〇〇「まず初心者向けの回を観ていきましょう!」
ほん怖鑑賞会の始まり始まり〜
〇〇「画質悪、流石昔」
“タクシードライバーは語る”を観始めた
重「え…あの女性絶対幽霊だよな……!?」
「絶対幽霊だよな…!?」
〇〇「さぁ?どうだろ?」←普通にオチ知ってる
“タクシードライバーは語る”の最後ら辺
鬼蜘蛛丸「これって感動する感じですか?」
〇〇「それは最後まで観ないと分かりませんね」←全然オチ知ってる
皆安心してる所で
最後に女性の幽霊がタクシードライバーに語りかけた所で
兵庫水軍「うわあああぁ………!!!!」
予想外の展開に思わず叫んだ兵庫水軍
〇〇「わぉ、耳に響いた、いい声だね」
疾風「こんな結果予想外過ぎるだろ!!!」
誰よりも怖がる疾風
〇〇「これまだマシな方ですよ????」
「次はー」
疾風「まだ観んのかよ……!!!!」
〇〇「夜の始まりさ!」
「次はこれだな!」
“黒髪の女”の回を観始めた
〇〇「あ!あややだ!」
「私これちゃんと観れてないからしっかり目に焼き付けて観ないとな!」
白南風丸「目に焼き付けて観るものじゃないですよ……!!さっきのも怖かったのに…!!」
〇〇「あ、始まった」
赤い服着た黒髪の女がインターホンを押してるシーンを観る
鬼蜘蛛丸「(うわー…こういうの苦手だなー…)」
〇〇「髪サラサラじゃん、網問と蜉蝣さんがこの幽霊役しても違和感ないんじゃない?」
「肌白く塗ったりとかしてさ!」
網問「絶対やだ!!!!」
「俺と蜉蝣の兄貴が髪サラサラだからって絶対やらないからね!?」
〇〇「もう怖すぎてガチになってるじゃん」
「疾風さんやばいくらい震えてるw」
疾風「当たり前だろ!!!!!」
蜉蝣「疾風うるせぇ…」
〇〇「さっき叫んでビビってた人が何いってんだか…」
蜉蝣「うっ……」
正論を突かれた蜉蝣
〇〇「お頭も絶対ビビってますよね?」
お頭「び、ビビってないし!!!」
「俺は兵庫水軍の総大将だぞ!?」
「怖くなんかないぞ!?」
〇〇「山の中に1人でいられないほど臆病なのにですか?」
お頭「うっ……」
正論を突かれたお頭
お頭「ていうかなんで知ってるんだ俺が山の中に一人で居られないくらい臆病だって事!!」
〇〇「え?別の世界から来てるから分かりますよ」
航「何かどんどんこのピンポン?って音が近づいて来てない…?」
〇〇「あ、外出た」
間切「目の前にいるじゃねぇか…!!」
東南風「これで文句言えるなんざ度胸があるな、〇〇みたいだな」
〇〇「だろ?」
網問「関心してる場合じゃないでしょ!?」
舳丸「え…この体験者…外に行くんですか…?普通怖くて無理ですよ…」
黒髪の女が体験者のドアの前にいて顔が写ってるシーンを観た
疾風「きゃっ…!!!!」
〇〇「疾風さんのさっきの声高音過ぎません?」
由良四郎「びっくりした…お前の声で」
義丸「え…消えた…………?」
〇〇「またインターホン鳴らしてる幽霊」
鬼蜘蛛丸「そう言えば〇〇さん…濡れ女子の事はどうするのですか?」
〇〇「セルフ除霊して成仏させます」
「今ほん怖見てるのでやりませんが」
疾風「早くそのセルフ除霊ってやつしてくれよ!!!!」
「これ観ながら濡れ女子なんざ俺からしたら鬼畜で仕方がねぇんだよ!!!!」
〇〇「じゃあ一旦これ止めますので休憩タイムー」
テレビを止めて除霊の為にスマホを用意する〇〇
兵庫水軍「……………ん?」
白南風丸「それでセルフ除霊?出来るんですか?〇〇ちゃん」
〇〇「うん」
レッツゴー陰陽師を爆音で流し始める〇〇
(あらゆる困難が科学で解決する、この平成の時代)
(人々の閉ざされた心の闇に蔓延る簡魅智簡が存在していた。)
(科学のカではどうしようも出来ない、その奇っ怪な輩に立ち向かう)
(神妙不可思議にて胡散臭い男がひとり。その名は矢部野彦鷹、)
(そう、人は彼を陰陽師と呼ぶ)
悪霊退散! 悪霊退散!
