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第5話
Start~
週末、私は日常組のメンバーと集まることになった。
場所は彼らが愛用する一軒家風のスタジオ。
リビングには大きなスクリーンとゲーム機材が並び、ぺいんとが早速ゲームの準備をしていた。
「今日のゲームはマインクラフト!静空さん、やったことある?」
「えっと、、動画では見たことありますけど、実際にプレイするのは初めてです」
恥ずかしそうに答えると、しにがみが微笑んだ。
「なるほど!初心者ですね!それなら僕たちがしっかりサポートするので安心してください!」
「でも、ぺいんとが変なこと教えないように気をつけないとね笑」
「え~?!そんなことしないって~!?w」
クロノアが冗談交じりに言い、全員が笑い合う中、トラゾーが私の隣に座った。
「最初は難しいかもしれないけど、一緒にやればすぐ慣れるよ。とりあえず、木を切るところから始めようか」
ゲームが始まると、私は画面に映るピクセルアートの世界に夢中になった。
操作がぎこちなく、木を切るつもりが空を殴ってしまったり、
キャラクターがひたすら回転してしまったりするたびに、メンバーたちの笑い声が響いた。
「静空さん、木を切るには斧を作らないと効率が悪いですよ!」
「斧ってどうやって作るんですか?」
私が混乱していると、しにがみが操作を教え、ぺいんとが
「じゃあ、この石炭も使っていいよ!笑」
とわざと遠くに投げたりする。
「ちょっとぺいんと!初心者をいじめるな!笑」
「ふふ笑」
トラゾーが私をフォローしながら笑い、私も少しずつゲームに慣れていった。
途中、ゾンビに襲われてパニックになる場面もあったが、トラゾーが駆けつけて救出してくれた。
「危なかったね。でも、よく頑張った!」
その言葉に照れくさそうに笑いながらも、心が温かくなるのを感じた。
ゲーム内の夜が訪れると、全員で拠点を作ることになった。
ぺいんとが壁を作り、しにがみが防御を固める中、クロノアは装飾に凝り始めた。
私は一生懸命木材を運び、トラゾーと一緒に家の屋根を作った。
「静空さん、ブロックをこうやって積むんだ。やってみて」
「こうですか?」
慎重にブロックを置く私を、トラゾーが優しく見守る。
やがて拠点が完成し、全員が画面越しに並んで記念撮影をすることに。
私のキャラクターはぎこちなく動いていたが、みんなで笑い合いながらスクリーンショットを撮った。
「初めての割にはすごく良かったよ!」
クロノアが褒めると、私は嬉しそうに笑顔を見せた。
ゲームが終わり、スタジオを後にする二人。
トラゾーが駅まで私を送る道中、私はぽつりとつぶやいた。
「マインクラフト、難しかったけどすごく楽しかったです。皆さんのおかげで、一緒に作った拠点が本当に特別なものに感じました」
「そう言ってもらえて良かった。静空さんの頑張りがあったから、いいチームワークだったよ」
トラゾーは一瞬立ち止まり、私に向き直る。
「また一緒にゲームをやったり、こうして話したりできたらいいな」
その言葉に驚きつつも私は微笑み、頷いた。
「私もぜひ、またよろしくお願いします」
二人の間に温かい気持ちが流れる中、夜風がそっと彼らを包み込んでいた。
next~第6話
【静空の日常】
質問~
ナレーション的なやつ、日常組メンバー呼び捨てで書いてるんだけど、さん付けとか書いたほうが良い?
教えてほしいんだけど、、
それと、はーとちょうだぃ、?
コメント
6件
これは俺の考えだけど、この作品読んでれば敬意があるのは伝わってくるし物語の文字のばらんす的にない方が世界に入りやすいならつけなくてもいーのかって思うかなあ?
ん〜…さん付けするかしないか、かぁ… ちょっとわからないな…ごめんね それと次回も楽しみ!