テラーノベル
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srhb
ご本人様とは関係ありません
「ひばりの消息が分からなくなった…?」
「ええ。連絡が途切れました。」
凪ちゃんの言葉を聞いて目の前が真っ暗になる。
なんで、どうして?
俺の知らないところで抱え込んでしまった?
「はい、セラ落ち着いて。」
奏斗は冷静で、俺にそんな声掛けをしてくる。
「ひばから手紙預かってんだよね。セラに見せてっていう。」
奏斗から渡された封筒を急いで開ける。
黒い紙が出てきた。
『俺を捕まえて』
「…え?」
「何が書かれてたんです?」
「これ…。」
「・・・。あぁ、なるほど。どうりで。」
凪ちゃんが神妙に頷く。
「何か知ってるの?」
「いえ。ただ、消息を絶とうとした割には痕跡が残っているな、と」
「痕跡?」
「ええ。監視カメラはさすがに避けているようですが、移動履歴までは消されてません。」
「確かにひば、ほんとに逃げた時はなんもつかめなかったからね。」
奏斗があきれたようにそう言う。
一度だけやんわりと聞いたことのある雲雀が逃げ出した時。
俺たちとまだ出会ってない時に、重圧に耐えられなくなって逃げだしたことがある、らしい。
それを助けられなかったのは悔やまれるが、今はそんな場合じゃない。
「っ凪ちゃん、雲雀の動向おえる?」
「おえますが、いいんですか?」
「え?」
「たらいがあなた宛てに渡した手紙。…あなたに自力で探してほしいってことじゃないんです?」
「っ」
「てか、セラなにしたの?ひばが急にいなくなるって考えられないんだけど。」
「…告白、した。」
「「はぁ!?」」
俺の発言に二人が目を丸くする。
何かおかしなことを言っただろうか。
「いや、ちょ、待ってください?あなたがたらいに好意を抱いてることは知ってましたが…え??」
「告ったの!?」
「うん。好き、愛してるって言った」
「「マジか。」」
二人がこそこそと何かをはなし始める。
あいにく俺に声は聞こえなかったけど。
「え、それが原因?」
「いや、ひばさすがに逃げないでしょ。」
「確かに…。なら、なぜ?」
「…セラへの挑戦、とか。」
「はい?」
「だから、ひばがどこにいても見つけられるような人じゃないとダメ、とか…。」
「そうなんですかね…?」
「わかんないけど。だって痕跡残すってことは見つけてほしいってことでしょ。」
「そうですね。」
「んで、アキラを相手するなら情報は残しておく必要なない。違う?」
「まぁ、私ならいけますね。」
「でしょ?多分僕が探すとなっても痕跡は残さない。」
「たらいですからね…。」
「セラに見つけてほしい、捕まえてほしいっていうのがあるんでしょうよ。セラはわかってなさそうだけど。」
「セラ夫ですからね…。」
「ああ、ねえセラ、」
「なに?」
話し終えたのか、奏斗が俺に話しかける。
「セラって、ちなみにこれの原因わかる?」
「…俺が告白したのが嫌だったんじゃないかって…。」
「oh…それは全くと言っていいほどないと思うから安心していいんだけど…。」
「どうして?」
「え、ひばもセラのこと大好きでしょ???」
「そんなことないでしょ。」
「あ、気づいてないっぽいなこれ…。」
奏斗の発言に眉間にしわを寄せる。
期待させるようなこと言わないでほしい。
…俺が、彼を手に入れることは不可能なんだから。
「ともかく、ひばを早く探しに行ってきな!」
「でも、雲雀俺に会いたくないかもだし…。」
「なにうじうじしてんの!セラでしょ!もっとしゃきっとする!」
奏斗にまっすぐに見つめられたじろぐ。
自信のある、青い瞳。
どこか後ろめたくて目をそらした。
すると横にいる凪ちゃんと目が合う。
優しい、紫陽花の瞳。
どこにも目をそらせなくって二人を見つめた。
「たらいはあなたを待ってますよ。」
「ひばは二人しか知らないところにいるんじゃないの?」
そういわれてひらめいたあの場所。
「いってくる」
今から行ったら夜になってしまうかもしれないけれど。
「「いってらっしゃい」」
二人は暖かい微笑みを見せた。
―――――
たどり着いたのはとあるビル。
屋上に行くと黒いコートが揺れていた。
「ひばり」
「案外遅かったな。」
ふり返ってにっこりと雲雀が微笑む。
金色の瞳。
「俺からの挑戦状楽しかった?」
ニコニコと本心を見せない笑みで雲雀が俺に問いかける。
「…うん、たのしかったよ。」
「そりゃよかった。じゃ、帰るべ。」
俺を通り過ぎれ扉を開けようとする雲雀。
その背中に抱き着いた。
「やっと、見つけた。」
安心したやらなんやらで抱きしめる力が強くなる。
雲雀は何も言わなかった。
「…見つけた、じゃないやろ?」
雲雀の意図がわからなくって目を丸くする。
金色の瞳は何かを求めるように俺を見た。
そこに隠れているのは切望。
手紙を思い出しハッとする。
雲雀の欲しかった言葉は
「…捕まえた。俺の快盗」
「んふふ、捕まっちゃった。」
二パっと輝く笑顔で雲雀が笑う。
もぞもぞと体を動かし、正面で抱きしめあう。
唇に柔らかいものが触れる感触がして、ちゅっとリップ音がなる。
「…へ」
「愛してるぞセラお‼」
Happy end
書き終えてなんかsrhbみが弱いと感じたサトウです。
なんか足したいけど思いつかない
ってことで後日談
「せらおっ」
「わ、ひばり。」
「大好き!」
「俺も好き」
「…好きなだけ?」
「愛してる。この世で一番。」
「んふふ、俺もセラおに負けないくらい好き。」
ちゅっ
「はぇ」
「あ、雲雀が可愛くってつい…。」
「も、もうっ!もうちょい暗くなってからにしてや…。」
「夜ならいいの?」
「ぅ、あ、言わせんなよ…。」
――
「あっめぇ…。」
「麦茶いります?」
「ありがと。…あの二人僕らがいること忘れてんじゃね?」
「それは…まあ、」
っていうね。
凪風は今日もなんか不憫。
そういえば、1000万行きましたね…。
マジめでたいです。
そして明日は4周年…。
泣けるわマジで(?)
やること終えて見る!
だが明日はプレゼンがある…。
まあ、そんなこともあるでしょう!
そんなこんなで
それではまた次回のお話で。
コメント
1件
ふわあ…第1話、すごく胸にきました!告白したら相手がいなくなっちゃって、もうドキドキが止まらなかったです。でも「俺を捕まえて」っていう手紙、あれが雲雀からの挑戦状だったんですね。セラが「俺の快盗《ひばり》」って言いながら捕まえるところ、じーんときました。雲雀の「捕まっちゃった」も可愛すぎて…。奏斗と凪ちゃんがセラ夫って呼んでるところも含めて、関係性の温かさが伝わってきました。素敵な物語をありがとうございます🌷