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「 ただいまー 」
「 ん、おかえり。試合どうだった? 」
あ、唐揚げだ。
母さんの声と共に唐揚げの良い匂いがした。
「 もう無理無理。完敗。相手強すぎ… 」
けらっと笑いながら顔を出す。
「 お疲れさんだね。ゆっくり風呂入ってきな。冬はもう爆睡してるから。 」
「 あ、うん。わかった。ありがと。 」
俺は風呂に入りながら色々なことを思う。
今日、俺があそこでこうしてれば…
あの時こうしてなかったら…
……今考えても無駄なだけだよね
もっと違う事考えよ。
それから風呂からあがって唐揚げ食べてしっかり寝た。
明日からは春高の向けて、だね。