なんでこういうのばっかり書くんやろ…
あ、ちょっと年齢いじってます。ほぼ同世代です(初期メンバーとtmrさん)➕tmrさんとsgiさんの出会いの場も変えます!
要するに過去も何もかも捏造⭐︎(何回やるねん)
御本人様とは一切関係ございません!
izwさんside
ふぅ…疲れた…。
今日は外での撮影が1本、メインチャンネルの撮影が2本。俺は最後の1本だけ出たけど、全部に出演した須貝さんが疲れからか、撮影が終わってすぐに俺にもたれかかって寝てしまった。
須「スーッ……スゥーッ…」
山「ふふ、寝ちゃった。」
伊「…でも、本当に変わりましたよね。」
福「そうだね。結構前は、こうやって近くで寝てくれることもなかっただろうし。」
伊「警戒心がとけて、俺達は安心出来ると思ってくれてれば良いですね。」
問「え?どういう事ですか?」
…何の話をしているか、分からないよね。
問「昔は…ここまで仲良くなかったって事ですか?」
河「仲良くない、なんてものなら良かったんだけどね…」
問「え?」
問の頭上に「?」が浮かんでるのが見える…。まぁそうだよね。正直、俺が問の立場だったらそうなると思うから。
伊「あれは…いつの事だったかな。」
初めて出会ったのは…日本じゃないんだ。
僕達が高校生クイズに優勝し、とある美術館へ行ったとき、出る時間を決めておいて誰1人守らなかったって話は割と有名だよね?実は、そこには、誰にも話していない秘密があるんだ。
伊「…(これがあの有名な…)…ん?」
親子連れや1人で来る人、友人と来る人…いろんな人がいる中、少し気になる人がいた。一応美術品を見ているけど、どこか寂しそうな…なんだか、背は高いのに、小さく見えた。
伊「…。」
美術館内では喋ったりしてはいけないけど、好奇心が勝ってしまい、つい話しかけてしまった。
伊「…こんにちは、お一人ですか?」
?「…そうですが。」
振り返ったその人は、目に光がない、いや、生きる気力がないといっても可笑しくない、今にもしにそうな目だった。
伊「っ…あ、貴方、高校生ですか?」
?「…そうですが。」
この人”そうですが”しか言わないじゃん!
伊「…その…どうしてここに?」
?「…別に。」
ちょ、そっけなさすぎる…まぁ他人に話しかけられていい気はしないよな…でも…どうしても、気になった。この人は…なんでこんな矛盾した雰囲気を感じるの…?背は高いのに、小さく見えるし、美術品を見てるのに、その目はまるで興味のないような目…。
伊「…僕と一緒に回りませんか?」
?「…はい?何のために?」
何のため…か。
伊「…何ででしょうね。貴方と回りたくなったもので。」
?「…変人ですね。」
ちょ、この人中々にトゲがあるぞ…。
伊「よく言われますよ…。」
?「…別に一緒に回ったところでなにも困る事もないし、いいですが。」
伊「ほんとですか!じゃあ、行きましょう!」
?「…。」
赤の他人だってことはもちろんわかっている。だけど、なんだかほっとけなくて。1人にさせたら、今にもしにそうだから…。
?「…これは…」
伊「これは◯◯が手掛けた作品ですね。」
?「…ほんとだ…そう書いてる…。」
伊「これ良いですよねー。」
?「…凄いですね。高校生ながら、その知識量。」
伊「!」
あれ?俺高校生だって言ったっけ?
?「…高校生クイズ大会の優勝者でしょう?貴方。」
伊「!知ってたんですか…」
?「まぁ、有名なので。」
この人、つかみどころのない不思議な人だな…。なんて考えながら俺は一緒に回った。ちょっとした豆知識も教えてみたりしていると、その人の目は少し、光が宿っているようにみえた。それがなんだか嬉しくて、いろんなところを回って行った。
伊「…ここが最後ですね。」
?「…へぇ。」
伊「これは、◯◯の作品ですね。かなり前に作られたとされていますが、真相は分かりません。」
?「…。」
伊「ふぅ…やっぱりこういう所にこれるのは中々ないから最高でした。」
?「…そっか…この人は…」
伊「?なにか言いました?」
?「あぁ、いえ。何も。」
伊「?そうですか。」
?「それでは…失礼します。少し…楽しかったです。」
伊「!」
ずっと無表情で、一切笑わなかった人が、今少しだけだけどはにかんだ。なんだかそれが嬉しくて、つい笑ってしまって。
?「…なんです?」
伊「いいえ、嬉しくて。」
?「嬉しい?」
伊「俺の話、長くなりすぎて友達みんな飽きちゃうんですけど、こうやって聞いてくれた人がいるのが嬉しくて。」
これは嘘じゃない。ほんとに思ってる。実際、雑談してる時にどうしても長々喋っちゃって回りが反応しづらくなったりする事が多かったからこうやって、聞いてくれたのは嬉しかった。そう思っていると…
田「伊沢〜。」
伊「お、田村〜。」
後ろから同じく来ていた田村も来た。すると…
?「田村…?」
伊「?どうしました?」
?「すみません、帰ります。ありがとうございました。」
伊「え、ちょ…。」
なぜか田村の名前を聞いた後、すぐさま離れるように出口へと向かっていった。
伊「…?」
田「…今の……。」
伊「田村、知ってる人か?」
田「いや…もしかしたら…なんてな。」
伊「…。」
あの人も、田村の事を知っていそうな反応だった…。なにか関係がありそうだけど…。
伊「…あの人、知り合いなのか?」
田「…そう見えたってだけ。」
伊「…その人さ、人を信じるのが怖いんじゃない?」
