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“出会いは別れの始まり”
わかっていた、君と出会ったときから別れまでの時間は減って行く
砂時計のように三分程
置いとけば砂は下に落ちる。
こうやって形にすれば人は見るだけであと5秒、などなわかる。
では愛は?絆は?心の傷は?
目に見えないし触れられない
『心の傷』
それは普通の傷ではなく自分の心が傷ついてしまう傷。
普通の傷ならしっかり治るが、心の傷は死ぬまで残って、心の傷が酷ければ自殺する可能性だってある
《心の傷は誰もが負う傷》
俺の学校ではいじめが当たり前で、人をいじめてない人はいじめられる。
俺はいじめられたこともいじめたこともやったことがない。
おそらく俺は傍観者。
いじめっ子が怖くて言い返せないし、いじめ現場を見ても生徒を庇うこともできないだろう。
そう、俺は『弱者』だ。
誰も守れない弱者。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
入学式の日
俺は新一年生達が困りごとをしていないか、見回りをしていた。
その時偶然校舎裏から声が聞こえた。
俺は気になり校舎裏に向かった。
俺は影からこっそり覗いた。
「やめてッ……い”ッ」
笑って新一年生に暴力を振っている男子三人組。
そして、泣きながら抵抗している水色の毛先に紫のグラデーションが入った髪の毛に宝石のように透き通った水色の瞳の男の子。
「ッッ……ポロポロ」
男の子はこちらに気づいたようで、涙を流しながら助けを求めるような目でこちらを見つめていた。
俺に今まで助けを求めた人なんて居なかった。
今まで可哀想という感情がなかった俺は、
初めてその子を可哀想と思った
気づけば俺はその子の前に立っていた
「生徒会長じゃないっすか〜」
「こいつ変な髪してるんっすよ」
「退学にしませんか〜?(笑)」
「名前は?」
「ほとけ……」
「稲荷ほとけ……」
「ほとけ、大丈夫か?」
「手当したる、立てるか?」
「立てます……」
「ついてこい」
「生徒会長!?」
「あんた、いつも傍観者じゃなかったっすか……」
「黙れ、退学にするぞ」
「いやお前らは退学だ」
「そんな……」
「行こうほとけ」
「あ、はい!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「あの……生徒会長さん、名前は……」
「猫宮威風」
「名前呼びでええよ」
「じゃぁ猫宮先輩で」
「分かった」
「さっきはうちの生徒がごめんな」
「この学校いじめまみれで……」
「大変ですね」
「僕がクラスを明るく出来れば学校全体の雰囲気も変わるかなぁ……」
「それは大変やぞ」
「やっぱりそうですか……」
「一人じゃ大変だけど二人なら行けると思うやけど」
「それはどう?」
「猫宮先輩……!」
「二人でこの学校を変えましょ!」
「平和な学校にするんだ〜!」
「なんちゃって〜!」
「ッッ〜〜!?!?///」
「そうやな……///」
この瞬間、君の笑顔に俺は惚れた。
人生で初めて恋をした。
しかも同性に、
「変わったなぁ、俺」
「変わった?何がですか?」
「いや、なんでも無い」
「そうですか」
なんでも無いと言いながら俺は心拍数が上がり自分の心音が聞こえるほどだった。
《出会いがあれば別れもある》
初恋相手と離れ離れに……か、
ずっと一緒がいいなぁ……
なんて、叶うはずないか……w
Next⇨入学式(ほとけ編)
♡⇨10
💭⇨2
#紅花優人優人に申す⇨1
エピソード名を虐めまみれの学校で君に恋をした。入学式(いふ編)で投稿
主の雑談(飛ばしても結構)
こんばんは!「虐めまみれの学校で君に恋をした。」作者の紅花優人です。
入学式(いふ編)作るの何日かかったと思いますか?
3日です。めっちゃ頑張りました。
そして文章も頑張りました。
表現の仕方とか自分がこの小説の読者だったとしたらこれはこうかな?とか
恋愛青春物語慣れてないので……
これから応援していただければ幸いです。
毎日鬼投稿、この連載は結構気合入ってるので1日に出せるか出せないかなのでそこはご了承ください。
その分期待してくださっても大丈夫です!
期待に答えられるように頑張りますので
#紅花優人に申す
で感想を書いてもらえれば必ず見ます。
あと書く場合小説の雑談に出していいか書いてもらえれば嬉しいです。
お手数かけますが、よろしくお願いします。