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「大丈夫かい、ゴブリン君」
今のは風魔法だな。
「ありがとうございます。」
現れた魔人の女性はニコッと笑って人間共を魔法で吹っ飛ばした。
「あなたは何者なんですか?」
俺の問いに魔人の女性は答えた。
「申し遅れました。風魔人のエアネイトといいます。」
エアネイトさんか。
「よろしくお願いします。俺はリオンといいます。」
「リオンはなんでこんなところにいるのかな?」
俺は正直に答えた。
「そうなんだ。復讐ねぇ」
エアネイトさんは少し不安そうな表情を浮かべて言った。
「それはオススメ出来ないね。かなり険しい道のりだと思うよ」
「だとしても俺は復讐する。しなきゃならない」
俺の覚悟にエアネイトさんは頷き、
「わかった」と、一言だけ言った。
「じゃあ気をつけなよ。またね」