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当ストーリーはBL(Boys Love)です
桃╳水(🌸╳🦈)
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水side.
今日の授業で提出の課題があって、まだ終わってなくていつもより10分くらい早めに学校に行った。どうせ誰も居ないだろうと教室を開けると、学級委員の子がいた。
名前は確か…桃山蘭さん。頼り甲斐があり成績優秀。更にいじられキャラという様々な属性があり、クラスの中心的な存在だ。
桃山くんはこさめに気づいたようだが、クラスメイトと言うだけで全く話したこともないので、会釈すらせずこさめはロッカーへ向かう。
持って帰る気すらなかった教科書とプリントを手に取り、席について課題を始める。
こんな日に限ってプリントが進まない。いくら教科書を読み返しても該当するポイントが見当たらず頭を抱えていると、頭上から高めな声が響く。
「おはよう!雨乃くん…だよね?それ、今日提出のプリントでしょ?俺終わってるから見せようか?」
「え…ほんま?助かる。見せてもらっていい?」
「もちろん!」
どういう風の吹き回しか、クラスで存在があるかすら危ういこさめに声をかけてきた。
裏があるのかと戸惑いつつも、課題に困っていたのでありがたい。桃山くんからプリントを受け取り、穴埋めだけ写して返しに行った。
その時にはクラスの陽キャが桃山くんに群がっていたので返すか悩んだけど、1時間目だし申し訳ない。勇気をだして声をかけた。
「桃山くん、これありがとうな。穴埋めだけ見させてもらった」
「いえいえ。記述も写しちゃっていいのにw」
「それやると桃山くんもこさめも困るから…笑」
「まぁねw それより、こさめって呼んでいい?俺のことも、らんでいいから」
まさかのタメ呼びイベント。陽キャって凄いなと関心するが、返事をしなければならない。
「全然ええよ。らんくんって呼ぶな」
「ふふ、やった〜」
ふと、やり取りを見ていた周りの陽キャ達がこさめに目線が向いているのに気がつく。
彼と話しすぎたと反省し、急いでどく。
「ご、ごめんなさい!!」
「いや別に怒ってねえよw ただ、らんと仲良くなるのはいいけど、こいつ雨乃が思うより変人だから気をつけろよ」
「ちょっといるま?!なっちゃん、そんなことないよね?!」
「らん、諦めろ」
なっちゃーん!!と泣き真似をするように嘆くらんくん。確かに、変人集を漂わせてる…かも。
けど、そんな忠告するほどの事なのかな…?
「…ま、いっか。らんくんありがとね!」
用事は終わった。そそくさと席に帰り、続きを終わらせに行く。
ふと陽キャ達に目線を戻すと、こさめを見ているのに気がついた。すぐに目線は外れたけど、なんだか哀れんだような目だった気がしなくも無い。
…まぁいい。今後関わることの無い陽キャだ。気持ちが分かる権利も、知ろうとする好奇心すら湧かない。
なのに……。
「なんでこうなった……」
現在は昼休み。教室で友達同士で机をくっつけたりしてお弁当を囲むクラスメイト達。
そんなのを見ながら普段YouTubeを見てひとり寂しくお弁当を食べていたけど、今日は何故からんくんに誘われてしまった。
手をひかれるがまま席に着くと、クラスの陽キャグループがこさめを歓迎していた。
朝らんくんと話していた紫藤いるまくんと日馬なつくん。そしてクラスの睡眠王で何故か成績優秀の常磐すちくん。更には天然王子の黄倉みことくん。
紫藤くんと日馬くんはかなりガラが悪そうなのに、常磐くんや黄倉くんと仲がいいのが未だに謎だ。
「もしかして、俺らと食べんのやだった?」
しゅんとした表情でこさめに問いかけるらんくん。
「いやいや、そんなことないで!!ただ、人と食べんの久しぶりやから緊張しちゃって…w」
嫌じゃないのは事実だが、例え嫌だったとしても嫌だと回答するのは苦難だろう。
「いきなりびっくりしたよねぇw らんらんが折角なら仲良くなりたいって駄々こねちゃって。俺達も仲良くなりたかったからさ」
常磐くんがふわふわとした笑顔でこさめに言ってくる。それにしても、自分はそんなに興味が持たれることをしただろうか。
クラスの中心的な彼らとご飯を食べていることにクエスチョンマークしか浮かばないまま、なんとなく仲良くなって昼休みが終わった。
***
No side.
