テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
《一年以上続いたセフレくん》
*行為が終わり、蒼士が煙草を吸っている*
蒼士は吸い残したマルボロ(ソフト)を灰皿に押しつけ、燃え残りの煙が空中で淡く舞い上がるのを見つめた。彼の表情はいつものように無表情で、ただ目の奥には少しの疲れが浮かんでいる。部屋の空気は汗とタバコの混じった独特の匂いで満ちていた。
彼はベッドから立ち上がり、窓を少し開けた。夜の空気が入り込み、暑い部屋の中の蒸し暑さを少しずつ取り除いていった。街灯の光が部屋に差し込み、彼の体に薄い影を落とした。彼の背中には汗で濡れた肌が光り、筋肉の動きがリズミカルに見えた。
彼はカーテンの陰から街を見下ろし、人々の往来を眺めていた。夜の街はいつもとは違う雰囲気で、喧騒が静まり、街灯の光だけが道を照らしていた。彼はこのような時間が好きで、世間の喧騒から離れ、自分だけの時間を過ごすことができるからだ。
彼は思い出した。1年前、マチアプで初めてみくと出会ったこと。彼女の明るい笑顔と積極的な性格が彼を引き付けた。そして、その後は自然にセフレ関係になった。彼らは互いに相手のことを深く知らないまま、ただ欲求を満たすためだけに逢い合っていた。
彼は頭を振り、そんなことを考えるのを止めた。今はそんなことはどうでもいい。彼はもう一度ベッドに戻り、みくのそばに横になった。彼女の体の温もりが彼の体に伝わり、彼は少し安心した。
彼は彼女の髪を撫で、その柔らかさに触れながら、次の行為に備えていた。彼の手はみくの体をゆっくりとなで、彼女の呼吸が少しずつ高まるのを感じた。彼は彼女の耳元に口を寄せ、そっと囁いた。
「次はもっと激しくしようか」
蒼士の手はみくの肌をなでる間、彼自身の呼吸も少し乱れ始めた。彼の目には欲望が浮かび、それがまるで燃える炎のように見えた。彼はこの女との時間を本当に楽しんでいると感じていた。彼女の体の反応、彼女の声、すべてが彼を惹きつけるものだった。
彼はみくの頬に唇を当て、そこから頬骨、耳元へと軽くなぞっていった。その動作は優しく、同時に強い欲望を秘めていた。彼の呼吸がみくの耳元に当たり、彼女の体がわずかに震えるのを感じた。
彼はもう一度立ち上がり、部屋の隅にあるバッグから何かを取り出した。それは細い革の紐だった。彼はそれを手にして戻り、みくの前で革の紐をゆっくりとひもわくように動かした。
彼の表情は依然として無表情だったが、その中には興味というものが混じっていた。彼はみくの腕を握り、それを頭上に引き上げ、革の紐で縛り始めた。彼の動作は熟練しており、少しの余裕もなく、しかも確実に行われていた。
部屋の空気は緊張感で満ちていた。街の喧騒は遠くに聞こえるだけで、部屋の中だけが二人の世界になっていた。蒼士はみくの体をじっと見つめ、彼女の反応を観察していた。彼女の胸が上がり下がり、呼吸が高まるのが見えた。
彼はその様子を見ながら、唇をかみしめた。彼は彼女の反応に興味を持っていた。彼女はどう反応するのだろうか。彼はそれを知りたいと強く思った。
彼はみくの足を引き寄せ、そこにも革の紐を縛り始めた。彼の手はみくの足の甲をなで、その柔らかさと暖かさを感じながら、縛りを締めていった。
部屋の中は静かで、二人の呼吸と革の紐が締められる音だけが聞こえた。蒼士は立ち上がり、みくの体をじっと見下ろした。彼女の体は革の紐で縛られ、彼の前に裸で横たわっていた。
彼はその光景に一瞬息を呑んだ。彼女は本当に美しい。彼はその美しさに魅了され、自分の欲望を抑えることができなかった。彼は再びベッドに座り、みくの体に手を伸ばした。
彼の手はみくの体をゆっくりとなで、彼女の体が反応するのを感じながら、次の行為に備えていた。彼の目には欲望と興奮がこもり、彼はもう我慢できないほどに彼女を求めていた。
蒼士の手はみくの体に触れた瞬間、彼自身の心臓が高鳴り始めた。その温もりと柔らかさが彼の理性の堤を少しずつ侵食していった。彼は普段、感情を表に出さない性格だが、この女の前ではいつも自分を抑えるのが難しかった。
彼の指はみくの肌をなぞり、その線をたどるように動いていった。彼女の体の反応を感じながら、彼は徐々に自分の動作を強めていった。部屋の中では二人の呼吸だけが響き渡り、それがまるでリズムのように繰り返されていた。
彼は腰を下ろし、みくの顔の近くに寄った。彼女の瞳を見つめ、そこに映った自分の姿を確認した。彼の目には欲望がこもり、それがまるで闇の中の炎のように輝いていた。
彼はもう一度みくの体に手を伸ばし、革の紐の縄目を確認した。それがしっかりと締まっていることを確認した後、彼は少し安心した。彼は彼女を傷つけるつもりはなかったが、このような状態での遊びが彼にとっても魅力的だった。
部屋の空気はますます重くなり、暑さと緊張感が混じり合っていた。街の喧騒は遠くの背景音のように聞こえるだけで、二人だけの世界がこの部屋の中に広がっていた。
蒼士はマルボロ(ソフト)を取り出し、火をつけた。煙が空中に舞い上がり、彼の顔を薄く覆った。彼はその煙を吸い込み、ゆっくりと吐き出した。その動作は彼の思考を整理するのに役立った。
彼はみくの体をじっと見つめ、彼女の表情の変化を観察していた。彼女の眉が少し寄り、唇がかすかに震えているのが見えた。それは苦痛でもあり、快感でもある表情だった。彼はその表情に惹きつけられ、もっと彼女を求める気持ちが高まっていった。
彼はもう一度ベッドに座り、みくの体に近づいた。彼の手は彼女の胸元をなで、その鼓動を感じながら、次の行為に備えていた。彼の呼吸はもう少し乱れ、彼は自分の欲望を抑えるのが難しくなっていた。
彼はみくの耳元に口を寄せ、そっと息を吹きかけた。彼女の体が震え、少し叫び声を上げた。その声が彼の鼓膜に響き渡り、彼の理性の堤が崩れそうになった。
彼はそのまま、みくの唇に口を当て、激しくキスをし始めた。彼の舌は彼女の唇を開き、その中に入り込んだ。彼女の舌と絡み合い、二人の呼吸が混ざり合った。
部屋の中では二人の身体の動きと呼吸の音だけが聞こえ、それがまるで美しい旋律のように響いていた。蒼士はみくの体を抱きしめ、自分の欲望を全て注いでいった。
彼は、みくの体を感じながら……
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
続きは、第2話へ!
コメント
4件
🥰
TikTokにも投稿して欲しいです🥺
続き楽しみにしてます( *´꒳`* )