「ねぇ、殺してよ」
最近の彼女はそればかり。
過度なストレスで精神が安定せず、
いつも自傷行為ばかり。
私はそんな彼女に呆れながら受け入れる。
「いいよ、こっちにおいで」
そう言い、私は彼女を仰向けで寝かせる。
私は彼女に跨り、彼女の体が動かないように固定した。
そして、力いっぱい首を絞めてあげるのだ。
すると、彼女は苦しそうにジタバタし始め、
顔から涙や鼻水、唾液などが溢れてきた。
そうしているとそのうち彼女は動かなくなる
正確には首を絞めて気絶させているだけ。
けれど私からしたら殺しているような感覚だ
毎度毎度罪悪感に苛まれ、つらくなる。
けれどこうしないと彼女は泣けない。
私のこの苦しみはきっと彼女の苦しみに比べると浅いのだろう。
ちゃんと理解しているからこそ思ってしまう
「バカだよ、君は」
言ってもきっと彼女には届かないだろう。
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