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M A D D O T O W N 軸 の e x i b
7/1のお話し
ギャングexと猫カフェ店長ib 婚約までしてる2人
元の設定+オリジナル設定なので気に食わなかったら直ぐにブラウザバックしてください
ib
政府が犯罪減少のために作ったこの町に来て丁度1ヶ月が過ぎた。
政府が思ったようにこの町の治安が良くなることはなかったが、どうやら他の町の犯罪は少なくなっているようだった。
町の人達は皆優しくとてもMADDO TOWNとは思えないほどいい人たちで
町自体が活気づいてる理由なのだろうと思う。
まぁ、俺はそんな恐ろしい事にはまったく関係のない白市民なので今日も一日中猫カフェで店番をする。
いつも店番をしてくれてるろれはタイミー警察でもはや従業員なのかも怪しいらっだぁも警察にいる。
うるかコーチと黒炭酸さんは釣りと狩りに出かけている。恐らく今日は帰ってこないだろう。
「ふぁ~ 人来なさすぎだろ…」
敗北者、キャバ、謎解き、ホスクラ…一か月とは思えないほど濃い時間を過ごしたがその間婚約者と会うことは少なかった。
まぁ、ギャングボスの片腕的な立ち位置にいると言っていたし忙しくてご飯を買う時間すらないのだろう。
可哀相なやつ…また抱え込んでるんだろうな、と前の町でのことを思い出す。
前の町でボスをやっていた奴は万事屋でネコ探しに苦労していたし、
一番最後に入ってきた可愛い後輩は今では警察をやっている
こっちに来てもギャングとか…あぁ最初は警察だったんだっけ…すぐにやめたって言ってたけど…
そんなことを考えている間にも時間が過ぎて行った。
「はぁ…暇すぎ」
そういった瞬間見計らったかのように車が駐車場に入ってくる
すぐに見覚えのある人が店に入店し、カウンターにいる俺に話しかけてくる
「あれ、叶さん!いらっしゃいませ~」
「イブちゃん!久しぶりー!ご飯と飲み物20:20でお願い」
「はーい…叶さんギャングっすよね此処来るの珍しくないですか?」
「大型で死んじゃって仲間がピックしてくれて病院で蘇生してもらったんだよ~!」
「あーなるほど…病院クソ近いっすもんね~」
「そう。イブちゃんこそ最近どうなの?」
「んー猫カフェはぼちぼちっすねー儲かるけど人が来ないときはほんとに来ないんで…」
「ちがうちがうエビオとどうなの?」
悪戯っ子のような笑みを浮かべながら聞いてくる。
「え、ABOっすか…?」
「エビオも最近疲れてるみたいだし休憩できて無さそうだなーって」
「そうなんだ…全然会って無いから…」
「え~!会って無いの?」
「そんな意外っすか?」
「いやいや…前の町とかほぼ毎日一緒に寝てたじゃん?」
「え、なんでそれ知って…!」
「相談のってあげてたの誰だと思ってるの?」
「そ、それは叶さんですけど…」
「実際、イブちゃんと寝るようになってからエビオの寝不足も治ったみたいだし…まぁ、今また不眠っぽくなってるけど」
「…そうなんすか?また抱え込んでません?あいつ」
「うーん…ちょっと抱えこみ気味だけど今は前よりも人数多いしそこまで抱え込んでないよ」
その言葉にほっとしてため息をつく
「ねぇ、イブちゃん?エビオと会いたいと思わないの?」
「え?いや、そりゃ会いたいっすけど…迷惑になるのは一番イヤなんで…」
「恋人だよ?会いたいって言うくらい…!」
「あいつが楽しそうならしかたないっすよ」
心配そうな顔をしている叶さんに精一杯の笑顔を向ける。
「そんな心配しなくても大丈夫っすよ…ほら、ギャング忙しいでしょ?こんなところで油売ってちゃメンバー困りますよ?」
「…はぁ、わかったよ。けど!絶対何かあったら相談してね!」
「ふふwわかりました電話交換しときましょ?」
「僕、イブちゃんと連絡先交換してなかったんだ」
スマホを取り出し連絡先をシェアする。
エクスとの関係を知る数少ない一人と連絡を取り合えるようになったことに頬が緩む
「叶さんもなんかあったら言ってくださいよ」
「うん。ありがとね」
ドアノブに手を伸ばしながら手を振って出ていく
叶さんに会ったのは久々だったのでつい長い時間話してしまった
たまには店でゆっくりしているのも悪くないな
次回:エクス視点へ続く
理由、もうそろで2000文字のため
コメント
2件
あ、もうほんとに……最高っすねッッ続き待ってます«٩(*´ ꒳ `*)۶»ワクワク