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俺は今、rtさんの家に来ている。
それはなぜか…実況を撮るためだ(以上)
にゃーっと猫の鳴き声が聞こえる。
rtさん家の飼い猫だ。
rt「kyくん鳴かないでよ」
ky「俺じゃねぇよ」
rt「usとgtさん遅いね」
ky「確かに」
rt「てかなんでこんな早く来たの」
ky「なんとなく」
rt「俺に早く会いたかった?笑」
ky「なわけないでしょ」
rt「え〜酷い」
rtさんは、何かを取りだして猫の口元にそっと当てる。
ky「何それ」
rt「ちゅーる」
ky「俺もあげたい」
rt「じゃあ変わって」
飼い猫は嬉しそうにぺろぺろとちゅーるを舐めている。
ky「可愛い」
rt「当たり前でしょ舐めてんの?」
ky「どこにキレてんだよ」
rt「ちゅーる貸して、俺があげる」
ky「ちゅーるってよく見ると美味そうだな」
rt「kyくんも食べてみる?ちゅーる」
rtはちゅーるの先を俺に向けてにこっと笑う。
ky「食べるか」
rt「猫みたいだもん、ky」
ky「理由になってない」
ky「…」
ky「でも、どんな味なのか気になってきた」
rt「食べてみてよ」
ky「ちゅーるって人が食べるものじゃないけどね」
rt「でもうまそうだよ」
ky「…」
ちゅーるの袋から小さく出ているオレンジ色の液体に口を当てる。
ky「…ん」
ky「うまぁい」
rt「美味し?」
ky「うん」
rt「どんな味するの?」
ky「まぐろ」
rt「でしょうね」
俺はまたちゅーるの切り口に口をあてる。
味は悪くはないけど、謎に不吉な予感がするのは気のせいだろうか。
rt(俺ちゅーる持ったまんまなんだけど)
rt(てか、上から見たらkyほんとに猫じゃん)
rt(顎とか頭とか撫でてやろうかな)
rt(喜びそうだし)
ky(…なんか癖になってきた、この味)
ky「ごめん、無くなっちゃった」
rt「いいよ別に」
rt「猫みたいで可愛かったよ」
ky「うるせぇ」
rt「撫でてやろうか? 」
ky「そんな猫みたいなことして喜ぶわけ…」
ky「…」
rtは俺の頭を愛でるように撫でる。
rt「…ふっ笑」
rt「頭ちっさ」
ky「黙れ」
ky「あと、撫でるのやめて」
rt「顎の方が良かった? 」
ky「そんなんじゃない」
ky「usとかgtさんに勘違いされたらどうすんの」
rt「何に勘違いすんの?」
ky「それは…」
rtさんはにやっと鼻につく顔で俺の顎に手を伸ばす。
ky「だ、だから…」
ky「やめろって…」