怨霊、ものの怪、困った時は
ドーマン!セーマン!
ドーマン! セーマン!
直ぐに呼びましょ陰陽師
レッッゴー!
〇〇が真剣に踊る
義丸「終わりましたか?」
〇〇「いえ、最後にもう一曲」
「マツケンサンバIIまで踊らないと除霊されないから、知らんけど」
マツケンサンバIIを爆音で流し始める〇〇
叩けボンゴ響けサンバ
踊れ南のカルナバル
誰も彼も 浮かれ騒ぎ
光る汗がはじけとぶ
マツケンサンバIIを流し終わり
〇〇「お、肩が軽くなった!」
兵庫水軍「えぇ!?」
網問「あれだけで除霊されたの!?」
〇〇「陰陽師…マツケン…ありがとう………!!!」
「てか濡れ女子にも効果あったんだ」
「さて、ほん怖鑑賞の続きだよ!」
疾風「鬼畜ーーーー!!!!!」
黒髪の女の続きを観始め
〇〇「あの黒髪の女のせいで怪奇現象祭りだね」
白南風丸「怖い怖い怖い……!!」
〇〇「あ、風呂場に女だ!」
航「ぎゃっーー…!!!!」
重「ぎゃっーー…!!!!」
疾風「いやああ…!!!髪の毛ぇ!!!」
〇〇「毛皮弱すぎじゃん、間切の髪もちょっと引っ張っただけでぶちぶちぶち!!!!って取れそうだよね」
間切「俺は毛皮弱くねぇよ!!!!」
〇〇「寝る時に限って幽霊って現れるんだよなー、あるあるなんだよなー」
ベッドに黒髪の女がいるシーンにて
鬼蜘蛛丸&義丸「あ”あ”あ”あ”ーーー……!!!!!」
鬼蜘蛛丸が腰を抜かして義丸が鬼蜘蛛丸に抱きついてお互い大絶叫
網問&間切「ぎゃあ”あ”あ”ーーーー……!!!!!」
網問と間切が涙を流しながらお互い抱き合って絶叫
舳丸&重「………………、」
舳丸と重が反射的に布団に隠れ
東南風&航「……………………!!」
東南風と航が怖すぎるあまり耳を塞いで目を閉じて
由良四郎&蜉蝣「!?!?!?」
あまりにも唐突過ぎる恐怖に体がとんでもなくビクッとなる由良四郎と蜉蝣
疾風&お頭&白南風丸「………………………」
唐突に出てきた黒髪の女の幽霊の怖さに耐えられず気を失う疾風とお頭と白南風丸
〇〇「めっちゃ怒ってる」
「激怒スティックファイナリアリティープンプンドリームじゃん」
「幽霊役の人すげーなー…ある意味感動…」
「あややも凄い…」
怖がるどころか感激する〇〇
鬼蜘蛛丸「〇〇さんが凄すぎません…?」
義丸「感心してるし…」
〇〇「てか疾風さんとお頭と白南風丸意識なくない?」
舳丸「ホントですね」
重「もうホントにやだ………今すぐ寝たい……」
〇〇「これまだ始まったばっかだよ?」
重「もうやだ…!!」
網問「ねぇもう寝よ…!?」
〇〇「寝たら追加って言ったよね???」
網問「…………………最低!!!!!」
重「人間じゃねぇ!!!!!舳兄ぃに怒られる方がマシだ!!!!」
〇〇「何度でも言うがいいさ」
「あ、髪の毛置いて消えてやがる」
「やっぱ毛皮弱いんだなー」
「終わった終わった」
「白南風丸ー、お頭ー、疾風さーん」
「起きんかーーーー」
「次観ないのかいーん?」
「”もう一人のエレベーター”でも観るか」
お頭「え!?まだ観るの!?」
反射的に起きたお頭
〇〇「え、うん」
「別に私の手握ったり後ろに隠れて観たりしてもいいんですよ?」
