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第10話#鬼の副長
※創作のため、本来の歴史と異なる点がある可能性があります。ご了承ください。
夕凪杏菜「」
春夏冬紬 {}
小鳥遊光希〔〕
近藤春政『 』
山南敬助〈〉
藤堂平助 []
井上源三郎〘〙
珍しく重い空気があった。
私たちは、井上源三郎さん、源さんと合流して、その足でそのまま土方歳三さんが眠る石田寺に向かっていた。
『、、杏』
いつもとは違うような春ちゃんの声だった。
「、、どうしたの?」
できるだけいつも通りの声を出すが、少し裏返っていたかもしれない。
『、、今から会う、土方さんは、厳しい方なんだ 』
「、、うん」
『、、もしかしたら、杏と紬をみて、攻撃してくるかもしれない』
「、、、」
『、、それでも来るのか? 』
あぁ、春ちゃんは、優しいから、紬と私を遠ざけようとしているんだ。
、、でもね、私は、
「、、行くよ」
『っ、そう、か、』
「、、だって、春ちゃんが守ってくれるでしょ?笑」
『!』
『、、おう!』
だって、あなたが守ってくれるって信じてるから。
〈、、全員行けるか?〉
〝うん/おう〟
『、、やっべ、緊張してきた』
〈流石に私も緊張する、〉
敬ちゃんが珍しくそんな事をいうので、私もかなり緊張している、、
『、、じゃ、行くぞ』
重い足取りで、私たちは、石田寺に足を入れる。
「ね、ねぇ、、こんな空気って重いっけ、?」
『、、いや、多分、副長だろうな、』
〘一応、俺らは下がっておく〙
〘二人に任せていいか?〙
「、、」『、、 』
「うん、!」 『おう、!』
ということで、私と春ちゃんだけで、ここから行くことになった。
『、、やっべぇな、』
「結構、雰囲気出てきたね、、」
『あぁ、、』
『、、なぁ』
「ん?」
『、、もし、副長が、、土方さんが、一緒に来てくれなかったら、、どうする?』
そんな質問を急にしてきた。多分、不安なのだろう。声はいつも通りの声には聞こえるが、いつもは持っていない鞘にしまった刀を左手に持っている。それに、手も少し震えているように見える。
「、、うーん」
「説得させるしかないんじゃないかな!」
『!』
『、、そうだな笑』
、、びっくりした。胸が痛い。これは、、
『!』
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『下がれ!』
そう言って、春ちゃんが私の前に急に出て、刀を鞘から出した。
カキィィン!!
《、、へぇ》
《久しぶりにしては、取れてんな、総司?》
そう言って出てきたのは、白く長い美しい髪を結んでいる男性だった_
『っ、杏下がれ!』
「う、うん、!」
私は数m下がり、邪魔にならない位置に行く。春ちゃんの声がいつもと違うことを感じ取り、この人が、『土方歳三』と分かった。
《、、女か》
《”また”同じことを繰り返すつもりか、総司 》
『っ、それは、っ、』
男性が後ろに下がり刀を鞘に戻す。
《帰れ、話はない 》
『っ、待ってください!』
『少しだけでも話を、!』
《無理だ。というか、今ので感じた》
《おまえ、まだ刀に恐怖があるのか 》
『っ、それ、は、、』
《わかったなら、とっとと帰れ》
『っ、、また、来ます、』
そう言って下がった春ちゃんをみて、私は何も言えなかった。
{あ、二人とも!}
{どうだった、?}
、、、、
〈….その感じだめだったか、〉
『…はい、』
「…あの、ごめん、何もできなかった、」
『いや、杏は、悪くない、』
、、気まずい雰囲気が出た。お互い、何も言えなかった。
〘….とりあえず、先帰ろか〙
「..うん、」
コメント
1件
うわ、重い空気がひしひし伝わってきた……。「鬼の副長」って呼ばれる土方さん、想像以上に厳しい人だったね。春ちゃんが刀に恐怖を感じてるって見抜かれたシーン、胸が締め付けられたよ。それでも杏ちゃんが「春ちゃんが守ってくれるでしょ?」って信じる姿が印象的だった。また来るって言ったから、次こそ説得できるといいな。次話待ってます🔥