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辰哉 「 っ、…… こーじ、… 」
学校からの距離が長くなかったため気になった先生達や街の人達がざわざわと集まってくる
向井 「 せ、先生… っ 」
亮平 「 辰哉っ、……!! 」
大介 「 あっ、こーじ、…!! 」
照 「 っはぁ、な、何があった、…って、み、みんな…? 」
警察 「 っ… 魔法少年、…っ、! 」
警察に見つかった魔法少年がピンチだと察した賢い怪物は大きな足音をたてて街へ向かう
辰哉 「 やばっ、怪物っ、…、!」
先生 「 待ちなさいっ、…… 」
向井 「 っ、…せ、んせ、… 」
先生 「 絶対に、… 倒して。 」
岩本 「 … せ、先生…! はい!絶対…!! 」
警察 「 追いかけろっ、!! まずは魔法少年を確保しろ!! 」
先生 「 まってくださいっ!!、 まだ、怪物がいるかもしれないので、
警察の皆さんは、全員、ここに居て下さい。 」
警察 「 やっ、… で、でも…… 」
向井 「 先生がお巡りさん足止めしてるから今のうちやで!! 」
警察 「いや、だからっ… 」
大きな音が街中に響く
警察 「 よし、いくぞ!! 」
辰哉 「 っ… はぁ、…… た、倒せた… 」
亮平 「 っ…… はぁ、っはぁ、… 」
大介 「 俺たち、すごいかっこよくなかった…? っはあ、… 」
向井 「 〜〜っ!! めちゃくちゃかっこよかったで、…!!! ? 」
警察 「 ぁ、いたぞ……!! 」
向井 「 あっ、… やばっ、… 」
がしっ、
辰哉 「 へっ、…!? 」
亮平 「 ちょっ、… ひ、ひかる、? 」
大介 「 な、 っ…… 危ないよっ、…?! 」
向井が辰哉をお姫様抱っこで走り出し、
岩本が亮平と大介を抱え走った
辰哉 「 ありがたいけどなんでこの体制なの〜!! 」
向井から離れようとしても手の大きさが違いすぎて力が入らない ⇽ 非力
亮平 「 ちょ、ひかる、恥ずかしいから…… ! 」
岩本の手をどかそうとするが、ピクリともしない ⇽ 非力
大介 「 …… 安定感ありすぎて寝れそう…… 」
亮辰 「 寝んな!!! 」
向井 「 いいから御二方は黙ってらっしゃい!! 」
辰哉 「 なんなのその口調〜!! 」
蓮 「 みんな…… 大丈夫そう? 」
向亮辰 「 だいじょぶじゃなぁぁ〜い… 」
向井 「 最後たつやくん抱っこしてガンダしたもん…… 」
亮平 「 照の手ずっとどけようとしてたもん… 」
辰哉 「 怪物とめちゃくちゃ戦ったもん… 」
大介 「 … んん〜 」 ⇽ 寝
亮辰 「 寝んな〜! 」
涼太 「 …… あ、 どうやら3人が戦った怪物がボス?みたい。 」
亮平 「 え、 」
辰哉 「 え、 」
ええええ!?
辰哉 「 ぼ、ボスって、…… もう怪物はいないってこと!?!? 」
亮平 「 にしても、弱くなかった? 」
涼太 「 …… 頭脳派なのかも 、 頭が良くても味方がいないと成功しないからね 」
辰哉 「 … 〜〜〜ってことは!?!? 俺たちは自由だあああああ!!! 」
大介 「 怪物撲滅大作戦成功したことを記念して!!!乾杯!!!! 」
翔太 「 お前らちゃんとジュースだよな? 」
向井 「 もちろん!! 」
岩本 「 未成年飲酒するような悪いコじゃないから 」
ラウ 「 … 笑笑
… ほんとに、よかったね。 」
ラウ 「 僕達… いや、まさか下級魔法使いが倒すなんて、思ってもなかったけど
とにかく、よかった… うん、… うん。 う、…… よかったああぁぁぁああ!! 」
辰哉 「 … らう… うわあぁぁあん!! 」
岩本 「 バカ親子 」
辰哉 「 今感動シーンなんだから邪魔しないでよ!! 笑 」
蓮 「 … 笑笑 」
皆と笑いあった夜は、暗くて怖かった夜とは違って、明るくて楽しい夜だった_
『 魔法少年… 次は逃がさない 』