「(何言ってんだよ私は馬っっっっ鹿じゃあないか相手は推しだぞこんなイケメンでもない私の手を握らせるなんて駄目じゃあねぇか!!!!!)」
お頭「え!?じゃあ隠れていいか?」
〇〇「意外と遠慮知らなかった」
“もう一人のエレベーター”の回を観始めた
〇〇「ボロい病院だな」
「こんなん出るに決まってるだろ」
航「出るとしても言わないで〇〇ちゃん!!!」
〇〇「これ観終わったらー、顔の道って回観ましょうよ!次で最後ですから!」
「ほん怖史上一番怖いんですよ!顔の道って回が!知らんけど」
義丸「疾風兄ぃ終わりましたね」
疾風「うるせぇ!!!!」
〇〇「いや黒髪の女の時より怖いですよ?」
「だからある意味私以外全員終わったって事ですよ」
地下一階に辿り着いて奥の扉が勝手に開いたシーンを観た
〇〇「勝手にドアが開いただけでも充分怖いけどなー」
由良四郎「何か奥から出てきてないか?」
〇〇「幽霊だよ」
エレベーターのボタンを連打してエレベーターのドアが閉まるが少し開いたままで幽霊がはっきりと見えるシーンを観た
網問「怖い怖い怖い怖い怖い怖い……………!!!」
間切「イワコデジマイワコデジマイワコデジマ……!!!」
〇〇「網問と間切うるさい」
舳丸「いなくなった…」
幽霊がいなくなって女子高生達がエレベーターから覗いた瞬間
女性の幽霊が右からいきなり出てきたシーンで
兵庫水軍「だあ”ああ”あ”ーー……!!!!!」
全員が絶叫し、一部が腰抜けた
〇〇「これで怖がってどうするんです?顔の道はこれ以上に怖いですよ?」
「あと最後の一つ観終わったら寝れますから頑張りましょう?」
白南風丸「〇〇ちゃん強すぎませんか…!?」
「何観ても平気じゃないですか…!!」
怖すぎるあまり半泣きになる白南風丸
〇〇「あー、白南風丸、そんな泣かなくても」
「ほら、こうしたら怖くないじゃん?」
〇〇が白南風丸と距離を詰め白南風丸の右手を握った
白南風丸「……!!はい!」
〇〇「(ちょっと待てつい無意識で白南風丸の手握ってしまった私馬鹿超えて阿呆突入しちまったわ白南風丸の手って私と変わらない大きさなんだてかちょっと震えてないか可愛すぎんだろぶち犯すぞつーか私の手を握り返してんのも罪だぞお前これで私死ぬかもしれないんだぞあったけー手だなおいお前がどんだけ優しいのかが伝わるぞくそ義丸と同じくらいモテてもいいだろお前)」←早口
と、褒めてるのか悪口言ってるのか分からない愚痴(?)を心の中で喋る〇〇
網問「怖いから皆でギュッってなろうよ…!!」
なんて網問が言い出し
〇〇「(は?は?は?は?は????????)」
「(推し達がこんな私をサンドイッチすんの???)」
皆で押しくら饅頭になり
疾風「この方がマシなのなんなんだよ」
〇〇「(左に白南風丸、右に重。)」
「(で私は中心。)」
「(推し達に押しくら饅頭されるなんて押しくら饅頭じゃなくて推しくら饅頭じゃあねぇかよ)」
「(まぁいっか)」
「じゃ、顔の道の回つけますねー」
“顔の道”の回が始まった
〇〇「釣りかー10歳の時にじいちゃんと兄貴と行ってたなー」
「懐かしすぎて涙が出ない……」
