カプで分けて書くのめんどくさくなったんでノベルの方はまとめて書きます
推しカプのお話とか探しにくくなると思うんですけどすみません…(т-т)
投稿頻度激遅なんで1回に書く量を多めにして出すつもりです(><)
書き方忘れてるしノベル初めてなのでちょっと見づらいかもなんですけど大目に見てください
あと!自分が挙げてるほかのお話見て貰えたらわかると思うんですけど、自分smさん推しでsm受けもめっちゃ好きなので必然的にsm受け多くなるかもです( ◜ཫ◝)
krsm -遠距離恋愛-
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
kr side
kr「…じゃあ今日はもう寝よっか。おやすみ」
sm「そうだな、おやすみ」
時刻は深夜1時。いつものように 通話を切り俺の恋人スマイルとの電話が終わる。
2時間にわたる深夜の癒しタイムはあっという間で直後に寂しさが増す。
大学卒業後、就職先の関係で俺が地方に引越した事がきっかけでスマイルとは疎遠になってしまった。
今は11月、もうすぐで疎遠になってから1年になる
疎遠と言ってもほぼ毎日電話はしているし、お互い休日や普段の生活であったことをLINEで話したりはしているので、良い関係は続けられているはずだが、、、
kr「それでも寂しいものは寂しいんだよなぁ」
当然、声は聞けるし会話もちゃんとしているにしても直接会えていないので寂しい気持ちは日々積もっていくばかり
俺もスマイルも仕事が忙しくてなかなか会える機会が作れないし、そんなにすぐ移動出来る距離でもないのでどうしても会うのは難しく、かれこれ1年が過ぎた
、、、、、、普通に考えて恋人と1年会えてないってやばいよな、、? スマイルに1分でも早く会いたいし、ハグもキスも沢山したい
…スマイルはどう思ってるんだろ
名前がスマイルなくせに彼奴は誰に対しても塩対応だし、声や顔に感情があまり出ないので何を考えてるのか彼氏の俺でさえ分からない時がある
スマイルも俺と一緒の気持ちならいいのにな、
kr「…会いたいなぁ」
そうボソッと呟いて翌日の仕事の為にベットの中で意識を落とした
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
sm side
お互いにおやすみと言い合って携帯の赤い丸ボタンを押して通話を切る
遠距離になってからというもの、当然のごとく彼氏のきりやんとは会える機会が減るわけで、せめて声だけでもという事で週に3、4回深夜に通話をするのが習慣になっていた
ベットに横になりながら学生時代にきりやんと撮った写真を眺めながら寂しさを埋める 通話が終わった後は昔の写真を見返すのが俺のルーティンだ
sm「あと2週間…」
寂しさに限界を迎えた俺は2週間後の週末、遠くにいる自分の彼氏に会いにいく計画を立てている、相手にも言っていないのでこれは完全にサプライズ
きりやんは通話をする時いつも「寂しい」や「会いたい」をボソッと言ってくれるので、俺も同じ気持ちだと安心するけど、恥ずかしいので俺からは言えない、、、
顔や声に感情が出ない分、せめて行動にでも移そうと2ヶ月ほど前から計画していた事である 後ちょっとで念願の彼氏と会える、素直に嬉しい、てかめちゃくちゃ嬉しい
眠さがピークに達した俺は、きりやんに会えた時の想像をしながら瞼をゆっくり閉じて夢の中に落ちていった
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
kr side
現在時間は22:13。少し残業をして仕事場から自宅の最寄り駅まで20分ほど電車に揺られて改札を通る
真っ暗な空に街灯と月の光だけが疲れてとぼとぼ歩く俺を照らしていた
…今日は一段と疲れた気がする、ここ1、2週間の中で今日は早く帰れた方だが、以前は毎日仕事に追われていて深夜のスマイルとの通話も出来なくなってしまっていた
家に帰ってまともな食事も取らずに風呂に入ったら即寝てしまっていたので完っっっ全にスマイル不足、仕事に私情を持ち込まない主義の俺でも仕事中にスマイルが頭の中心にいつもいるくらいには自分の恋人を求めていた
kr「今日絶対通話しよ…」
限界を迎える前に俺の癒しの供給をしなくちゃな!仕事終わりのご褒美が出来て少し気分が上がりさっきよりも微妙に早く歩き自宅へ急いだ
5分ほど歩き、角を曲がって自分のアパートの近くまで来た時、小走りで走ってくる足音と俺のよく知った声が前方から聞こえてくる
sm「きりやんっ」
え?という声と共に顔を見上げると俺の恋人のスマイルが俺の元へ駆け寄ってきた
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
sm side
時刻は22:06、現在俺は自分の恋人であるきりやんが住んでいるアパートの前で彼が帰ってくるのを待っている。毎日仕事が終わった時にきりやんは俺に連絡をしてくれるので大体の帰宅時間を予想して、新幹線に3時間ほど揺られてここまでやってきた
来る途中、わくわくする気持ちを抑えながら少し早足でここまで歩いてきた。
sm「さっき連絡来たしあと15分くらいかな」
待ちに待った彼氏に会える日、今日まで仕事を頑張って来た甲斐があった。スマホを見ながらマフラーに顔を填めて彼が来るのを待つ
20分ほど待ち、足音が聞こえた方向に振り返ると金髪で仕事帰りの彼氏が疲れた様子でこちらへ向かってくる
やっと会えたことが嬉しくて小走りで彼の元へ近づいた
sm「きりやんっ」
kr「え?」
俺の声で顔をあげた彼は一瞬びっくりしたような顔をした後、ぱぁっと見たこともないような笑顔で俺の名前を呼ぶ
kr「スマイル!!!」
俺もきりやんも嬉しくなって手を広げて、お互いにぎゅーっとハグをして互いの体温を確かめあった
kr「会いたかった!!てかなんでここにいるの?!会いに来てくれたの!??!」
sm「会いに来たよ、おかえりきりやん」
久しぶりに会えた恋人に胸を躍らせながら顔を見合せて笑い合う
久しぶりに直接見た彼の顔は疲れているものの酷く嬉しそうに笑うのでこっちまで口角が上がってしまう、まぁきりやんがこんなに笑ってなくても俺は嬉しくて笑うだろうけど
kr「寂しかったよ、、、会いに来てくれてありがとう」
そう言いながらハグをしたまま俺の肩に顔をぐりぐりさせて言う
あぁ俺愛されてるんだな、幸せ者なんだなと実感じながらきりやんの頭を撫でて「俺も」と呟く
sm「今日は泊まりに来たから、日曜日に帰っちゃうけど…それまではずっと一緒にいよ」
普段からあまりきりやんに恋人らしいことは言えないけど、これだけは会ったら絶対に言おうと決めていた
…まぁちょっと恥ずかしいけど
kr「うん!絶対離さないから一緒に居ような!」
俺の言葉に元気いっぱいに答えてくれるきりやんにきゅんとしつつも寒いので中に入ろうと促す
いいサプライズになって良かったなぁ、、、
寒さで冷たくなった恋人の左手を強く握って、2人で家の中へと入っていった
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
コメント
1件