
『 んふ 、 かわい 、 いいよ ? 今行くからまってて 。 』
「 さみしい 」
『 寂しいかぁ 、 俺も 、 ちょっと 寂しいな 笑 』
『 でも すぐ会えるよ 』
「 俺がいちばん ? 」
『 マナがいちばん 。 』
やっぱり、ライのこと、好きやなぁ、
暫く2人で話してるとライは俺の家に着いていた。
そういえば俺は涙でぐちゃぐちゃだし制服のままだ。
「 う 、 ぁ 、 ちょ 、 まだちょっとまってて 、 ! 」
『 ん 〜 ? 無理 。 笑 』
ライは玄関のドアを開けた。
するとライは俺の方に来て抱き着いてきた。
「 もう 、 ちょっと待てって言ったやん 笑 」
『 だって ぎゅーしたいって言ったのはマナじゃん ? 』
「 ふん 、 ライのばか 」
『 かわい 、 』
もう次は置いていかないでよ。
俺に沢山依存させて、俺以外見させないけどね。笑
コメント
2件
この2人って意外と愛重いイメージあるっすよね…