モブis要素あり
isrn
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モブ目線
「あ、こんにちは!今日も来てくれたんですね!」
「っうん…今日も明るいなぁ…よいちくん…」
「あは、そうですか?今日は何買うんですか?」
「じゃあ…」
この明るく接してくれる可愛らしい男の子はよいちくん。
俺の好きな人だ。
街を歩いていたらこの世一くんが花の整理をしていて、その様子を見ていたら一目惚れしてしまった。
よいちくんも、俺に明るく接してくれて、両思いなんじゃないかと最近思ってきている。
「…?どれにしますか?」
「あっ、じゃあ、赤いアネモネ…」
「赤いアネモネですね!素敵な花言葉ですよね。」
ここまでいったら、きっと両思いだろう
赤いアネモネの花言葉は『君を愛す』。
よいちくんを思って毎回毎回素敵な花言葉がついた花を買っている。
「はいどうぞ!」
「あっありがとう…またくるね…」
と言うとひら、とよいちくんは手を振ってくれた。
こんなの両思いじゃないとおかしいだろ?
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潔目線
俺は潔世一。花屋をやっている。
最近、花を毎日買ってくれる人がいる。
その人は毎回素敵な花言葉がついていて、好きな人でもいるのかと思ったのだが…
その人は俺と話す時、息が切れていたり、汗だくだったり。
(キモッ…)と心の中では思っている。笑
きっと俺のことが好きなんだろうな。
こんなこと言うのは自意識過剰だと思われるだろうが、見るからにそうだからだ。
ていうかこの前気付いてないと思われているんだろうけど、盗撮されたし。
俺の適応能力舐めんなカス。
口が悪くなったが、このお客様に俺は困っている。
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モブ目線
今日も、よいちくんの店に行く。
俺は時々よいちくんのことを撮っている。
盗撮と言わないでくれ。
だって、両思いなんだ。付き合ってるようなもんだろ?
だからいいんだ。
お気に入りリストはよいちくんばっかり。
横顔もかわいいなあ…
「あっ、いらっしゃいませ! 」
「今日もきたよお…」
「…はい!嬉しいです」
「じゃあ今日はぁ…赤いチューリップで…」
「はい。今日も、素敵な花言葉ですね!」
「はい…ぇへへ」
今日も可愛かった。俺の”よいち”…
と考えていて、ふと店を見ると
よいちくんが
よいちが、
他の男とキスをしていた。
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凛目線
俺の名前は凛。
恋人の潔と一緒に花屋でバイトしてる。
花を整理している時、潔に呼ばれた。
「なんだ」
「よ…」
急に呼ばれそっちに向かうとちゅ、といきなり唇を重ねられた。
「んっ、む…ぅ、?」
「っはぁ…凛」
「はぁっ、なんだよっ急に…」
「凛はさあ、」
「誰のもの?笑」
「はぁ、?そんなの」
「おまえのもの…だろ、言わせんな」
「大正解…♡」
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モブ目線
「は…っ!?」
、
よいちくん…!?それ誰だよっ…
俺のよいちくんが…
「おい、客が見てるだろっバカ…」
「あは…♡ごめんごめん。」
「あっ、あっよいちっよいちくんっ!?」
「…どうしました?お客様」
「それ誰だよっ!?浮気だぞ!!」
「はい…?こいつは俺の大好きな恋人ですけど?笑」
「ばっいさぎ!?」
「はぁ…!?っ…」
「…ッおれのよいちくんを帰せえええっ!!」
「っ、いさ」
「黙れ!!俺のよいちに頼るな!!お前なんか…お前なんかぁ…」
「お客様。困ります… 俺の恋人にそんなことされちゃ…」
「ぅ…っあ」
「あああああ”っ、くそッ!!裏切ったな!!!」
「あの…お客様ぁ。」
「元々お前の恋人になった覚えがないのですが?」
あれ?
俺…よいちとつきあって…ない?
「おい…いさぎ」
「ん?なあに、凛」
「いいのかよ、?」
「いいんだよ。元々」
“嫌い”だったし。
「そんな…そんなぁあっ」
「凛、もう一回キスしよう?」
「なっ、」
「ん…ん、」
「…かわいい。 」
「腰に手、回すなバカ。」
あぁ…っなんで…なんでだ…っ
「もう二度と近寄らないでください。」
fin.
コメント
4件
まって。誤字ってたわしぬ笑笑 正式には「俺のよいちくんを返せ」です。w
やっぱお前が描く潔凛まぢで好き、、、ほんとにラブ、、、😭❤ 天才じゃん、、発想天才やし絵描くのも天才やし才能ありすぎやろお前最悪(?