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『 お見舞い 』
tg × mz
体調崩したtgさんをmzさんが看病するのをどうしても見たくて書いてしまいました︎︎👍🏻
注意
・ tgが体調崩します
・ 付き合ってる設定ですが そんなイチャイチャしてません
tg 視点
いつも通りの朝、今日も一日頑張るか〜と身体を伸ばした。ベッドから降りようと足を立たせると、フラッとして視界が揺れた。
ぼすんとベッドに落ちて、気がついた。俺、体調崩した。って。
たしかに気分は悪いし頭は痛い。今日は録音をして編集をしようと思っていたのに、これじゃあ出来ないなあ…と思いながらも、水を飲むために1階へ降りていく。
「 ん…… 」
こくこくと喉を鳴らして水を飲む。
ぷはっとコップから口を離せば、乾いていた口の中が湿って口の中の不快感が無くなる。
「 あ…… 」
たしか、家に頭痛治しの薬があったような気がする。
位置が高くて届きにくいから、背伸びをする。
「 んー、ここにあったような…… 」
手探りで探していると、長方形の箱が手に当たる。
これだ!と手に取ると、それは探し求めていた頭痛薬だった。
ごくんと薬を飲み込んで、もう一度ベッドへ戻る。
ベッドの横のサイドテーブルに置いてあったスマートフォンを手に取って、Xを開いた。今日は配信があったような気がする。体調崩したからお休みするね〜とポストするために、右下のポストボタンを押した。
『 おはよう‼️今日体調崩しちゃって配信できなさそうだから配信おやすみするね😭すぐ元気になるから待ってて!🩵 』
という文を打って、ポストする。
すると俺の通知を見たであろうリスナーの子達が大丈夫ですか!?安静に😭😭などのやさしい言葉をくれた。
やっぱ、暖かいなぁと思う。
数分通知欄を見ていたら、見覚えのあるアイコンと名前をしたアカウントからDMが来た。”まぜ太くん”という名前で、公式マークもついてある。
『 ちぐ体調大丈夫かーー😭今すぐ行くから待ってろーーー😭 』
という内容のメッセージだった。まぜたん、優しいな…と思いきゅんとしていたら、返信をする事を忘れていた。はっとして文を打ち始める。
『 わーんまぜたんありがとう😭 』
という短い文を返して、来ることを楽しみにしながら、Xを閉じた。薬のおかげかまぜたんとリスナーのおかげなのか気分が良くなってきた。多分後者。
この調子なら編集はできる!と思い、椅子に座ってまだ残っていたデータの編集を始める。
カタカタとパソコンを操作して、たまに音声を確認する。早く来ないかなぁという思いもたまに頭によぎるが、今はただ編集に集中しようとパソコンとにらめっこをした。
編集を初めて数十分たった時、家のインターホンが鳴る。まぜたんかな!?急にテンションが爆上がりした俺は、玄関まで駆け足で向かった。ドアを開ければまぜたんはびっくりしたような顔で俺を見つめる。
「 ん?まぜたん、? 」
「 ……おまっ、顔真っ赤じゃねえか!? 」
「 ぇ……? 」
怒ったようにもびっくりしてるようにも見える声色にハテナを浮かべた。まぜたんは無言で俺のおでこをぴと、と触る。
「 ん… 」
「 あつ…… 」
「 お前、何してたんだよ 」
「 ……ぇーっと 」
ここで編集って言ったら怒られるなあ……って思ったから、無言でいた。
するとまぜたんは俺の手のひらをぎゅっと握って
「 早く言えよ 」
「 ……編集 」
「 はぁ……お前、ばかかよ 」
ばか、という言葉がグサリと刺さる。
まあ体調を崩しているくせに編集をしていたのはこの俺だ、自業自得でしかない。
「 こないだ俺が体調崩した時、安静にしてねって言ったの誰だよ 」
そう。ついこの間まぜたんは高熱を出して寝込んでいたから、俺がUberを頼んでまぜたんの家へ届くようにした。その時LINEで安静にしてねって言ったのは俺。
「 でも…… 」
「 ……入るぞ 」
でも、から続く俺の言葉を聞くつもりは無さそうで、まぜたんは俺の家に入った。
とりあえず、お前はベッドで寝ること。と言われ、手を繋いでベッドのある寝室まで行く。
「 ほら、寝転がれ 」
怒っているけど、どこか優しさの溢れる声のトーンにまたきゅんとする。
大人しーくベッドに寝転がると、まぜたんはサイドテーブルにナイロン袋をどさっと置いた。
「 色々、買ってきたから 」
「 これで早く治せ 」
「 ……あと、無理すんなよ。俺は、無理は程々に楽しんでるちぐが好きなんだよ 」
不本意だったのか、そんな言葉が零れてまぜたんは顔を赤くして、照れ隠しのように言った。
かわいいなぁ……って思う。
「 っだから、とりあえず今日は安静にすること!わかったな!? 」
「 ふふ、ありがと。まぜたん 」
「 ……元気になればそれでいいから、お礼なんていらない 」
それ、お礼が欲しい人が使う言葉だよって思ったけど、まぜたんが今発した言葉は、ホントの気持ちだなぁと感じて、優しいなぁ……好きだなぁ……と再認識した。
すぐ治して、まぜたんを抱きしめたいな。とも思いながら、まぜたんをじっと見ていた。
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コメント
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わ~っ 、最高ですっ✨✨ ほんとに ぶっ刺さってます🫶🏻💞