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こんにちは!
体調気にしないでください🙄
Twitterのヘッダー描いてもらいました!
ひゃあぁぁぁぁ!!
かわいい(;; )
今回ノベル練習としていじめ書きます
紫 社会人
赤大学
桃 高校
青 高校
橙 中2
黄 小4
大目に見てください!
では
GO∠( ˙-˙ )/
橙「はぁ…」
「…」
俺は橙
俺はいじめられている。
かれこれ…
1年半とかかな。
兄には言っていない。
言うわけ、無いでしょ。笑
言ったら迷惑だし。
なにより…
…兄弟が、傷つくから。
(がらがらーっ)
紫「あ、おはよう!」
橙「…おはよ」
桃「なんだ、元気ねぇな」
赤「最近ないよね、だいじょーぶ?」
橙「…大丈夫やで」
赤「そう…?」
はぁ。
言えるわけない。
“言ったらお前の兄弟殺す”
こんなの、嘘だと思ってる。
まだ同い年の人が、殺せるわけが無い。
…でも、あいつらならやりかねない。
だから、言えない。
俺は、兄弟のために。
兄弟が死なないために、耐える。
たとえ心と体、
どっちが死んでも。
(ばっしゃーんっ!!)
(ポタッ…ポタッ…)
橙「…」
もぶ「片付けとけよ〜」
橙「…はい」
なんで飽きないんだか。
毎日同じことの繰り返し。
同じことしても面白くないはずなのに。
宿題だってやらないこいつらなのに。
いじめることだけはやめない。
いじめるのって、よっぽど楽しいんだろうね。
放課後
もぶ「おっせぇな」
橙「すみません。」
もぶ「んじゃ、」
(ボコッッ!!!)
橙「った…」
危うくみぞおちをやられるところだった。
みぞおちを殴られてしまえば
死ぬ確率だってある。
まぁ死んでもいいんだけど。
さすがに痛いの、やだからさ。
橙「…やば、早く帰らんと…」
きっと、兄の堪忍袋の緒が切れているだろう。
俺は急いで帰ることにした。
(がちゃっ)
(がらがらーっ)
橙「…」
紫「橙く〜ん?」
橙「あはは…」
やばい。
怒っている時の顔だ…
紫「とりあえず入って。」
橙「…はい」
(がらがらーっ)
青「ん〜っ!うまぁっ!」
扉を開けた先には
既に食べている兄弟の姿があった。
紫「お説教はあとね。」
「先食べて?」
橙「…うん」
怖いながらも優しさ溢れる兄に
俺の涙は言うことを聞かなくて
橙「…ポロポロ」
…俺の目からは
“涙”という名の気持ちが溢れていた。
紫「どうしたの…」
数分経っても止まらない俺の気持ちは
さすがに兄弟に心配されている。
橙「なんでもっ、ポロポロ」
桃「んなわけあるか」
黄「そんなに泣いてて何も無いとか分かりません。」
こいつは弟のくせに
俺よりも大人っぽさがある。
橙「なにも、ない…ねん、ポロポロ」
嘘だ。
言いたいことは山ほどある。
でも俺の口はまるで操り人形。
勝手に、
“言ってはダメですよ”
って、動かされているかのように、
俺は平然と嘘をつく。
紫「とりあえず落ち着こう?」
橙「コクッ…ポロポロ」
紫「落ち着いた?」
橙「…うん」
紫「無理に言って欲しくはないんだけど…」
「…やっぱ、教えて欲しい。」
橙「…うん」
赤「お腹は空いてる?」
桃「場違いかよ」
赤「え?だって食べないと元気でないじゃん」
桃「まぁ…笑」
赤にぃはまるで青にぃが言いそうなことを言う。
青「え!それ僕も言おうとしてた!」
黄「でしょうね。」
…してたんかい。
でもそんな兄弟の会話で笑みはこぼれた。
橙「…笑」
in紫部屋
橙「…」
紫「無理しなくてもいいよ?」
橙「…でも…」
紫「2人だから、ゆっくりでいいよ」
橙「…」
「あの…」
俺は話した。
虐められていること。
それは1年以上前からだということ。
ずっと辛かった、死にたかった、と。
あと、
“言ったらお前の兄弟殺す”
そう言われたことも。
紫「そ…っか…」
紫ーくんは絶句したのか、絶望したのか。
想像のしようは無いけど、
明らか怒りを含めた悲しみを受けているのは
確かだった。
紫「…気づけなくてごめんね」
そう言われたあと