田「!?何で知って…」
伊「…もしあの人と、田村のいうやつが同一人物なら…と思ってさ。」
田「…あの人に、聞いたのか?」
伊「いや、違う。でも雰囲気で分かる。あの光のない目…。」
田「…多分、同一人物だな。」
伊「…俺、あの人が気になる。」
田「その言葉だけ聞くとただの恋したやつみたいだな。」
伊「何言ってんの??」
田「ジョーダンだって。じゃ、他の人と合流してでようか。それから話すよ。」
伊「…で、田村のいうやつとあの人が同一人物だと思ってるけど…」
田「まぁ、さっきはああ言ったけど、多分アイツだろうなって。」
伊「誰なの?名前聞いても分かんないだろうけど…。」
田「アイツは須貝、俺の友人だったんだよ。」
伊「…なんで過去形なんだ?」
田「…アイツが誰も信じられなくなったからだ。」
伊「いじめ…とか?」
田「そうともいえるけど、違う。アイツは……
大切な人に…裏切られたんだ。」
伊「裏切られた…?」
田「…俺もあんま詳しく聞いたわけじゃない。でも、元々アイツは明るくて、誰にでも優しくて…笑顔で、ほんとクラスの人気者だった。」
伊「それが…どうして…」
田「…アイツは人気が高過ぎて、一部の男どもが嫌ってたんだよ。大人も…先生もそうだ。アイツを失脚させようと必死だったらしい。まぁ、アイツは運動も勉強もできる最強キャラだったが。」
伊「嫉妬か…。」
田「そう。で、そっからがあんま聞かされてないんだけど、誰かの罠に嵌められて、周りが全員敵になったって。しかも、それを考えたのは…アイツが1番親友だと思っていたやつだったんだ。」
伊「!酷い…」
田「…大人も頼りにならないと悟り、アイツは大切だと思ってたやつからも裏切られ、心を閉ざした。俺にも何か出来る事があればと思ったけど…何も出来なくてさ。結局、アイツとは口を聞いてなくて。」
伊「…。」
確かに、言葉の節々から感じていた。一緒に美術館内を回る事を”楽しくなる”じゃなくて、”困る事はない”とマイナスな表現をしたり、簡素な返事しかしなかったり、どこか人に対してよくないイメージを持っている印象だった。
田「俺がアイツと同じ高校に通ってれば…そう思ったよ。何回も。」
伊「田村…」
田「…ただ、俺はもう一つ気になるんだ。」
伊「何?」
田「アイツは…知らない人と話す事を嫌うはずなんだ。でも、お前とは話せていた。それが気になるって事。」
伊「あれは俺が無理言って…」
田「アイツは、嫌なことは断るタイプだから、少なくとも乗り気ではあったんだろうな。」
伊「…。」
田「まぁいいや。いつか伊沢とも、もう一度会わせてやりたいし。」
伊「…だな。」
そんな事があって何年も経ち、仲間も増えてきて、これからどんな事をしようか、考えていた時だった。
田「なぁ、伊沢。ここには根っから明るい奴が必要だと思う。」
伊「急になんだよ…てか、今そんな暗いか?」
田「元気さがないだろ。だから、俺がいいやつ呼んどくから。」
伊「は、はぁ…ありがとう?」
田「…まぁ、お前も協力してもらうけどな。」
伊「?何にだ?」
田「アイツを本当の性格に…本当の姿に戻す為に。」
伊「アイツって、その呼ぶ人の事か?」
田「そう。お前ならまだ信用できるって思ってるみたいだからね。」
まだ信用できる?なんか、人を信じてないみたいな…。
田「…ま、会えば分かる。」
そして、飲み会の場。福良さんや河村さんを連れて来て、待っていた。田村が来なかったのはほんと謎。
…誰だろうって、思っていた時…
?「失礼します…。」
伊「…!あれ!?貴方…!」
?「…覚えているんですか?」
伊「はい、あの時の…!」
?「…そうです。」
河「ん?知り合い?」
伊「まぁ、そんなところですね。」
福「ところで、お名前は?」
?「…え、えっと…その…。」
伊「お久しぶりですね、須貝さん。」
?「!」
福「あ、知ってるの?」
須「…教えていないはずですが。」
伊「田村から聞きました。」
須「アイツ…教えるなと言ったのに…。」
伊「まぁ、いずれこうなっていたんです。いいじゃないですか。」
須「……。」
伊「それとも、偽名でも名乗る気でしたか?」
須「…ほんと、不思議な人ですね。貴方。」
伊「会った時にも言われましたね…それ。」
福「…ねぇ、伊沢。(小声)」
伊「?」
福「この人…明るい人なの?そんな感じしないんだけど…(小声)」
伊「あぁ…説明してませんでしたっけ。実は…
(カクカクしかじか…簡単に説明)」
福「!なるほどね…」
伊「…まぁ、座ってゆっくり話しましょう?」
続く
何で私は推しを人間不信にさせてしまうんだ…
あとなんで新しく書いてんだ後編書かなきゃいかんやつあるやん!!
最近私こんなんばっかやなぁ…。
あ、ちなみにこれ私の体験談です。流石に全部は同じではないですけど、友人だと思ってた人に「一緒にいるのやだー」とか言われてそれ以来ほんと人を信じるのやめました。初めから友人にならなきゃよかったのに。
あと、それだけで人信じるのやめるの?とか思われたくないんで言います。小学生の頃いじめにあって、ただでさえ人を信じるのが怖いのにやだーとか言われて傷つかない訳ないでしょ?
まぁ、そんなことはよくて…
閲覧ありがとうございました!
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