テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
「はぁ…なんでこんな日に限って呼び出すんだよ。」せっかく今日幻太郎の家でお泊まり会ってのに…ついて無さすぎ…ん?あそこにいるのは… 「だ☆い☆す!こんな所で何してるの?」嫌な予感しかしないけど「乱数、あのさ…」「うんうん☆」「金、貸してくんね?」ほらでた金貸せ…んなこと言う暇あるなら働けよ、返せよ…まぁ、僕は優しいから口には出さないけどね。「競馬で負けちまってよ。良いだろ?」
……でも、どうにかして逃げるすべはないか……
あっ!
『15分以内に来い。さもなければ─』
「帝統ごめん。予定あったから先いくね!」 その名も、(予定あるからね) 作戦だ!「あ、おい乱数!?どうしたんだよ!」「いいから幻太郎の家先行ってて!!じゃあね!」
はぁ〜疲れた…でも、奴の前にいる方が疲れるか…
───────────────────────
「おい来たぞ、そんでなんの用?オネーサン」そう、呼び出されたのはほかでもない…中王区のTOP2勘解由小路無花果だ。「フンッ、貴様にしか頼めないことがある。」俺にしか頼めないこと……だと?「それは…」「それは?」「今夜だけ…そばにいろ」
……は?
「え、は?今なんて?」……そばにいろって言ったかこいつ……「だから何度も言わせんな、その…今夜だけでいいからそばにいろ」そんなこと言うなんて…いじわるしたくなっちゃうな〜「いいよ、わかった夜また来るね。」本当は嫌だけど、こんなに言うな仕方ないもんね…「…!悪いな飴村。」
───────────────────────
〜幻太郎と通話中〜
「ていう事でさ、今日そっち行けなくなった」
『お泊まり会今度します?』
「うん、ごめんねせっかく準備してくれてたのに。」
『良いんですよ、乱数の予定がある時で、でもどうして急に?』
「だって、あんな可愛い姿見せられたら…その…断れなくて…」
『ふふっ、電話越しでもわかるぐらい本性出ちゃってますよ♪』
「う、うるさい///それに……」
『それに?』
「元気。なかったから……」
『…そうですか…ではまた、用事が会う時に。』
「うん、じゃまたね」
───────────────────────その夜、僕は再び中王区へと足を運んだ。「来たよオネーサン。」「飴村か…」その姿は見るも無様にやつれていた。「わっ…オネーサン?どうしたの?」「いや、なんでもない…例を言わせてくれ、来てくれて悪いな」……意味がわからない……。「ねぇほんとにどうしちゃったの?」「なんでもないただ、思い出しただけ」だからって…抱きつく?理解できないんだけど…「ねぇオネーサン、お仕事終わった?」返事ない、か…まぁそうだよね疲れてるんだし……「あ!そうだ!!」オネーサンに見せたいとっておきのお洋服があるんだよね。喜んでくれるかな?「飴村?どうしたんだ?」「オネーサンに見せたい服があるのちっと待ってて」喜んでくれるかな「?」
───────────────────────
〜数分後〜
「お待たせ!オネーサン見てみて!これ新作なんだよ!」どうだ( ⋅֊⋅ )ドャこの新作の女装セット「飴村、これは一体…」「女装セットだよ☆」ツインテールって少しばかり恥ずかしいけど、可愛いって思われたいからな…「…な…」ん?もしかして、否定され─「ナツメなのか!?」「え?」なつめ?誰だ?「ッ!ちょっとオネーサン!?」「会いたかった…ナツメ!!」暖かい…この姿が誰に見えているかは僕には分からない…でも、これだけはわかる。これが、母親の温もりだと…僕には親はいないけど、もし僕に親がいたら、オネーサンが僕の親なら…こうやって暖かくしてくれたのかな。そして僕は言ってしまった「僕をこの世に産んでくれてありがとう。おかぁさん」と
───────────────────────
その後無花果オネーサンはどんな反応をしたのか僕には覚えていない。疲れて寝ちゃったからね。でも感謝はしてるよ
「…ありがとう…無花果オネーサン…」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!