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僕らの暑く長い夏
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8月8日
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僕の部屋の扉に向かってくる足音が聞こえる
「ふたりともぉ!!」
「どうしたの?」
「あれ?ハルはぁ?」
「ついさっき今三者面談に行ったよ」
「あ〜あのめんどいやつなぁ〜」
「景くんはもう行ったの?」
「おん!この間会えなかった日!」
「あ〜、あの日か。…てか、2人共今年受験があるんだね」
「あー、そやなぁ」
「…僕と一緒にいるの、迷惑かなぁ…」
目の前に景くんがいるのにどうしても本心が口から漏れてしまった。はっ、と気付いた頃には景くんがこっちをじっと見ていて、何故だかどうしても今すぐこの場から消えたくなった
「……なんでそう思うんだ?」
「なんでって…そりゃ、受験勉強必要だろうし…夏休みから本格的に頑張らなくちゃでしょ?」
「んー、俺はんな事ねぇけどなぁ、つか、とーじろーもずっと一緒にいた方が楽しいし!」
景くんは、罪な人だと思う。思った事をズバズバ言って、時には人を傷つけるかもしれないけど、時には人を幸せにしてくれる。
世辞だろうが本心だろうがハッキリと一緒にいて楽しいなんて、そうそう言えない、言わないのに…その笑顔からは世辞だなんて感じられなくて、どうしても照れてしまった。
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数時間が経ったあと、もう一度僕の部屋の扉に向かってくる足音が聞こえてきた。
「またまたお邪魔します…って、景」
「うぃ〜ハルおかえりぃ!」
「おかえりってお前の家じゃないだろ…」
「あはは…あ、晴くん、三者面談どうだったの?」
「まぁまぁかな。褒められる事も無く叱られる事もなく…って感じ。」
「なるほど…」
「嘘だろぉ!?俺めちゃくちゃ怒られたんですけどぉ!?!?」
「ちなみに理由は?」
「遅刻と授業中に寝てる事と提出物少ない事」
「それは怒られて当たり前だろうが」
「それはそうだね」
「んでだよぉ…でも俺比較的いい子してたんですけどぉ……」
「夜は悪い子だけどね…」((ボソ
「おいハル何つった」
「別にぃ?」
「確かに最近ヤダイヤ駄目が増えてきた気が…」((ボソ
「とーじろ??おい???」
「なんでもないよ」
「なんかあるやるなんよ。…いーもんっ、俺当分2人ヤんねーから…」
「最終的に景が不足になって誘ってくる奴。」
「ありがち〜」
「うるっせぇ!!!!!////」
てか景くん結局最初何を言いに僕の部屋に来たんだろう…