それから数週間。お互いを愛称で呼んでかなり距離が近くなり、今ではあの中心グループにひっそりと存在する立場となった。
こさめが少しボケたりなんやらすれば周りが興味を持ってくれて、クラスのおふざけキャラとして少しは存在感があるようになったと思う。
そんな現状を面白くないと思っている男が1人。
「今ではこさめもすっかりキャラが出来ちゃって……」
「そうだなー」
放課後、最寄り駅周辺のファミレスでつまらなそうにポテトを摘むらん。そして、その嘆きを何十回と聞いて、現在進行形でまた聞かされているいるま。
「いや、こさめが人気者になるのは構わないんだよね。推しがチヤホヤされてるとこっちまで嬉しくなるし。でもそれがきっかけでこさめが女の子とかに告白されたらどうなる?俺生きてけないよ?」
「こさめは恋人っつーか友達的な立場じゃね?あのキャラだと恋人にしたいやついねーよ」
「なにそれ、こさめの事バカにしてる?あんなキャラでも顔が良かったらモテるんだよ。女は顔が良ければ取り敢えず群がるんだから」
こさめについて熱くなっているらんを適当にあしらうと、更にめんどくさくなってしまった。いるまはTwitterやインスタを適当に周回しながららんの話が右から左に流れていく。
お察しの通り、彼、桃山蘭は雨乃こさめのガチオタというやつだ。
ある日ファミレスにいるま含め4人がいきなり呼びだされ、真剣そうな面持ちで告げられたのが、「雨乃さんってクソ可愛くない?」だった。
もしやこさめを女と勘違いしているのかと心配になったすちが、らんにあの子は男の子だよと教えると、知ってるよと逆に疑問そうに返されてしまった。
これはガチだと悟り、それからはただらんの一方的な片想い生活を見守る羽目に。
月日が経ってもらんはこさめに手を出さない為、画面越しに推しを見守るように、見て楽しむだけなのかと謎の安心感を抱いていた。
が、そんなある日のこと。朝登校してなつといるまがらんの元へ行っていつも通り雑談をしていると、席になんとこさめがやってきた。
らんから借りたプリントを返しに来たらしく、遂に手を出したか、と2人で頭を抱えた。
そこからは早く、らんがこさめを昼飯に誘い、それをきっかけにいるま達との関係も加速。今やイツメンの1人なわけだが、するとこうしてらんが幸せすぎて辛いなんて定期的に招集がかけられてひたすらマシンガントークを聞く羽目になる。
「はぁ…こさめって本当にちょろくて可愛いよねぇ…。聖人ぶっちゃえばこんな簡単にお近付きになれちゃうんだから」
らんが頬に手を当て幸せそうに微笑む。傍から見ればただ美味しそうに何かを頬張っているように見えるが、実際はクラスメイトに対しての激重な感情を噛み締めていると思うと寒気がしてくる。
らん本人も薄々気づいているが、これは”推しへの愛情”ではなく”恋愛感情”だ。それも、とても重めの。
自分に対してその感情が向けられていないことに感謝しているいるまだったが、同時にその感情が向いてしまっているこさめに対して気の毒に思ってしまうのは、もうしばらく続くだろう。
「…早く俺のもんになんないかな」
そんならんのセリフを、いるまは聞こえないフリをした。
お久しぶりでーーーーーす!!!笑
これからは支部との両立の為にノベルで投稿したいと思います!(たまーーーーに書き下ろしあるかも)
実はirxs垢引退したのでsxxn書く時間が有り余ってます。
リク待ってます!シチュとかカプあると採用率高めです!
ではまた次の投稿で〜!
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