続き 今日はやる気があるみたいです
fw side
色々遊んでなんやかんや8時。楽しかったわぁ、まぁまだ遊べるか…なんて考えながら歩いているともちさんが口を開いた。
ty「飲み物ジャンケンしませんか?」
hr「お、飲み物ジャンケンすか!!」
fw「俺ちょうど喉乾いてたんよ〜、」
kgm「これは負けられませんね…」
ジャンケンぽい!!
hr「うわああああ!!!」
fw「にゃははっ!晴確定な!!次、!」
ジャンケンぽい!!
ty「うわ、最悪」
fw「よしゃ!!買ってきて!!」
kgm「私お酒買ってきて貰ってもいいですかね…?」
fw「んにゃ、俺も俺も!!」
hr「はいはい、、」
ty「ほら行くぞ甲斐田くん!!」
hr「ちょ、待ってもちさ〜ん!!!!」
ンは、今日も可愛いなぁ…。
kgm「…甲斐田さんとはどうなんです?」
fw「え、どうって…」
kgm「そのまんまですよ」
fw「…んまぁ……そこそこ…?」
kgm「今日、花火あるじゃないですか、そこで告白してみては?」
…まぁ……ベタやなー…
fw「ちょうど花火の音で聞こえなかったり、」
kgm「っふふ、それもまぁいいんじゃないですか?」
fw「まぁ…確かに?」
などと話数分後、2人の声が聞こえてきた。
hr「もちさ、、もちさ、まって…」
ty「甲斐田くん遅い!!」
hr「階段、キツいっす、」
ty「韻踏んでます?」
hr「ふざけんな、」
ty「っあはは、」
少しづつ人影が近づく。そしてやっと俺らの元に着く。
甲斐田は息切れていて…浴衣が、はだけてる…なんというか…色気がえぐいと言うか……これは誘ってるのか?いや流石にそれは違うよな…なんて考える心を落ち着かせようと深呼吸をする。
hr「ふぁさ、これ、お酒…っ、」
疲れからだろう、顔を赤くしている。そんな姿を見れば今すぐに口付けをしたくなるが耐え酒を受け取る。
fw「も、もちさんはラムネっすか」
ty「折角の祭りなんでね、」
kgm「いいじゃないですか、」
プシュッ、と蓋を押すとカラン…とビー玉が落ちていく。
fw「あ〜ええなぁその音、夏って感じやわ…」
hr「確かに…」
fw「いつまで疲れてんだよ晴ぅ、」
fw「んま、よし… 乾杯しよ乾杯、」
kgm「そうですね、」
全員「かんぱ〜いっ!」
かん、と飲み物同士を当てごく〃と酒を流す。
fw「っあ〜…!いいわぁ、!」
hr「最高っすねこれ…」
kgm「体に染みますね、」
そんな事を言ってる大人の横でもちさんがごくごくとラムネを飲んでいる。
その様子はいつもより少し幼く見え3人で笑う。
ty「……なんですか、」
kgm「いえ、何も。」
いよいよ花火が始まる時間だ。カップル、友人同士、親子。色々な人がいる中に混ざる。
fw「……晴、一緒に見いひん?」
hr「え、ほかの二人は……」
もちさんと社長は空気を読んだのか少し離れたところにいる。
hr「い、いい、ですよ…?」
ヒュー…
fw「あ、はる!!もうすぐで上がんで!」
hr「そうですね、!!」
どんっ、ぱーん、と大きな音を鳴らし夜空に大きな花を咲かせる。
fw「うわぁ……きれいやなぁ…」
見惚れていると社長の「そこで告白してみては?」という言葉を思い出す。
fw「……なぁ、はる、」
hr「っぇ、な、んですか…?」
fw「おれ…晴のこと…すき。」
バーンッ
hr「…」
fw「あぇ、……。」
聞こえんかったかな、、なんて思い顔を下に向ける、いやいや、気にしないで花火見るか、と思い顔を上にあげると甲斐田が顔を真っ赤にしている。
hr「〜〜〜…」
fw「晴…?」
hr「っ……僕も好きです…!!」
ガバッと勢いよく抱き着いてくる。驚きつつも受け止め、こちらからも抱きしめる。
hr「なん、て言ったらいいかわかんない、けど…ほんとに、大好きです。」
fw「……俺も。」
「…キス、してもええか…?」
hr「ふぇっ、ひゃ、ぃ……」
fw「…ん。」
手で隠しながら口付けをする。少し甘くて……柔らかい。
fw「…はる、すき。」
hr「僕も、すきです……」
一方もちさん達はそんな俺たちを見て何やら話していた。
ty「やっとくっついたよ…」
kgm「……お似合いですね。」
ty「付き合ってまもなく抱き着くとかこのバカップルめ…」
kgm「あははっ、いいじゃないですか。」
コメント
6件
かがみもちが良い役してるなあ!! マジ良い。
めちゃくちゃ可愛いです。 これのおかげで、いろんなことが捗ります。