暖かい温もりに包まれた俺は
静かに眠った。
(ぱちっ)
橙「ん、、」
桃「あ、おはよ」
橙「おはよう…?」
青「あのあと寝ちゃってたんだって。」
橙「…みんな知ってるの?」
桃「おう」
「黄も知ってる」
橙「そう…」
桃「橙は明日学校休み。わかった?」
橙「え?」
桃「そんな状況で行けるわけねぇし」
「…それに…」
「解決、するから。絶対。」
兄の言い切ったような、堂々たる言葉は
たくましく思えた。
橙「…ありがとう」
青「痛くない?」
橙「え?」
青「みぞおち付近やられたんじゃなかったっけ」
橙「それも知ってるん…笑」
青「そりゃね」
橙「…まぁ少し、かな」
青「手当セット持ってくるね」
橙「え、あ、うん。」
「…」
桃「橙」
橙「…?」
桃「…すんなよ。遠慮。」
「絶対すんな。」
橙「…」
兄は分かってた。
俺が迷惑掛けるって思って言っていなかったってこと。
桃「つかお前の年齢のやつに負けるわけねぇし」
「お前が助かるなら殺される前に俺が殺してやんよ」
橙「…何キメてんの」
桃「うっせ」
そんなこと、言ったけど。
俺は嬉しかった。
橙「…ウルウル…」
数日後
(がらがらーっ)
橙「おはよー。」
紫「おはよう!」
「今日は何時だっけ…」
赤「10時半!」
紫「あ、そっかそっか…」
俺はあれから
フリースクールに通うようになった
兄の言う、”10時半”も、そのこと。
橙「にぃちゃん…?」
紫「ん?」
橙「…今日…」
紫「あ、今日難しそう?」
橙「…あたま…」
紫「やめとこっか。」
橙「…ごめんなさい。」
紫「謝ることじゃないよ。」
桃「言ったじゃん橙」
「遠慮すんな。迷惑もっとかけろ。」
橙「…そだね」
解決したあと、学校へ行くには難しかった。
それからフリースクールという選択肢を見つけたけど
それでも苦しくなる時が多かった。
今日みたいに、頭痛がある日。
腹痛がある日。
吐き気がある日。
なんか、だるい日。
一応フリースクールだって、学校みたいなもの。
誰かと会うと考えるだけで、苦しくなることが多くて
兄には行くって言ってるのに
行けなかった。
橙「…」
赤「大丈夫?」
橙「あ、うん。」
赤にぃはいつでも俺の体調を1番にしてくれる。
もちろんみんな、そうだけど。
赤にぃは1番、心配する。
紫「おいで?」
橙「…」
(ぎゅっ)
紫「…寝とく?」
橙「…うん…」
「今日紫ぁくんいるの…?」
紫「今日は赤くんだけかな」
橙「そう…」
赤「橙くん何して過ごす〜?」
紫「今寝るって話してたとこ」
赤「あ、そうだったの?」
「しんどい?」
橙「…いつもより痛いの」
赤「そっかぁ…」
橙「…」
黄「大丈夫ですか?」
橙「…まぁ」
青「いつもよりしんどいみたいだよ」
黄「そうですか…」
桃「黄はしんどくねぇか?」
黄「元気ですっ!」
桃「良かった笑」
橙「…」
なんでみんな、元気なんだろう。
なんで俺だけ。
なんで…
紫「そんな重く受け止めちゃダメだよ」
「人にはそれぞれの生き方、あるからね」
橙「…」
聞こえてたわけじゃない…のに…
紫「今エスパーだとか思った?笑」
橙「…うん、笑」
紫「俺はお兄ちゃんだよ〜?」
「そういうとこ、似てるからさ」
橙「そうなん、笑」
桃「うわぁわかるわぁ〜」
紫「…笑」
「よし、そろそろそれぞれのことしますか」
赤「だね、みんな出る時間だし」
青「うわやっば!!」
桃「青行くぞ」
青「うん!」
黄「いってきまーす」
紫「行ってらっしゃい」
「俺も行ってくるね」
橙「…行ってらっしゃい…!」
紫「行ってきます」
赤「んじゃ、上あがろっか。」
「ゆっくり寝とこ?」
橙「うん」
これからもこんな日々続くと思うと、
やっぱり気分は沈む。
“独り”な人生だから。
でも兄弟といれば、”独り”は”1人”に変わるのかなって。
ゆっくりゆっくり、
人生の道を歩こうと思います。
意味わからんくなっちゃった(´・ω・`)
体調気にしないでね✌︎︎︎ˆˆ✌︎
コメント
1件
いや練習と言ってもうますぎて…てかいつもどおりで嬉しいです!ずっと待ってます(*^^*)