間切「出ないのかよ」
疾風「お化けぇえ……!!!!」
〇〇「いや別に消えるから問題ないですよ」
電話ボックスの中に女性の幽霊がいて通り過ぎるシーンを観た
白南風丸「襲ってきませんよね…?あの幽霊…」
〇〇「襲わん、大丈夫、他の幽霊が出てくるけど」
航「えっ無理なんだが!?」
〇〇「なんの為に押しくら饅頭したんだよ」
「てか佐藤健イケメソ、電王の時の佐藤健はくっそ可愛いけど」
由良四郎「でんおう?」
〇〇「仮面ライダーです」
〇〇「民家に行くんか」
東南風「いかにも出そうな家だな」
〇〇「正解、出るんだよ」
鬼蜘蛛丸「もうやめてくださいよ…」
義丸「絶対さっきよりも怖い幽霊が出ますよね…?」
〇〇「出るよ、ちなみに私は便秘だからうんこ出るとしてもちっせぇうんこしか出ないよ」
蜉蝣「汚えな、もうちょい遠回しに言うとかないのか?」
〇〇「小石レベルのちっせぇ大便がよく出てまいりますわ?」
蜉蝣「全然遠回しじゃねぇだろ」
〇〇「遠回しのつもりなんだけどなー?」
階段から生首のない幽霊が出てくるシーンの前で
お頭「ここホントに人住んでるのか…?」
〇〇「住んでますよ、人外が」
網問「やめて!?」
舳丸「階段から何か降りてきてませんか…?」
階段からデケェ生首のない幽霊が降りてくるシーンにて
〇〇「身長高えな」
重「生首がない……!!!」
〇〇の右腕にしがみつく重
白南風丸「わ、わあ………」
白南風丸が〇〇の左手を握って顔を隠す
〇〇「(おいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおい汚え私に触れて肌が汚れたらどーすんだせっかくイケメンに生まれたのに何を四天王お前らてか白南風丸ちいかわになってなかったか可愛すぎんか)」←早口
体験者が車に入って彼女をビンタして起こして急かすシーンにて
〇〇「これねー、多分皆失神するんじゃあないかって思うんだよねー」
義丸「ちょっ、ちょっと待ってそれはどういうことですか…?」
〇〇「さぁー?どういう事でしょうかー?」
体験者が車にエンジンをかけてライトをつけた瞬間でかい顔が目の前にいるシーンにて
兵庫水軍「うあ”あ”あ”あ”あ”ぁ”ぁ”ーーーー!!!!」
見事に大絶叫、何人か泣いてる
〇〇「手型いっぱい受けるwww」
ほん怖鑑賞会が終わり
〇〇「いやー!楽しかったねー!」
兵庫水軍「楽しくない…!/楽しくないです…!/楽しくねぇ…!」
疾風「お前俺を殺す気かよ…!!!」
「何回か死にかけたんだぞ…!!!!」
〇〇「驚きすぎて死ぬなんて早々ありませんよー」
「ただ私は疾風さんのお化け克服を手伝おうかと」
疾風「いらねぇよ…!!!!」
〇〇「でも皆って案外ビビりだよねーって改めて思いました!」
「そういう所も可愛くて好き!!流石私の推し達!!」
「また観ましょうね!」
兵庫水軍「絶対嫌だ……!!!」
疾風「厠行けなくなるだろうが…!!!!」
〇〇「えーー?つまんねぇーのー…」
コメント
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凄く面白いです!!続きお待ちしています!!